英語+生活の話ー。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
クリスマス*2が近いこともあって、
テレビやお店ではいろんな「ケーキ」の広告やCMを見たりしますが。
よく見るものの中には「フォンダンショコラ」というものがありますね。
ざっくり言うとチョコレート*3ケーキなのですが、温めると中から蕩けたチョコレートソースがこぼれ出てくる、という特徴があります。
で、このケーキの名前の「フォンダン」って何だ?と思ったのでちょっと調べてみました。
まず名前ですが、Wikipediaでは「フォンダン・オ・ショコラ(フランス語: fondant au chocolat)」となっていました。
フランス語がつかわれているので、フランスから来たお菓子だと思われます。
で、「フォンダン」の部分は「溶ける」という意味からきているようなのですが、
クリーム状にした砂糖の衣のことを、お菓子の世界では「フォンダン」というそうです。
例えばエクレア*4の上の方に乗っている部分がフォンダンだったりするようですね。
(砂糖水を煮詰めて作るようです。)
ネットによれば、和菓子の世界では「すり蜜」というそうですが、
でも「すり蜜ショコラ」というとまたイメージが違ってきそうです。
クリスマス前は、他にも色んなお菓子やケーキなどの名前を見たりするかと思いますが、
それらを調べてみると、また面白い発見があるかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
他にもチョコレートケーキで有名なものに「ザッハトルテ」というものがあります。
これはチョコレートケーキに杏(あんず)のジャムと、クリームを添えて食べる物なのですが、
オーストリア*5の料理人「ザッハー」さんや、彼の息子の開いた「ホテル・ザッハー」に由来するそうです。
◆用語集
・フォンダンショコラ:
関連用語:「チョコレートフォンデュ」*6、「カカオ」*7、「カカオ豆」、「ココア」
・フォンダン:
フランス料理には「フォン」*8というものもあるが、これは「出汁(だし)」の一種でありまた別のもの。
・杏(あんず):
バラ*9科サクラ*10属の落葉樹。
英語では「apricot(アプリコット)」。
人の名前に使われることもある。
関連用語:「梅(うめ)/Japanese apricot」*11、「マルメロ」*12
*1:「ケーキ」については 5/30 生+英:「お餅(おもち)」はケーキですか? ――はい、「ちくわ」もケーキです - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「クリスマス」については 11/20 英+歴:クリスマス/「Christmas」と「Xmas」の話 ~イエスと十字架~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「チョコレート」については 9/10 数学+英語:英語の「関係代名詞(かんけいだいめいし)」と数学の「かっこ」、あとラノベの「ルビ」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:お菓子の「エクレア」については 7/21 生+フラ:あなたは「エクレア」が怖いですか? ~お菓子の「エクレア(éclair)」と「éclair(エクレア)/雷」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「オーストリア」については 12/19 社会:お姫様(おひめさま)と一狩り行こうぜ! ~姫(ひめ)のイメージと実際~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「チョコレートフォンデュ」については 2/13 こころ+英:「大好き」と「溺愛(できあい)」は「紙一重(かみひとえ)」? ~形容詞「fond(フォンド)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「カカオ」や「カカオ豆」、「ココア」については 2/14 生+ギリシャ他:「チョコレート」も「神(かみ)の食べ物」ですか? ~「カカオ豆」と「Theobroma(テオブロマ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:フランス料理の「フォン」については 12/29 家庭科:この「コンソメ」は「ブイヨン」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「バラ」については 4/14 理科:バラはバラでも「砂漠(さばく)のバラ」! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「サクラ」については 5/27 国語:花(はな)の王、花の宰相(さいしょう)、花の神(かみ)!(5・7・5っぽい) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:「Japanese apricot(ジャパニーズ・アプリコット)」とも呼ばれる「梅(うめ)」については 5/26 理科:「梅雨(つゆ)」の話メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:バラ科の植物・果物である「マルメロ」については 10/16 生+英:「マーマレード」は「マルメラーダ」ですか? ~「マルメロ」のジャムの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。