のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/23 理+英他:「ミノムシ」の「持ち物(もちもの)」は、なーんだ? ~「蓑虫(みのむし)」と「蓑(みの)」と「bagworm(バッグワーム)」の話~

 理科+英語+社会+生活の話―。


 巣(す)ごとぶらさがる姿が特徴的な虫、「ミノムシ(蓑虫)」と。
 その名前の由来である雨具(あまぐ)の「蓑(みの)」
 そしてミノムシの英名「bagworm(バッグワーム)」等の話を。


 前置き。

 昨日は「菰(こも)」*1や「マコモ」について書きましたが、
 その途中で出てきた「蓑(みの)」という語から、 
 「ミノムシ(蓑虫)」が気になったので、調べてみました。


 まず「ミノムシ(蓑虫)」とは、ガ(蛾)の幼虫(ようちゅう)の一種ですね。
 国語辞典等によれば、「ミノガ科のガの幼虫」のことらしいです。
 枯れ葉(かれは)や枯れ枝(かれえだ)を集めて巣(す)を作り、
 その巣ごと、木の枝からぶら下がっている姿が特徴的な虫ですね。


 ちなみに「蓑(みの)」とは、雨具(あまぐ)の一種ですね。
 今で言うカッパ(合羽)やレインコートみたいに、かぶって使う感じです。
 藁(わら)などで作られた物なので、外見は茶色(ちゃいろ)い感じですね。


 そして「ミノムシ(蓑虫)」という名前は、
 ミノムシの巣が、この「蓑(みの)」に見える、というのが由来のようです。


 なので日本では、ミノムシは「蓑(みの)」のイメージが強そうですが…。
 しかし英語だと、また違う物をイメージするかもしれません。


 というのも和英辞典等によれば、
 「ミノムシ」は英語では「bagworm(バッグワーム)」等というらしいからですね。
 (Wikipediaによれば「bagworm moth(バッグワーム・モス)」とも)


 英和辞典によれば「bag(バッグ)」は「袋(ふくろ)」や「カバン(かばん、鞄)」、 
 「worm(ワーム)」は「虫」の意味があるらしいので、
 「袋(bag)に包まれた虫(worm)」→「ミノムシ(bagworm)」って感じですかね。
 こちらもミノムシの巣の様子が、「袋/bag」に見えるということかと思われます。


 なのでもし「『ミノムシ(bagworm)』の『持ち物(もちもの)』は、なーんだ?」と「なぞなぞ」を出されたら。
 日本では「蓑(みの)!」という答えが、
 そして英語圏の国では「バッグ(bag)!」という答えが多くなりそうなのが、面白いですね。


 まあ「蓑(みの)」と「bag(バッグ)」、どちらに見えるにせよ、
 ミノムシが巣を作るのは冬のようなので、
 私たちが実際のミノムシ(の巣)を、しばらく見ることはなさそうですが。
 (生まれる時期としては初夏(しょか)らしいのですが)


 でも、例えば社会の教科書などで「蓑(みの)」を見たり、
 あるいは何か「バッグ(bag)」を使うことがあれば。
 ついでに「ミノムシ(bagworm)」のことを思い出してみるのも、面白いかも?



 まあそんな感じで~。




◆用語集
・ミノムシ(蓑虫)【虫】:
 ちなみにゲーム『ポケットモンスター』シリーズには、ミノムシみたいな外見のポケモンミノムッチ」や「ミノマダム」などがいたりする。


・bagworm(バッグワーム):


・蓑(みの):




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