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生活+英語+体育の話―。
「もうね、俺にとっちゃ予選は朝飯前で…」的な話ではありません。
料理(りょうり)などの準備を先に済ませておく「下拵え(したごしらえ)」と、
大会(たいかい)への出場権を賭けた争い「予選(よせん)」、
そしてその両方を表せたりする英語、「preliminary(プリリミナリー)」の話を。
前置き。
この頃「下り坂・上り坂」などを調べている流れで、
似た語の「下拵え(したごしらえ)」が気になったので、調べてみました。
※
まず「下拵え(したごしらえ)」とは、料理の準備というイメージの語ですね。
食材(しょくざい)には、準備に時間がかかる物もあるので、
事前(じぜん)に色々やっておくと、本番でスムーズに進む…みたいな感じです。
(例えば「ダシ(出汁)を取る」、「一晩寝かす」等は時間がかかりそうですし)
で、そんな「料理」関係の印象が強い「下拵え」ですが、
英語だと、また違うジャンルの語と同じとされたりするようです。
というのも、「予選(よせん)」等の語と関わったりもするからですね。
どういうことかと言うと。
まず和英辞典で「下拵え」を調べてみると、
その英語のひとつに「preliminaries(プリリミナリーズ)」という語がありまして。
(※ちなみに「preliminaries(プリリミナリーズ)」は複数形で、単数形だと「preliminary(プリリミナリー)」ですね)
で、この「preliminary(プリリミナリー)」は、英和辞典によれば、
「予選(よせん)」や、「予備試験(よびしけん)」などの意味を持っているらしいです。
(「予選(よせん)」とは、大会への出場権などを賭けた争いなどですね)
他にも、上記「preliminary」には「予備の」、「準備の」等の意味があったので、
事前に準備しておくものは、結構この「preliminary」で表せるのかもいれません。
(接頭辞「pre(プリ)」が「事前の」などの意味ですしね)
なのである意味、
英語では「『下拵え(preliminary)』と『予選(preliminary)』は同じ(語のこともある)!」と言えるかもですね。
…何かバトルマンガとかに出てくる、「何でも料理に例えるキャラ」みたいですね。「私の下拵えはすでに終わっている、後は君を料理するだけだ!」的な
※
まあ、実際の「下拵え」と色んな「予選」は違ったりするわけですが。
でも料理でも、事前の「下拵え」が大事とか、
そもそも「食材を選ぶ時から勝負は始まっている…」的なことは聞いたことがある気もします。
その意味では、確かに「予選(事前の争い)」っぽいかもですね。
なので、今度あなたが何か料理をする時、
「下拵え(preliminary)」がちょっと面倒だな…と思ったら。
「いやいや、これも大事な『予選(preliminary)』だから!」と思ってみると、
大会の予選試合っぽい、緊張感(きんちょうかん)が得られる…かも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・下拵え(したごしらえ):
・予選(よせん):