理科+英語の話ー。
ややこしいタイトルでお送りしておりますが。
日常でも色んなところで働いている、
「センサー(sensor)」という装置についての話です。
前置き。
筆者がSF*1・ロボット*2もの小説を読んでいると
そこで「アクティブソナー」とか「パッシブセンサー」などといった言葉を目にしまして。
今回はその中の「センサー」についての話を。
「センサ」または「センサー(sensor)」というのは、熱や重さなどの情報を感知する装置のことですね。
つまり「色んなものを感じ取る機械」みたいな感じです。
「感覚器(かんかくき)」と訳されることもあります。
で、センサーは、日常でもよくお世話になっているものでもあります。
例えば「自動ドア」が近づいただけで開くのは、センサーのおかげですね。
具体的には、センサーが発する光や超音波*3などに人間が振れ、
その変化を自動ドア・システムが感じ取るから、ということらしいです。
センサーがないと、周りで何が起こっているか分かりませんので、自動ドアはずっと開きません。
例えば普通の木の扉(とびら)の前に立っていても、開いてくれないのと一緒ですね。
またセンサーには「温度センサー」や「光センサー」などもあります。
これらもまた身近なものですね。
例えばエアコンには、現在の気温が表示されたり、温度を自動調節してくれたりします。
また、街中にある「街灯(がいとう)」はよく暗くなってから点いたりします。
これもおそらくは温度センサー・光センサーあってのものであり、ないとこれはできませんね。
こんな風にいろいろ便利なセンサーですが、弱点もあるようです。
まあそもそも、機械ですから故障もあります。
また光センサーの場合、光を発し、その跳ね返りを感じ取ることで役割を果たしているようなので、
センサー自体が汚れたりしていると、そもそもうまく光を感じ取れないかもしれません。
同じような「個別の弱点」はセンサーごとにあると思われます。
※
近年よく「IoT(アイオーティー)/物のインターネット*4」という言葉が使われます。
そんな風に機械やAI*5に頼れるのは便利ですが、
万一センサーや機械が故障した場合、困ってしまう可能性もありますね。
修理がすぐにできればいいですが、そうとも限りません。会社の都合や災害などの問題で、修理ができないこともあり得ます。
そんな時、自分にまったく機械の知識がないと、何もできなくなってしまうかもしれません。
とすると、「IoT」や機械を使う人間の方に、
「身の回りのセンサーや機械がどうやって動いているのか」、というのを気にする「感覚(センサー)」や知識が必要なのかもしれません。
いわば「センサー(感覚装置)のセンサー(感覚)」ですかね。ちょっとややこしいですが。
それは普段は目立たない「センサー」かもしれませんが、いざという時にあなたを助けてくれるかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
関連用語:「常識(じょうしき)/common sense」*6、「反響(はんきょう)」、「エコー」
追記
ちなみにセンサーの語源になっているのは「sense(センス)」という単語であり、これは「感覚(かんかく)」や「認識力(にんしきりょく)」といった意味があります。
よく「服のセンスがある」というような時の「センス」でもあります。
ちなみに超能力*7や幽霊などを感じ取る感覚を「シックス・センス」ということがあります。
日本語にすると「第六感(だいろっかん)」ですね。
また超能力とされるものの中にも「ESP」、つまり「Extra Sensory Perception(エクストラ・センサリー・パーセプション)/超感覚的知覚」というものがあったりします。
◆用語集
・センサー:
関連用語:「コックピット」*8、「レーザー」*9、「予知(よち)」*10
関連ゲーム:『ダンスエボリューション』*11
・IoT(アイオーティー)/Internet on Things/モノのインターネット:
Wikipediaによれば色んなものをインターネットにつなぎ、それらがインターネットのように相互に情報交換すること、というようなことらしい。
当然、そのための能力を、物につけておくことなどが必要になる。対応したものは「IoTデバイス」などと呼ばれるようだ。
Wikipediaによれば「IoT」は「ユビキタスネットワーク」の後継であるとのこと。
また1984年に「TRONプロジェクト」というものがあったりと、構想自体は以前からされていたようだ。
またこのIotの次に、「ヒトのインターネット」や「ヒトがインターネットと繋がる能力」などが着目されているようだ。
関連用語:「ネットワーク」、「インプラント」*12、「神経(しんけい)」*13、「メカトロニクス」*14
・ユビキタスネットワーク(ubiquitous network):
Wikipediaによれば、あらゆるところ、いたるところで利用可能なコンピュータネットワークをさすらしい。
「野村総合研究所」が1999年に提唱し始めたのが語源のようだ。
今でいうと「Wi-Fi(ワイファイ)」などが近かったり関わっているかもしれない。
・TRONプロジェクト:
Wikipediaによれば、「坂村健」氏による、リアルタイムOS仕様の策定(さくてい)を中心としたコンピュータ・アーキテクチャ構築プロジェクト、らしい。
1984年6月開始とのこと。
TRONとは、「The Real-time Operating system Nucleus(ザ・リアルタイム・オペレーティング・システム・ニュークレウス)」の頭字語(とうじご)とのこと。
ちなみにWikipediaのページによれば、ゲーム機の「Nintendo Switch」*15は「μITRON4.0仕様に準拠したOSをコントローラー(Joy-Con)に搭載したゲーム機らしい。筆者は詳しくないため、よく分かっていないが、すごそうだ。
関連用語:「頭字語(とうじご)」
関連ゲーム:『トーキョーN◎VA』*16
*1:「SF(エスエフ)」については 12/3 世界史:塩とコショウ、保存と時間 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ロボット」については 10/11 数学:プログラム/ロボに指示(しじ)を出すゲーム! ~条件(じょうけん)と予約(よやく)のゲーム~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「超音波(ちょうおんぱ)」や「反響(はんきょう)」、「エコー」などについては 5/27 音+理他:「エコー(echo)」はみんなを助けてる!? ~エコー、反響(はんきょう)、超音波検査~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「インターネット」や「ネットワーク」については 1/30 学習:メモで「単語(たんご)」のネットワークを作る! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「AI(エーアイ)」については 11/3 英語:色んな「art」/芸術(げいじゅつ)、ゲーム、人工知能(じんこうちのう)!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:英語では「common sense」ともいうことば「常識(じょうしき)」や、「頭字語(とうじご)」については 11/8 国語:対義語/「非(ひ)・不(ふ)・未(み)」を国語の入り口にする!? ~打消しで作った対義語(たいぎご)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「超能力(ちょうのうりょく)」や「ESP」については 9/14 音楽:個人的曲メモ ~『アイドルマスターシンデレラガールズ』編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:飛行機などの操縦席「コックピット」については 9/8 英語:「コックピット(cockpit)」と「雄鶏(cock)」の話(仮)! (※途中から紹介記事) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「レーザー」については 10/3 理+英:「レーザー」と「ビーム」についてメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「予知(よち)」については 7/3 学習:先に後悔して勉強する方法!? ~「なんちゃってタイムスリップ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:全身の動きをセンサーで感じ取るゲーム『ダンスエボリューション』については 6/30 国語:気になった単語の適当メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「インプラント」については 6/4 英+理他:「インプラント」、「歯(は)」、そして「SF武器」!? ~色んな「implant」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:「神経(しんけい)」については 11/9 国+英:「神経(しんけい)」は神の通り道ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:「メカトロニクス」については 6/7 英+社:「エスカレーター」は「エスカレート」しました!? ~「自動階段(じどうかいだん)」と「商標権(しょうひょうけん)の喪失(そうしつ)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:ゲーム機『Nintendo Switch』については 11/4 体+ゲーム:「運動(うんどう)」で「冒険(ぼうけん)」するゲーム!? ~ゲーム『リングフィット アドベンチャー』の(勝手に)紹介記事~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:「トロン」というコンピュータが出てくるTRPG『トーキョーN◎VA』については 9/2 国+英社:「不動産(ふどうさん)」はリアル(real)に動かないですか? ~「real estate」と「immovables」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。