のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

9/19 国語:あなたは「猫の額」を読めますか? ~「額(ひたい)」と「額縁(がくぶち)」と「金額(きんがく)」の話~

 国語の話ー。
 ぶっちゃけると、若干イジワルクイズみたいな感じです。なぜなら読み方は複数あるので。


 「額(ひたい)」、「額縁(がくぶち)」と「金額(きんがく)」など、
 色んな読みなどがある「額」という感じについての話です。 



 前置き。
 何となくネタを考えている時に「額(がく)」という文字を目にしまして。
 そういえば「額」と書いて「額(ひたい)」とも読むなあ…などと気になったので調べてみました。



 まず漢和辞典で「額」という字を調べてみると、
 主に「額(ひたい)」とか「額(がく)」という読みが載っていました。
 あとは「額(ぬか)」という読みもありますね。これに関しては日本史でも「額田王(ぬかたのおおきみ)」という方がいらっしゃいます。


 で、①「額(ひたい)」とは何か、というと頭の前の方のことですね。
 いわゆる「おでこ」と言われる部分で、主に眉(まゆ)から髪(かみ)の生え際までを指すようです。


 では②「額(がく)」とは何か、と言うと。
 漢和辞典では「門などの上に掲げる書き物」という意味があり、
 また国語辞典ではそれに加え、「壁などに飾るもの」という意味が載っていました。
 後者(こうしゃ)は特に「額縁(がくぶち)」に関連するものですね。
 額縁とは絵とか写真を入れておく道具ですね。
 「額/額縁に入れて飾る」という時に使うものです。


 そして「額」というと③「金額(きんがく)」の「額(がく)」という言葉もあります。
 お金の量などを表す言葉ですね。



 正直①~③の言葉についてどれが初めで、何が由来なのかは不明ですが、
 漢和辞典の由来解説に、体の部位の「額(ひたい)」の意味が書いてありました。
 それによれば「客」という部分は「かたい」という意味であり、頭の中の硬い部分が「額」、ということのようです。


 そう考えると頭の「額(ひたい)」の意味が先にあり、あとに「額縁」や「金額」の「額」の意味ができたのではないかと思います。


 で、どういう風に他のものにも「額」の字が使われたかと想像すると、
 額(ひたい)は頭の中でも目立つ場所にあるので、
 門(もん)や壁(かべ)の、「額」のように目立つ、ちょっと高いところに飾るのが「額縁(がくぶち)」、という感じではないかと。
 (逆に低いところに額縁を飾ることはあまりないですね)


 そして「金額」というと、「個々の具体的な内容」というよりは「まず目立つ全体の値段」という感じもするので、
 (例えば生活費(せいかつひ)でも金額や「総額(そうがく)」○○万、というのがあって、その中で食費(しょくひ)がいくら、光熱費(こうねつひ)がいくら…、という風に分かれていく感じですね)
 「まず目立つところ(額)に書かれる数字」という意味合いを、「金額」の「額」の字は持っているのかも?という気もします。


 まあここら辺はあくまで仮説で、分からないことが多いですが、色々考えてみるのも楽しいですね。



 ちなみに上で紹介したように「額」には色んな読み方があるので、
 タイトル*1で書いたような、「猫(ねこ)の額(?)」という言葉をどう読むか、というのは、実は難しかったりします。


 何故ならこれは

①「猫の額(ひたい)」→「猫のおでこ」
②「猫の額(がく)/額縁」→「猫の(描かれた絵が入った)額」
③「猫の額(がく)/金額」→「ペットショップなどで猫を買う時の額/値段」 (※読みは一緒ですが意味が違います)
④「猫の額(ぬか)」→「猫のおでこ」 (※①と意味は一緒ですが読みが違います)


 という、複数のやり方で読めてしまいますからね。


 一つの漢字でも読みがたくさんあるのはややこしいですが、
 逆に言えば、元の意味や流れを押さえれば、応用はしやすいかもしれません。
 今回の「額」という字も、色んな読みや意味がありましたが、
 どれもわりと「目立つ」ものに関係していた気もしますし。



 「漢字には色々読みがあってもうイヤだ!苦手!」という方は、
 よければ漢和辞典で元の意味を確認してみると、少し参考になるかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。



追記
 ちなみに「額」とは少し違う気もしますが、
 ソーシャルゲームなどにおいて、レアキャラのアイコンの「枠(わく)」は派手な色がついていたりします。
 例えば「虹色(にじいろ)」とか「金色(きんいろ)」とかですね。
 そのためキャラクターのレアリティ(レア度)を指して「虹枠(にじわく)」や「金枠(きんわく)」と呼んだりすることもあるようです。

 カードゲームでも、レアカードは縁(ふち)の部分の色が違ったりして、同様のことがあるようです。 
 (ただカードゲーム『遊戯王』などではカードの縁の色でモンスターの種類を表していたりするので、レアだからと言って縁の色が変えにくいところはあるかもしれません)
 また同じカードでも、時々特殊イラストが使ってあったり、ホログラフィック加工がしてあるものもあります。
 データの強さは変わらないですが、派手になるわけですね。
 あと有名人や声優さんのサインがしてあったりするものもあります。…だんだん額や縁の話ではなくなってきましたが。



追記2
 ちなみに地面に頭がつくように丁寧に礼をすることを「ぬかづく/額突く」と言ったりもします。
 現代ではあまり見ず、昔が舞台のドラマとか時代劇で見る印象ですね。
 ただ似た行為の「土下座(どげざ)」は、今でも馴染みのある言葉かもしれません。





◆用語集
・額(ひたい/ぬか):
 頭の上の方の、硬い部分。主に髪から髪の毛の生え際の間。
 よく「でこ」や「おでこ」とも言われる部位。
 ちなみに「ぬか」という響きでは「糠(ぬか)」というものもあるが、今のところ特に関係はないと思われる。


・猫の額(ねこのひたい):
 主に、狭いものの例えに使われる言葉。
 例えば「猫の額ほど狭い」という風に使われる。
 この場合、別に「猫の額の部分はなんかかわいいよね」とかそういう話ではない。
 またここで想定されているのはあくまで「猫=小さいもの→それの額はさらに小さい→狭い」といったイメージであり、
 「ファンタジーとかでは巨大な猫がいたりするけど、その額って結構広いよね?」とか、そういう話でもない。
 でも過去には牛の皮1枚を使って丘を手に入れた女性「ディ―ドー」*2さんもいたようなので、油断はできない。
 なので友人などから「猫の額ほどの土地、くれないかなー?」と言われたら、ちょっと警戒した方がいいかもしれない。


・額縁(がくぶち):


・金額(きんがく):


・土下座(どげざ):
 マンガやドラマでは悪役がこれを人に要求したり、また逆転されて自分がする羽目(はめ)になっていたりする。
 ちなみにマンガ『賭博黙示録カイジ』においては、かなりヘビーな土下座が行われていたりする。



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