生活(家庭科)+国語+英語+ゲームの話ー。
食品を細かくする道具「すり鉢」(すりばち)と、
その名前の一つ「擂鉢(すりばち)」についてなどの話です。
気圧の影響か、えらく眠いので簡単に。
前置き。
昨日は道具の「ヤスリ」*1という、物をこすったりする道具を書きましたが。
そこから「擦(す)る」、または「擦(こす)る」ことから連想したので、、
ちょっと「すり鉢」について調べてみました。
※
まず「すり鉢」(すりばち)というのは、食品(しょくひん)を「擦る(する)」…細かくするための道具ですね。
「鉢(はち)」というのが「ボウル(bowl)」のような入れ物のことで、食品を「擦る」ための鉢だから「すり鉢」というわけです。
主に「すりこぎ」(すりこ木)という棒と組み合わせて使います。
鉢を置いて、上からすりこぎを押し付けてゴリゴリやるわけですね。
(理科の「乳鉢(にゅうばち)」と「乳棒(にゅうぼう)」のような感じです)
家庭で使う時は「ゴマ(胡麻)」とかをすりおろしたり、「とろろ芋(いも)」をすりおろす時に使うかもしれません。
ところで国語辞典によれば、「すり鉢」は漢字では「擂鉢(すりばち)」、「擂り鉢」と書くそうです。
…「擂」に「雷(かみなり)」という字が入っているので、なんか急に強そうに見えますね。
ちなみに「すりこぎ」も漢字だと「擂粉木(すりこぎ)」になります。より強そう。
※
ファンタジーなどの世界では「魔法(まほう)」や「属性(ぞくせい)」*2というものがあったりしますが、
もし「名前に何が含まれているか」、ということで属性が決まるなら、
「すり鉢(擂鉢)」は「雷属性(かみなりぞくせい)」ということになるのかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
関連用語:「薬研(やげん)」*3、「pound(パウンド)/すり潰す」*4、「grind(グラインド)/細かく砕く」*5、「squash(スカッシュ)/押しつぶす」*6、「臼(うす)」*7、「杵(きね)」
追記
国語辞典によれば「擂る」という言葉は、「擦る」の1バージョンみたいですね。
一般には「擦る」という言葉がよく使われるようなのですが、みそ(味噌)やゴマ(胡麻)を擦る場合は特に「擂る」と書くようです。
ちなみに漢和辞典を見ても、「擂」の字の由来は分かりませんでした。
仮説を立てるなら、すり鉢でゴマなどを擂る時、ゴリゴリと音がするのですが、
それが雷の音(※上空でゴロゴロなっている時のもの)のように聞こえる…というのはありそうですね。
*1:工具の「鑢(やすり)」については 10/2 「クリアファイル」は「透明(clear)なヤスリ(鑢)」ですか? ~「ヤスリ」と「file」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「属性(ぞくせい)」については 1/19 理科:理科の領域(りょういき)と「属性魔法(ぞくせいまほう)」の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「薬研(やげん)」について 1/25 英+家:「薬(くすり)」に関わる英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ はを参照。
*4:「すり潰す」という意味もある英単語「pound(パウンド)」については 2/13 英+家:みんな大好き「約0.453 kgケーキ」!? ~「パウンドケーキ」と重さの「ポンド」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「細かく砕く」という意味もある英単語「grind(グラインド)」については 1/26 英語:「グラインダー」と「グライダー」についての話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「押しつぶす」意味もある英語「squash(スカッシュ)」については 11/3 生+英他:「カボチャ」といえば「スカッシュ」ですか? ~「squash(スカッシュ)/押しつぶす」と「squash(スカッシュ)/カボチャ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「臼(うす)」や「杵(きね)」については 1/17 生+国他:「もちつき」を漢字(かんじ)で書けますか? ~「もちつき」の2つの書き方の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。