のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

8/12 国語:「配付(はいふ)」と「配布(はいふ)」は違いますか? ~「付」と「布」の違いの話~

 国語の話ー。


 今日は8月12日…8(は)・12(いふ)の日ということで、
 よく似た言葉「配付(はいふ)」と「配布(はいふ)」について、
 「付(ふ)」と「布(ふ)」の字から考えてみる話です。


 暑いので簡単に。


 前置き。
 まず「配付(はいふ)」「配布(はいふ)」というと、
 ざっくり何かを「配る」行為という感じですね。
 誰かに何かを渡しているイメージです。
 逆に言えば、筆者もそれ以上は考えていませんでしたが。


 ではこの2つはどう違うのか?と国語辞典で調べてみると、

・配付(はいふ)…それぞれに配ること
・配布(はいふ)…広く配ること

 …という感じのようです。
 「配布」の方が広く、また広範囲に一気にやる感じですね。


 で、さらに漢和辞典で「付」と「布」について調べてみますと。


 まず「付(ふ)」「あたえる(与える)」「わたす(渡す)」という意味があるようです。
 また字の成り立ちに「手で渡す」という行為が関わっているようで。
 なので「その場で渡す」という意味合いが少し強いかもしれません。
 (※ただ字の成り立ちは本によっても解釈が違うかもしれません)
 

 そして一方の「布(ふ)」ですが、
 こちらは「布く(しく)」「布べる(のべる)」といった読みがありまして。
 また意味としては「ひろげる(広げる)」「ならべる(並べる)」「お達し」(お知らせ)などの意味がありました。
 「布」は「布(ぬの)」という意味もあるからか、広範囲にばーっと広げる感じがします。


 この2つの字の違いが、「配付」と「配付」の違いにも関係していそうですね。



 まあ普段はそんなに区別しなくても困らないかもですが、
 実はこれらは、新型コロナウィルス*1にも関わるネタでもあったりします。


 例えばコロナ関連では「給付金(きゅうふきん)」や「マスク*2配布」という言葉がありますが。
 申請した個人などが受け取るので「給金」、
 一律に広い範囲に配るので「マスク配」…と考えることもできそうです。 
 (※給付金も広く配られた気もしますが、辞書でも「給付(きゅうふ)」は「特定の相手に物品などを与えること」となっておりました)

 仮説ではありますが、「付」と「布」の意味からするとそれっぽい気もしますね。


 普段は漢字を間違ってもそんなに困らないかもですが、
 何かの申請書類などで間違ったら、無効になってしまうかも?

 
 「配付」を「配布」と間違えて「給付金」がもらえない…なんてならないように、
 漢字にも注意を「配」って、しっかり目を「付」けておくといいかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




追記
 上記の「布」の「お達し」(お知らせ)の意味に関してですが。
 これに関しては、国が情報や法律を国民に伝える時に、
 「公布(こうふ)」、「宣布(せんぷ)」、「発布(はっぷ)」などの言葉を使うこともあります。
 これらは日本史・世界史などでも出てくるので、覚えておくと便利かもですね。



◆用語集
・配付(はいふ):
 英語では「distribution(ディストリビューション)」。
 関連用語:「査定(さてい)」*3


・配布(はいふ):
 手元の和英辞典の英語では(配布する)「distribute widely(ディストリビュート・ワイドリー)」となっていた。
 ほぼ「配付」と同じだが、「widely(ワイドリー)/広く」で意味を調節している形である。
 ちなみにソーシャルゲームなどでキャラやアイテムがみんなに配られる場合は、こちらの「配布」を使うようだ。


・給付(きゅうふ):


・給付金(きゅうふきん):
 関連用語:「育児休業給付金(いくじきゅうぎょうきゅうふきん)」*4、「逼迫(ひっぱく)」*5、「領収書(りょうしゅうしょ)」*6



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