体育+社会+ゲーム*1の話ー。
ジャカルタ・アジア大会で行われた
「スポーツクライミング」*2と「eスポーツ」(「e-Sports」)*3についての話です。
前置き。
ニュースによって知ったのですが、
今インドネシア*4で行われている「ジャカルタ・アジア大会」(第18回アジア競技大会)という物が行われているそうで。
そして、その「スポーツ・クライミング」の女子総合で、日本の「野口啓代」選手が金メダルを取ったそうですね。
それも驚きなのですが、
筆者が同時に驚いたのは、この大会では「eスポーツ」(ゲーム競技)の公開競技も行われていることです。
今までもゲームの大会はいくつかありましたが、公式の公開競技としては初のようですね。
昨日26日に行われたのは『Arena of Valor(アリーナ・オブ・ヴァラー)』というゲームだそうです。
1日ごとにゲームが変わるようで、他にゲームには日本からも選手が参加するそうです。
カードゲーム『ハースストーン』とサッカーゲーム『ウィニングイレブン』に参加するようですね。
この「eスポーツ」は、4年後の2022年、中国*5・広州のアジア大会からは
「正式種目」に格上げされるということで、時代を感じますね。
大会での「スポーツクライミング」も新しい、と感じるような筆者にとっては(不勉強を反省)、なかなか面白い話です。
といっても、筆者の読んだ新聞では、「スポーツクライミング」の記事は「スポーツ欄」に掲載されているのに対し、
「eスポーツ」はそれ以外の「社会面(しゃかいめん)」(色々載っているところ)に掲載されていました。
また、「アジア競技大会」の公式サイトの「競技一覧」にもまだ「eスポーツ」は乗っていませんでした。
しかしこれから先、「eスポーツ」が広まっていくと、いつか、
「えっ、『eスポーツ』がスポーツ扱いされなかった時期があるんですか!?」
という時代が来るかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
改めてジャカルタ・アジア大会の競技を見てみたら、色々面白いものがありますね。
例えば「ブリッジ」という競技があって、これはトランプ*8を使ったゲーム競技のようです。
日本からも選手が参加しておられます。
筆者が知らないだけで、もうゲーム(特に屋内で行う印象が強いゲーム)は、スポーツの場に乗り出していたのですね。
他にも自転車競技だけで4種類、馬術*9競技だけで3種類あったり、
「武術太極拳」や「サンボ」や「テコンドー」*10が競技にあったり、
「クラッシュ」や「ブンチャック・シラット」という、筆者にとっては聞きなれない競技があったりと、いろいろ興味深いです。
追記2
ちなみにジャカルタ・アジア大会で行われる「eスポーツ」のゲームタイトルは以下のもののようです。
(順不同)
☆個人種目
『StarCraft Ⅱ: Legacy of the Void』(スタークラフト2)
『ハースストーン(Hearthstone)』
『クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)』
☆チーム種目
『ウイニングイレブン 2018(PRO EVOLUTION SOCCER 2018)』
『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』*11
『Arena of Valor(アリーナ・オブ・ヴァラー)』
追記3
ちなみに「eスポーツ」には「プロライセンス」(プロ免許)という物もあります。
日本で認定されているゲームには、以下のようなものがあるようです。
(情報はネット参考)
・『WinningEleven2018(ウイニングイレブン)』
・『CALL of DUTY WWⅡ(コールオブデューティ ワールドウォーⅡ)』
・『ストリートファイターⅤ アーケードエディション』
・『TEKKEN7(鉄拳7)』
・『パズル&ドラゴンズ』
・『ぷよぷよ』
・『モンスターストライク』*12
・『RAINBOW SIX SIEGE(レインボーシックス シージ)』
追記4
そういえば、将棋や囲碁の世界では「AI」が人間と戦うこともありますが、
コンピュータゲームの世界では元々コンピュータやAIなどが制御しているので、逆に改めて戦うことはなさそうですね。相手(AI側)が有利すぎるので。
もちろんゲームでは「CPU戦」など、普段からコンピュータと戦っているようなものなので、いくつかの難易度設定で戦うことはありそうですが、
全力を出したAIと戦うのはとても厳しいことになりそうです。
(相手がめっちゃ奇妙な動きをすることもありえます。興味のある方は「TAS」(tool-assisted speedrun)などを調べてみてください。)
AI同士で戦うこともありえそうですが、それは「プログラミング対決」とか「ロボコン」と似た匂いがしてきますね。
ちなみにここら辺に興味のある方は、「ゲーム理論」や「囚人のジレンマ」、「しっぺ返し戦略」などの言葉を調べてみると面白いかもしれません。
◆用語集
・『ハースストーン(Hearthstone)』:
ちなみに中国のバーチャルライバー「无理(Muri)」さんもこのゲームをプレイしておられるようだ。
関連ゲーム:『シャドウバース』*13
・TAS:
関連用語:「乱数(らんすう)」*14、「乱数調整(らんすうちょうせい)」
・无理(Muri)/ムリ【バーチャル】:
中国*15「VirtuaReal」所属のバーチャルライバーの方(三期生)。
関連人名等:「羽音(Hanon)」【三期生・同期】
*1:「ゲーム」や「スポーツ」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「スポーツクライミング」については 8/19 体+英:そういえば「ボルダリング」って何ですか? ~「ボルダリング(bouldering)」と「boulder(ボルダー)/大きな岩」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「eスポーツ/e-Sports」については 10/17 社会:気になった単語の色々メモ(仮) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「インドネシア」と首都「ジャカルタ」については 2/20 社会:悪→善チェンジ ~魔女ランダは白魔術を覚えた!~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「中国(ちゅうごく)」については 12/16 英語:中国はなんで「China(チャイナ)」って言うの? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「ゲーム障害」については 6/19 ゲーム+社:楽しいゲームの表裏(おもてうら)!? ~「ゲーム障害(しょうがい)」と「e-Sports(イー・スポーツ)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「マインドスポーツ」については 10/5 英+体:「体育(たいいく)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「トランプ」については 4/4 数学:メモ/数学とカードゲーム - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「馬術(ばじゅつ)」については 1/10 歴+学:石段を 馬で登って 出世する!?(五・七・五) ~馬術名人「曲垣平九郎(まがき・へいくろう)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「テコンドー」については 7/20 体育:韓国(かんこく)の格闘技、「テコンドー」! ~あと「空手(からて)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)』については 6/17 国+英:色々気になった言葉メモ(ゲーム系多し) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:ゲーム『モンスターストライク』については 12/11 歴史:モンスト、堕天使と西郷さんと作曲家の乱舞 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:カードゲーム『シャドウバース』や中国「VirtuaReal」所属のバーチャルライバー「羽音(Hanon)」さんについては 7/14 数+ゲーム:『シャドウバース』で確率を考える! ~投入カード枚数と初期手札編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:「乱数(らんすう)」や「乱数調整(らんすうちょうせい)」については 5/16 国語:「玄関(げんかん)」は「レベルアップの門(もん)」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:中国や「VirtuaReal」については 12/16 英語:中国はなんで「China(チャイナ)」って言うの? - のっぽさんの勉強メモ を参照。