学習の話ー。「操る」と言っても、時を止めるとかじゃなくてぺース配分の話です。すみません。
「術(じゅつ)」と書きましたが魔法ではないです。
またまたテスト*1の話です。
先日現場でテストについて話をしました。
もちろんシンプルにひたすら勉強してもいいのですが、
テストを受ける時のやり方を工夫するという手もあります。
筆者が考えるに時間*2がない時でも「時間を割って考える」といいかと思います。
以前8/7 学習:夏休み/宿題の日にち割りプラン - のっぽさんの勉強メモで書きましたが。
例えば「あと1週間なのにテストの準備できてない」という時は
全体や問題をとりあえず7分割してみると良いかもです。
するとテスト用紙の大問は7~9個のことが多いので、
例えば①「1日大問1~2つ解く」ということが考えられます。
もしくは
前日の1日をリハーサルに使うとして、
②「1~3日目:前半、4~6日目:後半」という風に割り振ることもできます。
これはテスト前だけでなく、当日の時間の使い方にも言えます。
例えば大問10問で50分なら、50÷10=5、
大体のペースとしては「大問1つ5分」という感じになります。
でも後半は難しくて時間がかかることが多いので、
それを考えると、前半を早めに解けるとありがたいですね。
つまり「前半のスピードアップ→後半の余裕を生む」という感じなので、
基礎問題の練習はけっこう大事です。
で、余裕があれば「見直し」の時間を確保できるといいですね。
10分を見直しに使うとして「40分」。
大問が10問だとすると大問1つ4分くらいですか。
そんなに理想的に運ぶことはないでしょうが、ぺース配分のために
「自分は何分でここを解く」ということを息しておくといいかもしれません。
どうしても解けない問題もでてきたら、解ける問題から解いた方がいいので、
「今回はダメだ」と割り切って、解ける所を探して色々あがいてみてください。
実力とはまた別に「ペース配分」のスキル*3は、それ自体鍛えればうまくなっていきます。
時間を気にしすぎるのも窮屈な感じもしますが、
ちょっと意識しつつテストを受けてみると、できる人っぽいかも?
魔法で時間を操る…ということはできませんが、「自分が時間をどう使うのか」は訓練できます。
テストの50分はかったるいですが、
魔法でも訓練する気持ちで、ぜひ「術」を磨いてみてください。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・時間(じかん):流れていくもの。行動をする余地。
基本的かつ大きな概念なので説明しづらい。
当ブログでの初出は過去記事12/3 世界史:塩とコショウ、保存と時間 - のっぽさんの勉強メモなので、良ければご参照を。
英語では「time(タイム)」。
ちなみに以前どこかで「ストーブの上に手を置いて過ごす一時間と、美少女と過ごす一時間は感じ方が違う」という言葉を聞いたので、調べてみるとかの「アインシュタイン」氏が言ったものらしい。
それは時間の「相対性(そうたいせい)」についてものだが。
実際、気分や集中力によって時間の感じ方は違う。集中していると1秒を何倍にも感じたり、というのは漫画でもよく出てくる話。
あとは死ぬ直前になると「今までの人生が走馬灯のように駆け巡る」こともあるともいう。
*1:「テスト」については 5/24 学習:テストについてメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「時間(じかん)」については 12/3 世界史:塩とコショウ、保存と時間 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「スキル」については12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモを参照。