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理科+生活+体育の話ー。
マッスルパワーだけで決まるわけではありませんが、大きく左右されるようです。
テレビ番組『チコちゃんに叱られる!』からの紹介で、
魚(さかな)*1の赤身(あかみ)・白身(しろみ)と、筋肉(きんにく)*2の関係の話です。
前置き。
筆者は今朝テレビ番組『チコちゃんに叱られる!』を見てたのですが、
そこで魚の「赤身(あかみ)」や「白身(しろみ)」について紹介していました。
例えば魚の「マグロ」とかは肉が赤くて、「ヒラメ」とかは肉が白い、みたいな感じですね。
これは簡単に言うと、筋肉の種類によって変わるようです。
例えば「長く泳ぐための筋肉」が多いと「赤身」、
一方で「瞬発力(しゅんぱつりょく)…パッと泳ぐ力のある筋肉」が多いと「白身」になるのだとか。
これらの筋肉はそれぞれ「赤筋(せっきん)」(red muscle)、「白筋(はっきん)」(white muscle)と呼ばれるようです。
どちらが多いかは、魚のスタイルによって違う訳ですね。
言ってみれば、持っている筋肉(マッスル)の力(パワー)のタイプ…、
マッスルパワーによって魚の色が変わる、といえるかもしれません。
ちなみに、魚の中の、赤筋の割合がある一定以上だと「赤身魚(あかみざかな)」と呼ばれるようなのですが。
上記番組中では「サンマ」*3が「赤身魚」に分類されることを紹介していました。ちょっと意外ですね。
またWikipediaで見てみると、
ピンクやオレンジっぽい肉の「サケ(鮭)」や「マス(鱒」は、分類上では「白身魚」に入るようです。
肉の色は食べている「甲殻類(こうかくるい)」…つまりエビとかカニとかが含む「アスタキサンチン」という成分から来ているそうで。
それを取らないとサケなども肉は白くなるようです。ちょっとびっくりですね。
(ちょっと違いますが、動物の「フラミンゴ」も似たような感じですね)
※
赤とか白とか、またそれ以外で色が変わるとか、ちょっと複雑ですが。
ちなみに人間にも「赤筋」や「白筋」はあるようです。
一口に「筋肉を鍛える」と言っても、どちらを鍛えるかでも違う訳ですね。
またさらにこれらの筋肉と、「筋肉質に見える筋肉」(いわゆる「見せ筋」)の鍛え方は、また違うかもしれません。
夏本番が近づいてきて、あなたがもし身体を鍛えたくなったら。
魚の赤身や白身をイメージしつつ、自分がどの筋肉を鍛えたいか、考えてみてもいいかもですね。
上手くいけば「筋肉の力(マッスルパワー)」で、人の見る目の「色」も変わるかも?
まあそんな感じで~。
関連用語:「大トロ」*4、「中トロ」、「インナーマッスル」*5
追記
あと魚に関して言われる「青背(あおぜ)の魚」というのは、上の「筋肉」とはまた別の話らしいです。
◆用語集
・赤身(あかみ):
魚や肉の赤い身の部分のこと。
関連用語:「大腰筋(だいようきん)」*6、「ヒレ」、「霜降り肉(しもふりにく)」*7、「アジ(鯵)」*8
・白身(しろみ):
*1:「魚(さかな)」については 1/9 英語:素材(そざい)/生物(せいぶつ)系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「筋肉(きんにく)」については 6/10 理科:武器(ぶき)と筋肉(きんにく)と位置エネルギー - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:魚の「サンマ(秋刀魚)」については 8/30 国+ゲーム:【30000アクセス記念アホ企画】全てをサンマにつなげてみる!? ~「とにかく・サンマゲーム」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「大トロ」や「中トロ」については 6/10 英+音:「アウトロ」、「ビントロ」、「トロットロ」!? ~色んな「~トロ」という言葉~ - のっぽさんの勉強メモを参照。
*5:「インナーマッスル」については 7/1 体+英:「インナーマッスル」の話メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「ヒレ」といも言われる筋肉「大腰筋(だいようきん)」については 11/10 生+英他:ヒレカツの「ヒレ」と魚の「ヒレ」の話! ~「Filet」、鰭(ひれ)、もう一回「Filet」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:肉の状態の一種「霜降り肉(しもふりにく)」については 7/11 生+英他:「霜降り肉(しもふりにく)」は「大理石(だいりせき)」ですか? ~「marbled beef」と「marble」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:赤身と白身の味を併せ持つともいう魚「アジ(鯵)」については 7/16 生+国他:「アジ」の「刺身(さしみ)」は「鳥(とり)」ですか? ~魚の「アジ(鯵)」と、鳥の「アジサシ(鯵刺)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。