のっぽさんの勉強メモ

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1/8 国+歴他:「疑われない」ための古代テクニック!? ~「李下瓜田(りかかでん)」と受験(じゅけん)の関係~

 国語+歴史の話ー。

 中国*1のことわざ*2
 「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正(ただ)さず」
 についての話です。

 簡単に。


 前置き。
 昨日、「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」*3のことわざについて書いていて、他にも中国のことわざを思い出したのでその話を。


 筆者が気に入っている中国のことわざにこんなものがあります。

「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず、李下(りか)に冠(かんむり)を正(ただ)さず」
 (ネットで見た感じ「古楽府(こがふ)」の『君子行』という作品の内容らしいです)


 これはそのまま読むと「瓜(うり)の畑で靴を直してはいけないし、李(すもも)の木の下で、冠を直してはいけない」みたいな感じになりますが。


 なぜこれらがいけないか、と言うと「泥棒(どろぼう)のように、怪しく見えてしまうから」ですね。

 例えば、(他人の)瓜畑(うりばたけ)を通っている時に、靴を直そうとしてしゃがみ込むと、
 遠目には、地面に実っている「瓜(うり)」を盗もうとしているようにも見えます。

 そして(他人の)李の木の下を通っている時に、頭にかぶっている冠を直そうとすると、
 それは頭上の方に生えている「李(すもも)」をもぎ取って、盗もうとしているようにも見えると。


 だからまずそう思われないように、怪しく見える行動は避けましょう、というような意味ですね.。
 二つ合わせると「李下瓜田(りかかでん)」などというようです。


 言うなれば、疑われないための(古代の)テクニックなのですが、かなり古くからこの言葉はあるようなので、
 昔の人もこういうことで苦労してきたのかもしれません。



 現代で言うとコンビニなどで「万引き」に見えそうな行為を避けるとか、
 この時期だと「受験」中の「カンニング」に見えそうな行為を避ける、ということになるでしょうか。


 疑いをかけられた時に「そんなつもりじゃなかった」と言っても、それを信じてもらえるとは限りません。
 また分かってもらえても、時間や労力のロスが生じるかもしれません。

 それを考えると、まずは「李下瓜田(りかかでん)」に気を付けるつもりで、
 色んな「怪しく見える行為」は避けておくのがよいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。



◆用語集
・李(すもも):
 果物の一種。バラ科サクラ属の落葉小高木、またその果実のこと。
 関連用語:「プラム」*4


古楽府(こがふ):
 古い時代の楽府(がふ)。


・楽府(がふ):
 中国の、「漢詩(かんし)」*5の一形式。「古体詩(こたいし)」の一種らしい。
 Wikipediaによれば、「前漢(ぜんかん)」の時、民間の歌謡(2019年1月8日)を収集する「楽府(がふ)」という役所が設けられ、やがてそこに集められたものも「楽府(がふ)」と呼ばれるようになったようだ。
 また「中唐」(唐の時代の中頃)以降になると、「白居易(はくきょい)」*6を始めとして新しい題(新題)を創始して楽府が作られるようになり、これを「新楽府(しんがふ)」というようだ。
 これらに対して以前のものを、上記の「古楽府(こがふ)」と呼ぶらしい。
 関連用語:「詩(し)」*7


・古体詩(こたいし):
 漢詩(かんし)の詩体(したい)の一つ。近体詩(きんたいし)に対立するらしい。


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