生活+英語+体育の話ー。
「着用者を疲れさせる、高負荷トレーニングウェア…!」的な話ではありません。
日本でも衣服(いふく)のイメージが強い語、「ウェア(wear)」と。
その他の意味、「疲(つか)れさせる」などの話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず「ウェア(wear)」というと、服(ふく)の印象も強い語ですね。
(英和辞典でも「wear(ウェア)」には「衣服」や「着る」といった意味がありました)
例えば日本でも「トレーニングウェア」や「スイムウェア」というと、
トレーニングや、水泳(すいえい/スイム)用(よう)の服、という感じかと思います。
で、普通の服よりは、やはり専用の「ウェア」の方が「動(うご)きやすい」かと思います。
なので目的に合った「ウェア」を着ると、
着た人は「疲(つか)れにくくなりそう」な感じがするのですが。
その一方で「ウェア」には、その真逆(まぎゃく)っぽい意味もあるようです。
というのも英和辞典によれば、
「wear(ウェア)」には「疲(つか)れさせる」意味もあるらしいからですね。
何故この意味があるのか、詳細は不明ですが。
ただ英和辞典には「wear(ウェア)」の他の意味として、
「すり減(へ)らす」、「すり減る」といったものもありました。
なので「服を長く使う」→「服をすり減らす」
→「服が『くたびれる(よれよれになる)』」
→「(服を)疲れさせる」…って感じの流れかもですね。
(※ただこれはあくまで筆者の仮説なので、ご注意を)
ともあれ「wear(ウェア)」に「疲れさせる」意味もあるということは、
「『ウェア(wear)』は『疲(つか)れさせる』(意味もある)!」と言えそうですが。
…ただこれ、何のフォローもなしで口にすると、
「あいつ、専用の『ウェア(衣服)』の良さを分かってないな…?」などと思われてしまいそうですね。あるいはトレーニングウェア反対派と思われてしまいそう
※
ちなみに、当ブログの過去記事でも書いた話ですが。
体型(たいけい)や肌(はだ)に合わない服を着ていると、
何やら落ち着かない…ということは、割とある気がします。
その意味では、服や「ウェア」による「パワーダウン」や「集中力ダウン」は、
結構起こりやすいかもしれません。
(逆にパワーアップの場合もあるとは思いますが、パワーダウンの方が多そうですね)
なので、例えばすごく安(やす)い「ウェア(wear)」を買った後、
「何やら、これ着てると疲れるな…」ということがあれば。
その服が自分を「疲れさせている(wear)」可能性を、少し考えてみてもいいかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・wear(ウェア)【疲れさせる、など】:
ちなみに関連語で「weariness(ウェアリネス)」というものもある。
関連用語:「綻びる(ほころびる)」*1、「酷暑(こくしょ)」*2
・weariness(ウェアリネス):
「疲労(ひろう)」*3や「退屈(たいくつ)」などの意味を持つ英語。
関連用語:「回復(かいふく)」
*1:「綻びる(ほころびる)」については 6/11 国+こころ:「綻(ほころ)びる」ことは「嬉(うれ)しい」ですか? ~「綻びる」と「顔(かお)が綻びる/笑顔(えがお)になる」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「酷暑(こくしょ)」については 8/1 生+英他:「酷暑(こくしょ)」は「情熱(じょうねつ)」になりませんか?(願望) ~「酷暑/intense heat」と「intense(インテンス)/情熱的な」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「疲労(ひろう)」や「回復(かいふく)」については 5/13 国+英:言い回し/「疲労回復(ひろうかいふく)」?「疲労解消(ひろうかいしょう)」? - のっぽさんの勉強メモ を参照。