理科+英語+ゲームの話―。
相手に涙(なみだ)などを出させる弾丸(だんがん)/爆弾(ばくだん)、「催涙弾(さいるいだん)」と、
それに対応する英語一つ「tear bomb(ティアー・ボム)」の話を。
前置き。
ゲーム本を読んでいるときにふと見つけた、
「催涙弾(さいるいだん)」という語が気になったので、調べてみました。
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まず「催涙弾(さいるいだん)」とは、兵器(へいき)の一種ですね。
Wikipediaによれば「催涙剤(さいるいざい)を詰(つ)めた弾丸(だんがん)」のことらしく、
撃ち込むと、辺りに涙(なみだ)やクシャミ等を起こさせる、刺激性の煙(けむり)/ガスを撒(ま)く感じです。
この催涙弾は、「非致死性(ひちしせい)」…つまり相手を死なせない兵器、とされているので、
凶悪事件(きょうあくじけん)の時などに、警察(けいさつ)や特殊部隊(とくしゅぶたい)が使うこともある印象ですね。
また防犯グッズの「催涙スプレー」の方で、効果を知っている方もおられるかもです。
ちなみに漢和辞典によれば、
「催(さい)」は「うながす」、「おきる」などの意味があるようなので、
まさに「催涙弾」は「『涙』などを『起こさせる(催)』弾丸/爆弾」という感じですが。
しかし英語にすると、また意味が違って見えるかもしれません。
というのも和英辞典によれば、
「催涙弾」は「tear bomb(ティアー・ボム)」とも言うらしいからですね。
英和辞典によれば「tear(ティアー)」が「涙」、
「bomb(ボム)」は「爆弾」を意味するので、
「涙(tear)を出させる爆弾(bomb)」→「催涙弾(tear bomb)」という感じだと思われますが。
でも直訳すると「涙(tear)の爆弾(bomb)」という風にも見えるので、
ちょっと「『涙(tear)』が『爆弾(bomb)』になるのか!?」って感じもしますね。
…何かマンガとかの特殊能力っぽいですね。『涙』を『爆弾』に変えて『攻撃』するッ!的な
※
ちなみに「催涙弾」を、民間の個人が持つことは少なそうであり、
持つとしても「催涙スプレー」の方かと思いますが。
しかしネットやWikipediaなどを見るに、「催涙スプレー」が絡んだ事件・トラブルも結構あるようです。
保管(ほかん)などに注意が必要だったりもするようですね。破裂(はれつ)などもありうるようですし。
なので防犯グッズ等の備えは重要ですが、色んな注意点を知っておかないと、
望まぬ事態を起こして、自分が「涙(tear)」する…、
いわば、トラブルを起こす「爆弾(bomb)」のようになることもあるかも?
別に「催涙スプレー」や「催涙弾(tear bomb)」に限らぬ話ですが、しっかり説明書を確認するのが良さそうですね。
まあそんな感じで~。