のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/28 国+英他:「鋭(するど)い」「舌(した)」は持ってますか? ~「舌鋒(ぜっぽう)」や「舌鋒が鋭い/have a sharp tongue」の話~

 国語+英語+こころの話―。
 「人よりちょっと舌が鋭く堅(かた)くて…」的な話ではありません。


 弁舌(べんぜつ)…議論などが鋭(するど)い意味の語「舌鋒(ぜっぽう)」と、
 関連する英訳の一つ「have a sharp tongue(ハブ・ア・シャープ・タン)/舌鋒が鋭い」の話を。


 まだ風邪っぽくてだるいので簡単に。


 前置き。
 昨日は「鈍い(にぶい)」などについて書いたので、
 その後、逆の語「鋭い(するどい)」について調べていると。
 「舌鋒(ぜっぽう)」周りが面白かったのでその話を。


 まず「舌鋒(ぜっぽう)」とは、弁舌(べんぜつ)が鋭(するど)いことですね。
 ざっくり言うと「議論(ぎろん)やディベートが鋭い、上手い」的な感じです。
 現代で言うトークの切れ味がすごい/キレッキレ」などの表現に似たところがあるかもですね。


 ちなみに漢和辞典によれば、「鋒(ほう)」の字は「ほこさき(鋒、矛先)」…、
 つまり武器(ぶき)である「矛(ほこ)」*1の「先(さき)」の方などを意味するらしいので、
 「まるで『ほこさき(鋒)』みたいに鋭い『弁舌(舌)』だ!」→「舌鋒」って感じですかね。


 ところでこの「舌鋒」周りは、英語だとちょっと面白かったりします。
 というのも和英辞典によれば、「舌鋒」自体は「tongue(タン)」…、
 つまり「舌/tongue」を指す英語だったりもするのですが。
 (この語は「牛タン」とかでもお馴染みですね)


 一方で和英辞典での「舌鋒が鋭い」という表現には、
 英語で「have a sharp tongue(ハブ・ア・シャープ・タン)」という物もありまして。


 英和辞典によれば「have(ハブ)」は「持つ」、
 sharp(シャープ)」は「鋭い」などの意味なので、
 上記を直訳すると「『鋭い(sharp)』『舌(tongue)』を『持っている(have)』!」となりそうですね。


 …しかし筆者はバトル系マンガやホラーマンガを読み過ぎなせいか、
 「鋭い舌」という語を見ると、「その鋭い舌で、攻撃(こうげき)するのか…!?」って感じもしてしまいますね。
 なので個人的に面白い感もあります。


 まあ、上のことはジョーク話ですが。
 しかし一方で、「言葉は時に人を傷つける」ということは、よく言われる話でもあります。
 なので、言葉や話し方があまりに強すぎれば、
 それこそ「攻撃」や、「鋒(ほこさき)」…武器の先のように、人を傷つけてしまうのかも?


 もちろん頑張って話していると、時にそういうこともあるかもですが。
 でも、もしその言葉使いなども、事前に気をつけることができたなら、
 「あの人『舌鋒が鋭い(have a sharp tongue)』ね~」というだけでなく、
 「その上で自分の言葉にも気をつけてて、『シャープ(sharp)』な感じがするね!」
 …なんて、二重に褒(ほ)めてもらえたりするかも?



 まあそんな感じで~。



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*1:ざっくり「槍(やり)」っぽい物を想像して頂いても大丈夫かと思います。