英語+ゲームの話ー。
2つの英単語から1つを選んで覚えてみる、
自作ゲーム(※)『英語カードゲーム・2pick』の話です
※今回のネタは、カードゲーム『シャドウバース』の「2pick」というシステムを参考にし、また名称をお借りしております。
が、当然ながら非公式のものです。またあくまで仮名なので、ご了承を。
前置き。
この1・2月は受験(じゅけん)のシーズンですね。
筆者の周りでは、「英語が苦手」という話をよく聞きます。
その中で結構多いのが、「英単語(えいたんご)」を覚えていないケースですね。
例えば「重要英単語100語」というような教材・問題集もありますが、
英語があまり得意でないとなかなか辛いようです。
「100個をいきなり覚えなきゃいけない」感じがするようで、
あんまりやる気にはならないようです(苦手な教科ならなおさらですね)。
なので「自分で、学ぶ単語を少しずつ選んでみたらどうか?」というようなことを思いまして、
ゲーム的に考えてみました。
名づけて『英語カードゲーム・2pick』!
ゲーム名:☆『英語カードゲーム・2pick』
◆ルール
①まず、何か2つ英単語を用意します。
何でもいいのですが、反対のものだと良いかもです。
例えば「dog(ドッグ)/犬(いぬ)*1」と「cat(キャット)/猫(ねこ)」とか。
②2つのうち、どちらを覚えるかを選択します。
③選んだ方を紙に書いて、覚えてみましょう。
単語帳の紙だとさらに良いかも。
④上の作業を何回か繰り返すと、カードゲームの「デッキ(山札)」っぽいものができます。
単語帳の紙に書いた場合は、そのまま単語帳として使えるので便利ですね。
…って感じですね。
説明が後になりましたが、
ネットカードゲーム『シャドウバース』には、「2pick」というシステムがありまして。
これはランダムに表示される2枚のカードから1枚を選んで、
その場で「自分だけのデッキ」を作っていく、というものですね、
同じように、2つ表示された英単語から
「自分だけの英単語デッキ」を作ってる気分になれないか?
と考えたのが、今回『英語カードゲーム・2pick』です。
(名前を変えたら良かったかもですが、思いっきりシステムを参考にしているので、いっそそのまま借用しました。すみません)
まあ「選ぶんじゃなくて、全部覚えようよ!」と思われるかもしれませんが、
英語が苦手な時、面倒くさい時にはなかなかできないかもしれません。
どれかの単語に興味があればいいですが、それを自分から探すのも難しいかも。
なのでせめて「この単語は自分が選んだ!」ということをとっかかりに、
英単語を意識できないかなーと思った感じです。
思い付きのゲームではありますが、苦手な方はちょっとやってみるのも良いかも?
まあそんな感じで~。
追記
では試しに、3回ほど「2pick」(略)をやってみましょう。
選択肢を用意したので、その中でAかBか好きな方の単語を選んでみてください。
選択肢①:「色(いろ)」
A:「赤(あか)/red(レッド)」
B:「青(あお)/blue(ブルー)」
選択肢②:「大小」
A:「大きい/big(ビッグ)」
B:「小さい/small(スモール)」
選択肢③:「生物」
A:「竜(りゅう)/dragon」
B:「不死鳥(ふしちょう)/phoenix(フェニックス)」
…どうでしょうか?
選んだ単語は3つだけですが、その組み合わせは人それぞれかと思います。
これを色んなジャンルでやってみると、さらに個性*2が出るかもしれませんね。
「味の好み」とか、「海と山、どっちが好き?」とか。
ちなみに5~7回選んでみるとカードゲームの初期手札枚数(5~7枚)っぽくなり、
30~60回選んでみるとカードゲームの山札枚数(30~60枚)っぽくなったりします。
選択肢をたくさん作るのが面倒、という場合は教科書から適当に選んでみるといいかもしれません。
追記2
ちなみにカードゲームでは、新しいカードの「追加パック」が発売されることがありますが、
それを上記の『英語カードゲーム・2pick』に当てはめて考えることもできます。
例えば英語の授業では、新しい章では「新しい英単語」に出会うことが多いです。
それを「また新しい語覚えなきゃ…めんどくせえなあ…」と思うだけでなく、
「新カードパック発売、来たー!」と考えてみると、ちょっと楽しいかもしれません。
新単語が30個追加されたら、「新カード30枚追加」みたいな。なかなか大盤振る舞いですね。
また、当ブログの記事を利用することもできます。
当ブログでは今まで「金曜日の英語セブン」という企画で、金曜日に7つくらい(+α)の英単語を紹介してきました。
それらをそれぞれ「カードのパック」と考えると「7枚入りのカードパック」っぽい、といえるかもしれません。
なので、どこかから適当に単語を選んでみると、ちょっとだけ「カードパックを買って、開封している」感があるかも?
あとは辞書を適当に開いて、見えた単語を勉強してみる「辞書ガチャ」という物も考えられますが、
これは選んだ単語がテストに出ない確率も高いので、ちょっとリスクがあるかもですね。
やるなら「教科書ガチャ」くらいにしとくといいかもしれません。
関連記事:『100個の英文を作れるようになる!?』*3
関連自作ゲーム:『ワクワク・ニューステージ』*4
*1:「犬(いぬ)」については 12/29 国+理:「犬(いぬ)」も「侍(さむらい)」になりますか? ~「犬侍(いぬざむらい)」と「文化(ぶんか)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「個性(こせい)」については 11/10 英語:個性(こせい)、この分かちがたきもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:詳細は 12/12 英語:100個の英文を作れるようになる!? - のっぽさんの勉強メモ 参照。
*4:筆者の自作ゲーム『ワクワク・ニューステージ』については 9/28 学+ゲーム:勉強の「新しい分野」を楽しくするゲーム!? ~ゲーム「ワクワク・ニューステージ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。