英語+国語+学習の話ー。
先に言っておくと、火鍋パフェは火鍋の一種ではありません。
中国料理「火鍋(ひなべ)」に似ている「火鍋パフェ」を例に挙げつつ、
「言葉って『意味のかたまり』で変わるよね~」的な話を。
特に英語の長文読解に注目しつつ。
※思いつきで書いているので雑文ぎみかと思います。すみません。
前置き。
先日、お昼のテレビ番組『ヒルナンデス!』を観ていたのですが。
そこで、「火鍋パフェ(ひなべパフェ)」というものが紹介されていました。
「火鍋(ひなべ)」は、中国の辛い鍋料理なので、
火鍋パフェもすごい辛いのか…と身構えていたのですが。
でもどうやら「見た目が火鍋に似ているパフェ」ということで、特に辛くはないようですね。
なので当然ながら「火鍋パフェは火鍋の一種ではない」ということになるかと思います。
で、そこで改めて、
「言葉を一部だけ読んでも、全体の意味が分かるとは限らないな…!」
などと思いまして。
まあ当たり前と言えば当たり前ですが、
これ系のことは筆者にはちょこちょこあったりします。
例えば「液タブ」…「液晶タブレット」というものがありまして。
これは「液晶パネルに直接絵を描けるタブレット」、みたいな道具なのですが、
知らないうちは、「液タブ…液体に関する何かなのか…?」とか、
「何か液体っぽくタプタプしてそうだな…」なんて思っておりました。
調べてみると、特にタプタプしてませんでしたね…。
さて、これらは筆者のおまぬけ話ではありますが、
似たようなことは、「英語テストの長文問題」などで起こることかもしれません。
文章は一部が読めれば、流れで推測できることもあるので、
「英文はある程度読めるから、単語を覚えなくてもいい」という方も、おられたりしますが。
でも上記の「火鍋パフェ」に関する問題とかだと、
前半の「火鍋」だけ読んで「これ火鍋の話だ!」と思ってしまうと、ミスに繋がりそうですね。
言うなれば「意味のかたまり」をどこで区切るか…というのを間違えてしまった感じです。
特に難しい単語が多い英文問題だと、
読めた単語から推理を始めそうなので、こういったミスは起きやすそうですね。
※
まあここでは「ちゃんと読まなきゃダメだよ!」という話がしたい訳ではなく、
「文の一部と全体で意味変わるの、面白いなー」くらいの話ですね。
例えばゲームのRPGのアイテム(物品)とかでも、
「毒薬(どくやく)」は「毒を与える薬」ですが、
「解毒薬(げどくやく)」は逆に「毒を治す薬」だったりします。
一文字で変わるのは面白いですね。(以前紹介した「非・不・未」などにも言えますが)
なので、英語テストの長文を「大体読めた!」という時でも、
時間があれば見直ししたり、周りの単語を見ておくと良いかもですね。
もしかしたらそこに「火鍋………→火鍋パフェ」や「…毒薬→解毒薬」みたいな、
また新しい「意味のかたまり」が潜んでいたりするかも?
もしそれらを見つけられたら、「より深く読めた!」って感じがして、ちょっと楽しいかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・火鍋パフェ:
・火鍋(ひなべ)
似てる言葉:「火蓋(ひぶた)」*1
関連記事:『炎を表す外国語セブン』*2
*1:火縄銃の部品の一つ「火蓋(ひぶた)」については 1/12 国+社:「蓋(ふた)」は「切って」使うものですか? ~「火蓋(ひぶた)を切る」と「始まりの合図(あいず)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:記事『炎を表す外国語セブン』については 12/2 理+諸外他:「炎(ほのお)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。