理科+スペイン語*1+社会+英語の話ー。
「筆者は犬*2のチワワさえ誤解しているのか…」的な話ではありません。
犬の一種の「チワワ(Chihuahua)」と、
その由来らしいメキシコ*3の「チワワ州(Estado de Chihuahua)」、
そしてそこで育つ牛*4、「チワワ牛」の話を。
ちょっと風邪っぽいので簡単に。
前置き。
筆者が昨日『世界くらべてみたら』というテレビ番組を見ていたら、
メキシコの土地として「チワワ州」という語が出てきまして。
気になったので調べて見ました。
※
まず日本で「チワワ」というと、犬の一種ですね。
小さくてつぶらな瞳(ひとみ)が特徴的な感じです。
個人的には昔の「アイフル」のCMにも出ていたのが、印象深いですね。
で、上記の番組『世界くらべてみたら』でも語られていたのですが、
チワワの由来は、メキシコの「チワワ州(Estado de Chihuahua)」という所らしいです。
なので犬のチワワのスペルも、「Chihuahua」と、なかなか特徴的な感じですね。
(スペイン語らしいですが、英和辞典でもこのスペルで載っていました)
ところで上記番組では、
「チワワ州」の「チワワ牛」という、牛のお肉がおいしいとも語られていました。
「神戸牛(こうべぎゅう)」など、土地の名前がつくのは日本でもありますね。
ネットでも同様の情報を載せているサイトはいくつかあったので*5、
肉好きな人は「『チワワ』(州)といえば『(チワワ)牛』!」という感じかもですね。
…字面だけだと「犬のチワワが牛になった…!?」みたいな感じもしますが。
※
ところで犬の「チワワ」の名前についてですが。
「チワワ犬」じゃなくて「チワワ(Chihuahua)」と、場所名でそのまま呼ばれているのは面白いですね。
(「日本/ジャパン」→「日本人/ジャパニーズ」のような変化がない)
日本でも「秋田犬(あきたけん)」とは言っても、「秋田」とは呼びませんし。
なので、今度どこかで犬の「チワワ」を見ることがあれば。
「この子は『州(チワワ州)』の名前を背負っているのか…」と思ってみると、
その小さな体が、何だか大きく見えてくるかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにWikipediaでは、「チワワ牛」などは直接確認できなかったのですが、
調べている内に「マチャカ(Machaca)」という乾燥肉(かんそうにく)のページを見つけました。
これはWikipediaによれば、牛肉か豚肉から作る伝統的な乾燥肉で、
これを炒り卵(いりたまご)*6と混ぜた物が、チワワ州の鉱夫(こうふ)の朝食やブランチ*7として人気があるそうです。
追記2
ちなみにネットで「チワワ牛」を検索したら、
牛ではなくて「牛柄のチワワ(犬)」の画像がいっぱい出てきました。
かわいかったので、犬好きの方は調べてみるのも良いかもしれません。
◆用語集
・チワワ【犬】:
関連記事:『犬を表す外国語セブン』*8
・チワワ州【州・メキシコ】
・チワワ牛【牛】:
・マチャカ【乾燥肉】:
*1:「スペイン語」や「スペイン」については 6/30 英+スぺ:英語とスペイン語ちょいメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「犬(いぬ)」については 12/29 国+理:「犬(いぬ)」も「侍(さむらい)」になりますか? ~「犬侍(いぬざむらい)」と「文化(ぶんか)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「メキシコ」については 7/8 国+歴:「那覇市(なはし)」の「覇(は)」は「覇王(はおう)」の「覇」!? ~「那覇」と「なふぁ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「牛(うし)」については 6/24 英語:ゲーム/「英語サバイバル」食事編 ~ゲーム実況的な感じで~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:ただWikipediaなどで牧畜の情報を直接確認できなかったので、その分少し自信はなかったりします。すみませんが、気になる方は追加で調べてみて下さい
*6:「炒り卵(いりたまご)」については 7/3 生+英他:「卵(たまご)」は「緊急発進(きんきゅうはっしん)」しますか? ~「スクランブルエッグ」と「scramble(スクランブル)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「ブランチ」については 9/10 生+英:「ブランチ」と「ブランチ」は違いますか? ~「branch(ブランチ)」、「blanch(ブランチ)」、あと「brunch(ブランチ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:記事『犬を表す外国語セブン』については 9/16 理+諸外:「犬(いぬ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。