生活+英語+こころの話ー。
お茶と一緒に食べるお菓子(おかし)、「お茶請け(おちゃうけ)」と。
それに対応する英語の「refreshments(リフレッシュメンツ)」、
そして「refreshment(リフレッシュメント)/元気回復(げんきかいふく)」等の話を。
前置き。
まず「お茶請け(おちゃうけ)」とは、お茶(おちゃ)を飲む時に食べるお菓子(おかし)のことですね。
いわゆる「茶菓子(ちゃがし)」ともいい、
今で言うと(お茶の時の)「スイーツ」みたいな感じかもしれません。
で、筆者はお菓子が好きなので、
個人的に「お菓子を食べると元気が出る」と思っていたのですが。
…しかしもしかすると英語圏の方は、筆者よりもそう思っているかも知れません。
何故なら英語での「お茶請け」は、かなり「元気回復(げんきかいふく)」と関係があったりするからですね。
どういうことかというと。
まず和英辞典で「お茶請け」は、
英語で「refreshments(リフレッシュメンツ)」とされていたのですが。
英和辞典によれば、「refreshment(リフレッシュメント)」という単語には、
「元気回復(げんきかいふく)」、「休養(きゅうよう)」、「気分一新(きぶんいっしん)」、
また「元気を回復させるもの」などの意味があるらしいです。
(関連語の「refresh(リフレッシュ)」も、日本で有名ですね)
で、これに「s(エス)」をつけた「refreshments(リフレッシュメンツ)」という語が、
「軽(かる)い飲食物(いんしょくぶつ)」という意味を表すようで。
(略すといわゆる「軽食(けいしょく)」になりますね)
これが上記の「お茶請け/refreshments」に対応しているわけですね。
しかしわざわざ「refreshment/元気回復」の複数形を
「refreshments/軽食、お茶請け」にしているということは。
(上記の言葉ができた頃の)昔の英語圏の方は、もしかするとすごく、
「『お茶請け(refreshment)』=『元気回復(refreshments)』(の元)…!」と思ったのかもですね。
メインの昼食などではなく、おやつ的な「軽食」が「元気回復」と関係あるのが面白いです。
※
まあ「お茶請け」や「おやつ」、「スイーツ」等にも限界はあるので、
「これさえ食べていれば、どんな疲れも吹っ飛ぶ…」とは行かなさそうですが。
でも「お茶請け(refreshments)」を食べる時、
「これは英語で『リフレッシュメンツ)』らしい…」とか、
「『元気回復(refresshment)』と関係があるらしい」と考えてみると、
ちょっと縁起(えんぎ)が良さそうですし、さわやかに感じるかも?
もし6月の雨で(あめ)などでしんどくなったら、
そんなことを思い出しつつ、「お茶請け」などを食べてみるのもいいかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・お茶請け(おちゃうけ):
・refreshment(リフレッシュメント):
関連用語:「回復(かいふく)」*1、「疲労(ひろう)」
・refresh(リフレッシュ):
*1:「回復(かいふく)」や「疲労(ひろう)」については 5/13 国+英:言い回し/「疲労回復(ひろうかいふく)」?「疲労解消(ひろうかいしょう)」? - のっぽさんの勉強メモ を参照。