英語の話ー。
生まれることに関する「born(ボーン)」や「bear(ベア)」という単語に関しての話です。
前置き。
もうすぐハロウィン*1ですし、なんか関連ネタないかなーとか思ってたら
「骨(ほね)」*2という意味の「bone(ボーン)」という単語が目に入りました。
ハロウィンでは骸骨(がいこつ)の「スケルトン」もキャラクターになっていることも多いですね。
でも今回のメインはこれではなく、似た発音の「born(ボーン)」という単語です。
「生まれながらの」とか、「be born」という「受身形(うけみけい)」にして「生まれる」という風にして使うことが多いです。
「なんでわざわざ受身形にして使うの?」と思うかもしれませんが、
この「born(ボーン)」は「bear(ベア)」という動詞*3の過去分詞形だからです。
「bear(ベア)」が「生む」という意味を持っているので、
「母が私を生んだ」→「私は母によって生まれられた(産まれた)」ということで受身形みたいな。
ここら辺に関しては「吉野弘」さんの『I was born』という詩*4があり、教科書に載っていることもあるので、知っている方もおられるかもしれません。
まあ少なくとも、赤ちゃんの時は自力では育つことはできないので、
生きてきた、ということは誰かに何かしら世話をされてきた、ということでもあります。
…色んなケースがあるので、そこに必ず「愛」*5があったとは限りませんが、
何かを望まれてきた、ということはできるかもしれません。
人生の中で、ふと「生まれてきたことの意味」に悩むこともあるかもしれませんが、
そんな時は、上に書いたようなことを思い出してみてもいいかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「生む」という意味の「bear(ベア)」は「耐える」という意味もあります。
出産(しゅっさん)はすごい痛みを伴い、命を落とす人もいることを考えると、
まさに「生む」ことは「耐える」ことと言えるかもしれません。
そこら辺に関しては第2期が始まったドラマ『コウノドリ』を観るといいかもしれません。
追記2
ちなみにタイトルに関連のある有名な曲では「QUEEN」の『I WAS BORN TO LOVE YOU』があったりします。
聞いてて気持ちのいい曲なのでおススメです。
追記3
ちなみに「bear」には同じつづりで「熊(くま)」*6という英単語もあります。
なので「私はクマを生む」というのは「I bear a bear(アイ・ベア・ア・ベア)」になるかもしれません。
…適当に考えた文なので多分正しくはないでしょうが。
そして「私はクマに生まれクマを生む」というのは「I was born in a bear and bear a bear(アイ・ワズ・ボーン・イン・ア・ベア・アンド・ベア・ア・ベア)」、
「bone(ボーン)/骨」と組み合わせて仮に「骨クマ」という種族がいるとすると
「私は骨クマに生まれ骨クマを生む」という文は「I was born in a bone bear and bear a bone bear.(アイ・ワズ・ボーン・イン・ア・ボーン・ベア・アンド・ベア・ア・ボーン・ベア)」になるかもしれません。
…うん、訳が分かりませんね。
*1:「ハロウィン」については 7/26 英語:treat/モンスター、ハロウィン、そしてトリートメント! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「骨(ほね)/bone(ボーン)」については 1/9 英語:素材(そざい)/生物(せいぶつ)系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「動詞(どうし)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「詩(し)」については 7/2 国語:ジ・オグラ・アンソロジーとポエムズ ~百人一首~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「愛(あい)」については 4/9 社会:お金と価値と愛(あい)の話 ~give me money, give me love~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「熊(くま)/bear(ベア)」については 5/26 歴史:熊(くま)/金太郎と、大統領と、映画出演!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。