音楽+イタリア語+スペイン語の話ー。
「通りを歩く」とか「街頭通過(がいとうつうか)」などが由来らしい曲、
「パッサカリア(passacaglia/pasacalle)」の話を。
体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
国語辞典で調べ物をしていると、
ふいに「パッサカリア」という語を見つけまして。
名前が格好良いな…、と思ってさらに調べてみると、
Wikipediaによれば、「パッサカリア」は「主に17世紀から18世紀にかけて用いられた音楽形式の1つ」らしいです。
で、「パッサカリア」という名前はイタリア風らしく(イタリア語「passacaglia」)。
Wikipediaによれば、元々の起源(きげん)はスペインであり、
スペイン語の「pasear(歩く)」と「calle(通り)」に由来しているようです。
(そのためスペイン語だと「pasacalle」になるようです)
また国語辞典によれば、元はスペインの「民族舞踏」の曲らしいですね。
ちなみに国語辞典においても、
パッサカリア…イタリア語「passacaglia」の意味は「街頭通過(がいとうつうか)」と説明されていました。
「歩く(あるく)」こと、またはどこかを「通過する(通り過ぎる)」ことは、
普通なこと、何気ないことという印象もありますが。
でもそれをテーマにした曲が「パッサカリア/passacaglia/pasacalle)」なら、
「『通り(calle)』を『歩けば(pasear)』『曲(パッサカリア)』になる!」と言えるかもですね。
ちょっとアーティストっぽくもあり、オシャレな気もします。
なので、今度どこかを「歩く」とか「通過する」時に、
「パッサカリア」の名前を思い出してみると、
ちょっとオシャレな気分になれて、楽しいかも?
まあそんな感じで~。