のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/29 国+生他:これは「レシート」に関(かか)わる話ですか? ~「沽券(こけん)に関わる」と「沽券/土地売買の書面(しょめん)」の話~ 

 国語+生活+こころ+英語の話―。


 体面(たいめん)・評判(ひょうばん)に関わる…といった意味の語、「沽券(こけん)に関(かか)わる」と。
 代金(だいきん)などが書いてあって、今の「レシート」っぽくもあったらしい、
 土地売買(とちばいばい)の書面(しょめん)、「沽券(こけん)」というものの話を。


 前置き。

 まず「沽券(こけん)」とは、体面(たいめん)や品位(ひんい)等のことですね。 
 ざっくり言うと、人前(ひとまえ)で守りたい自分の「評判(ひょうばん)」とか、
 「メンツ」や「プライド」…といった語になるかと思います。
 他人(たにん)が自分をどう見るか、というのに関(かか)わる語ですね。


 例えばマンガとかでは、怖(こわ)そうな敵(てき)キャラなどが、
 「このまま引き下がっちゃ、俺の『沽券(こけん)』に関(かか)わる…」的なことを言ったりもしますが。
 これは、「このまま引き下がったら、自分の評判が悪(わる)くなる」→「だから引き下がることはできない」ということですね。


 で、「沽券」はだいたい上記の「沽券に関わる」で聞く印象もあるので、
 個人的には「沽券」には、「ケンカ(喧嘩)でよく使われそう」なイメージもあったのですが。


 しかし調べてみると、「沽券」の由来はまた違う場面…、
 「買い物」などに関わるものだったりするようです。
 というのも、「沽券」はある意味「レシート」的なものでもあったらしいからですね。


 まずWikipediaによれば、「沽券(こけん)」とは、
 「家屋敷(いえやしき)の売渡し(うりわたし)を証(しょう)する書面(しょめん)」であり、
 その時の「売買代金(ばいばいだいきん)」も記されていた…とのことです。


 つまり、「沽券」は家や土地を買うときの書類(しょるい)であり、
 またその時の代金も載っていた、ということですね。


 で、この代金が書かれた「沽券」が、
 「土地の価値(かち)」を証明(しょうめい)するものとされたようで。
 (つまり沽券に「この土地を200万円で買った」と書いてあったら、その土地のだいたいの価値が分かる訳ですね)
 こういったことから、上記の「沽券に関わる」という言葉が生まれたようです。


 しかし、「沽券」に土地売買の代金が書かれていた…ということは。
 現代で買い物をしたときにもらえる、
 「レシート」(買い物の内容と値段が書いてある紙)っぽい、とも言えそうですね。
 (もちろん「沽券」には他の役割もあったりするのですが)


 そう考えると、マンガのケンカ場面等での、
 「これは、俺の『沽券(こけん)』に関わる話だからよ…」的なセリフが、
 「これは、俺の『レシート(沽券)』に関わる話だからよ…」って感じに聞こえて、ちょっと面白いですね。
 レシートを持ってきて返品してもらう話っぽい


 ちなみに、ちょっと話は変わりますが。
 マンガ等でやたら「俺の沽券に関わる~」とか、
 「ナメやがって…!」など言い過ぎるキャラは、
 逆に「弱(よわ)そう」とか、それこそ「安(やす)っぽい」と言われてしまう印象もあります。


 そう考えると、その人の取ってきた行動は、
 後から「レシート(沽券)」のように見返(みかえ)されてしまう…ということもありそうですね。
 そして場合によっては、上記のように「安っぽい」などと思われて、
 それこそ「沽券(評判)に関わる」事態になってしまうかも?


 「沽券(こけん)」や評判、プライドなどは大事な物かもですが。
 それらに「関わる」語の扱いは、ちょっと気をつけた方が良いのかもですね。




 まあそんな感じで~。






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