英語の話ー。
ただし「これは違う」と思う方もいるかも。
「英語で意思疎通(いしそつう)、こだわらない方ができるとこがあるかも?」て話です。
学校で習っていると「正しい英語」というものをついつい気にしてしまいますが、
実は大事なのはそれだけじゃない、と思います。
例えば、筆者は家族の英語メールを代筆(だいひつ)することがあります。
ヨーロッパの知り合いに向けてのものです。
ただしお互いの言語(げんご)は使えないので やり取りに使っているのは英語です。
こっちのはすごい適当な文法(ぶんぽう)*1ですが……。
でも相手も英語が母語(ぼご)の人ではないので、単語は簡単な方が伝わりやすいようです。
そんで「正しい英語と伝わる英語は、必ずしも同じじゃないなー」と思いました。
つまり「英語的に正しくても、難しいと相手が分からない」て場合がある訳ですな。
特に相手が英語が母語じゃない場合。
もちろん「すらすら英語をしゃべれる」のを目指すのは良いことだと思います。
でもそれ以外にも、「とりあえず意思を伝えられる」というレベルもあります。
それも大事なことですね。
特に日本人は「間違いを恐れて話さず、英語が上達しない」という話もありますし。
その場合であれば、少し自分の中のハードルを下げてみてもよいかもしれません。
ゲームに例えるならば難易度(なんいど)がある、といったとこでしょうか。
「イージー・ノーマル・ハード」といった具合に。
「ハード」、つまり高レベル*2なものにこだわって英語を嫌いになってしまう位なら、
「イージーな英語でやってみるか」というのもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに、上記のヨーロッパの友達に会うことになった時には(和英・英和)辞書*3やメモを持参していきました。
言ってることがよく分からなくても、いざという時は辞書の単語を指さして意思疎通とかできますし。
あとは身振り手振りとか。
なりふり構わなければ結構やりようはあるものです。
最近は翻訳*4アプリとかも出てますし。便利ですねー。
追記2
もっともシンプルな形から会話を考える手もあります。
ぶっちゃけ意志が通じるなら「Yes」「No」だけでもなんとかなるじゃない、と。
そういう場合もあります。
前に駅で筆者が話しかけられた時はまあ大体そんな感じでしたし。
【外国人の方(外)「Excuse me(すみません)」筆者(筆)「Ya?(はい?)」
外「Do this train go to xxx ?(この列車はxxx駅まで行きますか?)」
筆「Ah...Maybe.I think so.(あー多分。そう思います)
外「Thank you.(ありがとう)」筆「You're welcome.(どういたしまして)」】
まあ上の流れはうろ覚えですが。
いつもそんな感じになるとは限らないわけですが。
それでも「極限にシンプルな意思疎通」を中心に考えると、
他の英語はむしろオプションパーツ、「さらに意志が通じやすくなる道具」とも考えられます。
だから「ちゃんと喋れなきゃダメか!?」じゃなくて、
「ああ、すでに俺はこんなに単語を知ってるぞ!表現できるぞ!」と考える手もあります。
そうすると、学校とかでも(とりあえず)習っている色んな英語が
「実際には使えない英語」じゃなくて、
「あなたの思いをより表現できる宝の山」に見えてくるかもですね。
*1:「文法(ぶんぽう)」については 12/8 英語:「基本5文型」って何さ? +四天王 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「レベル」については12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモを参照。
*3:「辞書(じしょ)」については 2/16 英語:「full」と「-ful」 ~接尾辞(せつびじ)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「翻訳(ほんやく)」については 12/7 英語:「I am」でたらめ翻訳のお遊び - のっぽさんの勉強メモ を参照。