のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

1/9 数+歴:中国数学に関わるすごいメンバー! ~神様、皇帝、戦争が強い学者~

 数学+歴史の話ー。

 「中国(ちゅうごく)」*1の数学を調べてみると
 色んな有名人がいて、勉強になるかも?、というようなメモです。

 簡単に。


 前置き。
 先日書いたように今「中国の歴史」についての漫画を読んでるので、
 今、筆者の中で「中国」ネタが暑いのですが。

 でもこの頃ブログで「数学」のネタも書いてないなーとも思い。
 間を取って「中国の数学」の話を調べてみようと思いました。
 (主にWikipedia参照ですが)


※ ※ ※


 Wikipediaによれば、中国では古代から「算籌(さんちゅう)」や「算木(さんぎ)」と言った道具を使って計算*2などをしていたようです。
 これらは小さな棒のようなもので、組み合わせて色んな数を表すものですね。
 「算木」は中国式の占い(「易占(えきせん)」)でも使うみたいなので、そちらで見た方もいるかもしれません。

 で、これらの道具を使って「加減乗除(かげんじょうじょ)」*3(つまり+-×÷)から「求根」、つまり「ルート」を求めたり、「方程式」*4、を解いたりしていたようです。


 ところが紀元前212年、秦の「始皇帝(しこうてい)」が色んな書物を燃やしてしまう、ということが起こります。
 いわゆる「焚書(ふんしょ)」というものですね。
 ざっくり言うと、学者たちが自分の政治に批判的だと考えた始皇帝は、
 それらの知識を奪うべく、色んな書物を燃やしてしまった、という訳です。

 それによって古代の数学書などは失われてしまったようです。もったいないですね。


 「焚書」されなかった中で最古の数学書は「易経(えききょう)」であり、
 これを書いたのは、過去記事でも紹介した神様「伏羲(ふっき)」*5と言われています。


 中国の「幾何学(きかがく)」、つまり図形などについては、
 紀元前330年頃の「墨家(ぼっか)」の哲学原理が残っているとWikipediaに書かれていました。
 (残された資料は数学というより、主に科学について書かれていたようですが。)

 この「墨家(ぼっか)」や始祖の「墨子(ぼくし)」は有名人で、歴史や国語の教科書でもよく名前を見たりします。
 学者でありながら、戦争でも強かったようなので、そちらで知っている方もいるかもしれません。
 (ちなみに墨家については『墨攻(ぼっこう)』という小説、また映画もあったりします)


 つまりまとめると、
 神さまである「伏羲」や、戦争に強い学者である「墨子」などが、
 (そして燃やしたという意味では「始皇帝」も)
 中国の数学にはかかわっていたようだ、という話ですね。なかなかすごい話です。


 今回は中国について書きましたが、
 もちろん他国でも色んな人物が数学(や学問)に関わっていたりします。


 数学などで難しい問題に出会うと、
 時々「誰がこんなこと考えたんだよ!」という気分になったりしますが、
 たまにはそれを、実際に調べてみるのも面白いかもしれません。
 そこには意外と、自分も知ってる有名人がいたりするかも?



 まあそんな感じで~。



関連用語:「魔方陣(まほうじん)」*6




追記
 Wikipediaによれば、中国数学はその後独自の発展を遂げ、
 ヨーロッパなどで言う「ピタゴラスの定理」などや様々な高度な数学を見出して行ったようです。
 ですが、後に宣教師「マテオ・リッチ」などがヨーロッパ数学を伝えると、中国数学は衰退していったようです。
 その詳細な理由は不明ですが…。

 現在の数学の教科書などでは「ピタゴラスの原理」などカタカナの名前も目立ちますが、
 中国や日本でもそれぞれの数学や、それぞれの歴史があったかと思われます。
 中には、ある原理を「発見」したとされているより、実はもっと前に発見している人がいた、という話も。
 それらの真偽は不明ですが、誰もが知ってる(気になってる)有名な用語の裏にも、
 他のいろんな人の努力や発見が隠れているのかもしれません。



追記2
 ちなみに日本の数学者の一例に、「関孝和(せき・たかかず)」という方がいます。
 日本の数学である「和算(わさん)」に関わる方で、
 名前が現代の数学の教科書・参考書などに載っていることもよくあります。



◆用語集
・算木(さんぎ):
 中国などで計算や占いに使う道具。
 何本かの短い棒を組み合わせて使う。
 関連用語:「八卦(はっけ)」、「計算機(けいさんき)」*7


幾何学(きかがく):
 Wikipediaによれば、図形(ずけい)や空間(くうかん)の性質について研究する数学の分野。
 中学校で言うと「図形」とか「体積(たいせき)」*8とか関係のものになるだろうか。


墨家(ぼっか):
 関連人名:「荀子(じゅんし)」*9



benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:「中国(ちゅうごく)」や「始皇帝(しこうてい)」については 12/16 英語:中国はなんで「China(チャイナ)」って言うの? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「計算(けいさん)」については 6/28 英語:お遊び/ゲーム的な英文例 ~花子と先生と、やたらとゲーム~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:加減乗除(かげんじょうじょ)」については 6/23 数学:「加減乗除(かげんじょうじょ)」 ~+-×÷って何なのさ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「方程式(ほうていしき)」については 1/26 数学:方程式/言葉からのアプローチ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:中国の神様「伏羲(ふっき)」や「八卦(はっけ)」については 7/6 国語:相撲(すもう)の「はっきよい」の話 ~「発気(はっき)」と「八卦(はっけ)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:数学の「魔方陣(まほうじん)」については 6/23 数学:お遊び/「数学回路(すうがくかいろ)」 ~パズルっぽい問題~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「計算機(けいさんき)」については 7/11 英語:接尾辞/色んな「-er」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「体積(たいせき)」については 6/13 社+英:街づくりに関わる英単語 ~withシムシティ ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:墨家の考え方を批判していたようである「荀子(じゅんし)」については 1/19 歴史:王ではないのに、強い「4人」!? ~中国の「戦国四君(せんごくしくん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。