生活(家庭科)+歴史の話ー。
今だとケチャップは「醤油(しょうゆ)」*1ではないのですが、もともとの意味ではあってたりするようです。
テレビ番組『チコちゃんに叱られる!』で扱っていた
調味料の「ケチャップ」についての話の紹介です。
何故か眠いので、簡単に。
前置き。
いわゆる調味料の「ケチャップ」というと、
(日本では)赤くてトマト*2が使われているものを想像するかと思いますが。
今朝NHKのテレビ『チコちゃんに叱られる!』という番組で見た話では、
「ケチャップ」は元々「トマト」を使ったものではなく、
「魚醤(ぎょしょう)」…つまり魚(さかな)で作った醤油(しょうゆ)を指すものだったらしいです。
そもそも材料が全く違いますね。
何でも、最初は①「中国」辺りに「コエ・チャプ」みたいな名前の調味料があったそうなんですが。
それがやがて②東南アジアに伝わり、③イギリス*3に伝わり、
そこから④アメリカに伝わって、トマトが使われ、今でいう「トマトケチャップ」ができたみたいですね。
なんかトマトの酸味(さんみ)がちょうどよかったらしいです。
※
どこから「ケチャップ」とするかは難しいところですが、
捉え方によっては「ケチャップとは(魚で作った)醤油である」という言い方もできるかもしれません。
今の日本の感覚では全く違うもの、って感じもしますが。
今でもトマトじゃない「ケチャップ」は各地で使われているようなので、
海外旅行の時などに「ケチャップ」の使われた料理を頼むときは、少し注意した方がいいかもしれません。
美味しくても、またちょっとイメージの違うものが出てくるかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・ケチャップ:
関連用語:「ソース」*4、「ウスターソース」、「ディップ(dip)」*5
・トマトケチャップ:
関連用語:「マスタード」*6、「からし」、「ホットドッグ」*7、「ウィンナー」*8
*1:調味料の「醤油(しょうゆ)」や「魚醤(ぎょしょう)」については 2/27 家庭科:黒くない「醤油(しょうゆ)」、豆じゃない「しょうゆ」!? ~「白醤油(しろしょうゆ)」と「魚醤(ぎょしょう)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:野菜の「トマト」については 6/17 英+理+家:野菜(やさい)に関する英単語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「イギリス」については 6/11 地理:テストによく出る国名・都市名!?(仮) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「ソース」や「ウスターソース」については 6/27 英+生他:ニュースソースとウスターソース! ~二つのソース~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:食材に軽くつけるソース「ディップ(dip)」については 9/6 生+英他:「ディップ(dip)」は「ソース」で「水泳(すいえい)」ですか? ~「dip」の色んな意味の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:調味料の「マスタード」や「からし」については 10/6 生活+英語:「マスタード」と「和からし」についての話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「ホットドッグ」については 5/2 社+英:ネイティブアメリカン、うさぎ、そしてホットドッグ! ~「コニーアイランド」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:肉の加工品「ウィンナー」については 12/17 英+家他:これは「ウィンナー」入りのコーヒーですか? ~「ウィンナー」と「ウィーン」と「ウィンナーコーヒー」!~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。