のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/2 情+英他:「コンピューター」には「布(ぬの)」を当てますか? ~「patch(パッチ)」と「当て布(あてぬの)」の話~

 情報+英語+生活+国語の話ー。
 「今の季節はコンピューターも寒いだろうから…」的な話ではありません。


 手芸(しゅげい)でも使う、当て布(あてぬの)の「patch(パッチ)」と、
 コンピューター等で使う修正プログラム、「パッチ(patch)」の話を。



 前置き。
 昨日は「パウチ」*1の話をしたことから、
 似た語の「パッチ」を連想したので、調べてみました。


 まず英和辞典によれば「パッチ(patch)」とは、
 「継ぎ(つぎ)」「当て布(あてぬの)」などのことらしいです。
 服(ふく)の破れた所などを、上からふさぐ布(ぬの)…みたいな感じですね。
 少し違いますが「ワッペン」を似た風に使うこともあります。


 また関連語として「patchwork(パッチワーク)」というものもあります。
 これは「継ぎはぎ細工」などのことであり、
 色んな布を縫い合わせた、手芸作品(しゅげいさくひん)などを指すようですね。


 こう書いていくと「パッチ」=「布」という印象ですが、
 最近の「パッチ」は、コンピューター系でも使う単語だったりもします。


 このコンピューター系の②「パッチ(patch)」は、ソフトなどのアップデートのプログラムという感じですね。
 ざっくり言うと「修正(しゅうせい)プログラム」という感じです。
 これを使うことで、後からプログラムの内容を新しくできたり、
 欠陥(けっかん)があったら直すことができる、みたいな印象です。
 なので、新しい内容にすることを「パッチを当てる」とも聞く印象です。


 しかし、この②「パッチ(修正プログラム)」だけを知っている方が、 
 布の方の①「パッチ(当て布)」を知った時には、
 少し「私たちは『コンピューター』に『布(パッチ)』を当ててたのか!?」なんて気分にもなりそうですね。
 …「パッチのダウンロード」が「布のダウンロード」とかになって、ちょっと面白そうです。


 ちなみに上ではジョークにしましたが、
 「コンピューターに布を当てる」というのは、あながち間違いでもなかったかもです。


 というのも今回Wikipediaを調べてみると、
 「初期のコンピュータでプログラムが紙テープに記録されていた時代に、
 プログラムを修正する時に穴をパッチ(あて布)で塞いでいたことに由来する」ということが書いてありました。
 …つまり例えとかではなく、直接「パッチ(当て布)」を当てて、プログラムを修正していたようですね。
 思ったより物理的です。


 今のプログラムの「パッチ(patch)」には、物理的な形はないですが。
 でもどこかで「当て布(patch)」を見ることでもあれば、
 「昔の『修正プログラム(patch)』にはこういう『当て布(patch)』を使っていたのかな…」
 …なんて思ってみても、面白いかもですね。



 まあそんな感じで~。



◆用語集
・patch(パッチ):
 関連用語:「boot(ブート)/(プログラムを)起動する、立ち上げる」*2


・patchwork(パッチワーク):
 ちなみに『パッチワーク』というボードゲームもある。



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