理科+国語の話ー。
「お腹が空きすぎて、雲も焼き魚に見える…」という話ではありません。
秋によく見る細かい雲の集まり「うろこ雲(鱗雲)」と、
その別名である「いわし雲」や「さば雲」などの話です。
寒くて体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
この頃外を歩いていると、
空に「うろこ雲」を見たりするので、その関連の話を。
※
まず「うろこ雲(鱗雲)」とは、雲(くも)の一種ですね。
小さい雲が集まって、魚の「うろこ(鱗)」のように連なっている感じです。
正式名称は「巻積雲(けんせきうん)/絹積雲」というようですね。
(学術名の「cirrocumulus」も、この正式名称の意味に関連する感じのようです)
そんな「うろこ雲」について調べてみると、別名も色々あるようで。
国語辞典やWikipediaによれば、「いわし雲(鰯雲)」、「さば雲」なんて呼び名もあるようですね。
魚の「イワシ(鰯)」や「サバ(鯖)」の鱗などを連想(れんそう)する、ということと思われます。
なので空に「うろこ雲」を見た時は、
「あの雲は『いわし(雲)』で、『さば(雲)』!」とも言えるかもですね。
空をいっぱい魚が泳いでる感じがして、ちょっと楽しいかもです。
…魚嫌いの人にとってはアレかもですが。
※
筆者は今まで、「うろこ雲」について深く考えてきませんでしたが、
「いわし雲」や「さば雲」という名を知ると、少し魚の種類も気になりますね。
ちなみにうろこ雲は「秋(あき)」によく見る雲のようなので、
今の季節(秋)に見ることも多いかもしれません。
なので今度「うろこ雲」を見ることでもあれば、
「あれは『いわし』か『さば』か、どっちっぽいかな…」とか、
あるいは「『絹積雲』の名からすると、『絹(きぬ)』っぽい?」とか、
そんなことを考えてみても、面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにWikipediaによれば、
うろこ雲、いわし雲、さば雲は全て「秋の季語」であるようです。
俳句や短歌のテーマを探している方は、考えに入れてみてもいいかもですね。