理科+英語+音楽の話ー。
「筆者(のっぽ)…お前、ロボだったのか!?」的な話ではありません。
時計(とけい)の音でおなじみの擬音(ぎおん)、「チクタク」と、
心臓(しんぞう)*1の音も表す英語、「tick-tack(ティック・タック)」等の話を。
前置き。
まず「チクタク」とは、擬音(ぎおん)の一つですね。
「コンコン」や「ドンドン」のように、音(おと)を文字(もじ)で表した言葉、という感じです。
「チクタク」は主に「時計(とけい)」(アナログ時計)の音のイメージがあり、
マンガなどの「時計の出てくるシーン」で見ることも多い印象ですね。
で、これについて英和辞典を調べてみると、
「チクタク」は英語のスペルでは「tick-tack(ティック・タック、チック・タック)」というようです。
辞典でも「(時計などの)カチカチ/チクタクという音」と書いてありました。
なので、やはり時計や「機械」のイメージがある「チクタク」ですが。
意外にも、生き物の「心臓(しんぞう)」に関係した意味もあるようです。
というのも英和辞典によれば、「tick-tack」は「(心臓の)ドキンドキンという音」も表すらしいからですね。
調べてもこの理由は不明だったのですが(すみません)、
日本だと心臓の擬音は「ドキドキ/ドクドク」等がよく使われるので、違いが興味深いです。
なので英語では「『心臓』の『音』は『チクタク(tick-tack)』!」ということもあるかもです。
…でも、まだ慣れてない筆者からすると、ちょっとロボっぽい感じもしますね。
(心臓部に時計が仕込んである系の、古いロボ像ですが)
※
ちなみに、「tick-tack」に似た単語もありまして。
それが「tick-tock(ティック・トック、ティック・タック)」というものですね。
英和辞典によれば「(ふつう大時計の)カッチンカッチンという音」を表すようで。
有名な動画系アプリには『TikTok(ティックトック)』というものがあるので、
そちらで聞き覚えのある方も多いかもですね。
さて、針のあるアナログ時計を使わなければ、針の動く音も聞かないわけで。
なので意外と「チクタク(tick-tack)」や「tick-tock(ティック・トック)」も、聞くことは少ないかもですが、
そんな中(アプリの)『TikTok(ティックトック)』に触れている人は多いかも、というのは面白いですね。
まあ『TikTok(ティックトック)』に限らず、動画などを観てドキドキしたら、
「今、胸が『ドキドキ(tick-tack)』してる!」なんて思ってみるのも面白いかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにゲームには「三目並べ(さんもくならべ)」という物がありますが、
これを英語では「tick-tack-toe/Tic tac toe(ティック・タック・トゥ-)」というようです(※英和辞典+Wikipedia参考)。
名前のリズムが良く、なんだか楽しい感じがしますね。
◆用語集
・チクタク:
ちなみに現代ホラー『クトゥルフ神話』には「チクタクマン(Tick-Tock Man)」という存在も登場したりする。
・tick-tack(ティック・タック):
関連用語:「脈拍(みゃくはく)」*2
*1:「心臓(しんぞう)」については 8/10 英+こころ他:「ハート」は「愛情(heart)」で「傷(hurt)」ですか? ~2つの「ハート」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「脈拍(みゃくはく)」については 9/15 理+英他:「脈拍(みゃくはく)」は「武器(ぶき)」になりますか? ~「脈拍/pulse(パルス)」と「パルスライフル」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。