のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/23 社+こころ:これは「日本(にほん)」ですか?それとも? ~「こんなん○○じゃない」って言いたくなる時のアレ~

 社会+こころの話ー。
 英文みたいなタイトルでお送りしております。

 例えば「これが日本だ」とか「これは日本じゃない」みたいに、
 「これは○○だ/じゃない」って言いたくなる時は?
 みたいなことについての話です。


 前置き。
 筆者は「太平洋戦争(たいへいようせんそう)」(日本とアメリカ・また他の諸国との戦争)についての本を読んでいたのですが、
 その途中で、「国(くに)って何だろう」「日本とは何だろう」ということを思いました。

 というのも、日本がこの戦争をする前後で、
 「アメリカに屈するのは許しがたい。なら戦争をしたほうがましだ」とか、
 「天皇制(てんのうせい)を維持できないなら、国が滅びたも同じ」というような意見があったようなので。
 で、そこらへんで戦争に進んだり、戦争が長引いてしまったりもしたようです。
 (※ここら辺は見方や資料によってもまた違うと思われます)

 人によって(あるいは時代によって)大事にする部分がだいぶ違ったようですね。


 なので言ってみれば、
 その人にとっての「日本のあるべき姿」、「日本と呼べる条件」というのがあって、
 何かを変えてしまうと、それは「日本じゃない」とか「間違っている」ということになるのかもしれません。
 で、昔の日本人にとっては、例えば「天皇」の存在は「日本」にとって重要であったと。
 (まあ「国体(こくたい)」とされていましたしね)


 上の例であれば、例えば「天皇制がない日本」というものを指して、
 「これは日本ですか?」と聞いてみたなら。
 「これは日本じゃない!」と答える人もいる、ということかもしれません。
 (その一方で、同じものを「はい、これは日本です」と答える人もいるかもしれません)


 このことの善悪は、ひとまず置いといて。
 この「これは○○じゃない!」とか「こんなんじゃ○○の意味がない」と言いたくなることは、今でもあるような気がします。
 よくネットとかであるような話は、マイナーだった音楽バンドがデビューして方向性を変えたときに ファンが「昔のほうがよかった」「あんなん、俺の好きだった○○じゃねえよ」と言うとかって感じですね。


 あるものに対して、どれが重要なのか?どれが中心部分なのか?
 人によっても見方は違うので、なんとも難しい話ですが。


 よければ、以下のことを試しに考えてみてください。


 あなたにとっての「日本」とは何でしょうか?
 どこまでなら日本で、どこから「日本じゃない」「らしくない」ことになるでしょうか?

 あるいは、あなたの好きなもの、好きな人は。
 どこまでなら「らしく」て、どこから「らしくない」感じになるでしょう?


 まあざっくりした問いなので難しいですが、
 その答えは、あなたの隣の人のものとは、また違うものかもしれません。


 そこで「ああ、隣の人は違う人間だ」とか「分かってねえな!」と思ってしまってもいいのですが、
 よければそこで「どうしてそう思ったの?」ということを(※けんかにならないように)話し合ってみると、ちょっと面白いかもしれませんね。
 例えば、また違った「日本」の姿とか、好きなものの一面に出会える、…なんてこともあるかも?



 まあそんな感じで~。



関連用語:「テセウスの船」*1、「哲学(てつがく)」*2
関連記事:「I am」でたらめ翻訳(ほんやく)のお遊び」*3、「世界を繋ぐものはワタシ?」*4



追記
 「どうなっても日本は日本だろ」という意見の方もおられるかもしれません。
 そういう意見もありですね。
 でも例えば、京都とかで、寺社の代わりにビル群がいっぱい建ってて、カウボーイがハンバーガーを食べている…という光景を見たら
 筆者は「これも日本」というよりは「むしろアメリカだろこれ!」と突っ込んでしまう気もします。
 で、ここら辺は「差別(さべつ)」にもかかわる話なので難しいですが、
 「日本」というものを「日本人」的な外見の民族がいる風景、と考えている方もおられるかもしれません。
 そういう方にとっては、「黒人とか白人とか海外からのいろんな人種が暮らしている日本」というのは、「これは日本ではない!」ということになるかもしれませんね(このことの善悪はさておきます)。
 ちなみに世界でも似たような動きはちょこちょこあったりします。自民族を優先する一方である民族をいじめたり、「移民(いみん)」を激しく拒否したりする例もあるようですね。
 理由はいろいろあるでしょうが、人が激しく行き来できるようになると、そのことへの「抵抗」や「拒否反応」というのも起こりやすい、ということはあるかもしれません。
 あとその地域があまりお金持ちでないと余裕がなくなり、イライラしたり「外国人に仕事を奪われている」と感じやすくなるかもしれません(その推測が当たっているかどうかはそれぞれのケースにもよります)


追記2
 ちなみに、マンガとかでは相手への愛情その他が強すぎて、攻撃的・束縛的(そくばくてき)になってしまうキャラがいたりしますね。
 例えば「あなたのことを一番わかっているのは私」とか「そんなの、私が好きなあなたじゃない!」って言うみたいな感じです。
 度が過ぎるといわゆる「ヤンデレ」と呼ばれたりもする感じです。
 今回のテーマと絡めると、この人が好きな「○○さんの範囲」は狭くて、逆に「許せない範囲」や「○○さんじゃない範囲」が広い、という感じなのかもしれません。



追記3
 ちなみに「こうあるべき」、「こうでなければ意味がない」という思いが強すぎると、「○○できないならいっそ全部終わりにしよう…!」みたいな思考パターンに行きがちだったりもします。
 あるいは「○○は素晴らしいから、そのためならほかの何を犠牲にしてもいいんだ…!」みたいな。
 過去記事に「特攻(とっこう)」や「玉砕(ぎょくさい)」について書きましたが、日本人は「死の美学」といいますか、「他人のために犠牲になる」ことに美しさを感じることもあるっぽいです。(まあ日本人に限りませんが)
 そしてそれを自分だけでなく、人にさせたりすることもありえたりします。(例えば「敵に捕まるくらいなら自殺しろ」というような指示を出したり)

 このことの善悪についていうのは難しいですが、
 一方で「ヤケになる」ことは誰でもあり得るし、割と簡単な気もします。
 そしてそのことの言い訳に、「国のため」という言葉を持ってくるということも可能ではあります。
 例えば筆者が、「自分が暴れたい」という言い訳のために「これは国のためだから!」と言ってしまうことも可能なわけですね。
 しかも、これは自分自身でも気づかない場合もあり得ます。
 「自分が人の役に立っている」というのは気分が良いでしょうから、知らず知らず、そう思い込みたくなっているかもしれません。
 また国などの「大きなもの」をバックに置くと、自分が強くなったような感覚になるかもしれません。
 あと言い訳として「正義(せいぎ)」や「大義(たいぎ)」といったものは、内容にかかわらずある程度それっぽく聞こえてしまいます。

 なので、あなたが「人のため」「国のため」という言葉を多く使う方であれば、
 「自分は何かを見失っていないか?」ということは一度考えてみるとよいかもしれません。
 でないと、本当は自分のしたかったことと別のことをしていたり、
 後で他の人から復讐を受ける可能性もあるので。



◆用語集
ヤンデレ
 「(精神を)病んでいること」と「デレ」(でれでれする、愛情を示す)の合成語。
 精神を病んだ状態で愛情を示してくるキャラ、または愛情のゆえに病んでしまったキャラクターの性格・あり方を表す言葉。
 この状態を表すイラストなどでは、「目からハイライトが消えている」、「無表情」、「貼り付けたような笑顔」などがよく伴っていたりする。あと異常性を表すために、平気な顔でひどいことをしていることも。
 「ツンデレ*5からの派生語らしい。
 だが、「ツンデレ」が「普段はつんつんしているが、たまにデレっとなる(愛情を示す)」であるのに対し、ヤンデレは「病みながら愛情を示してくる」、「病的な愛情を示す」といった意味合いが強い。
 ちなみにこの場合「病んでいる」のは「精神」であって、普通の病気による「病み」は特に意味しないと思われる。
 よって風邪(かぜ)を引いたからといって「俺は今、風邪を引いて体がデレっとしてるからヤンデレだな…!」ということには多分ならない。
 また「ヤンデレ」はある程度その「病んでいることを示してくる」、「自分を抑えられない」ことも含めてヤンデレっぽいと思われる。
 よって「私は病んでいるから、○○君に近づかないようにしなきゃ…!」と自分を抑えられているキャラはあまりそれらしくない気もする。
 この場合「うおお、鎮まれ、私の愛情…!」とかやっていると、周囲からはむしろ「中二病かな?」と見られるかもしれない。

 そういえば昔の物語では恋愛がらみで妖怪や鬼になってしまう話が結構多い。
 今の基準からすると「ヤンデレ多いな!」ということなるかもしれない。
 関連用語:「デートDV*6、「恋人(こいびと)」*7、「狂気(きょうき)」*8、「狂信者(きょうしんしゃ)」*9、「主観(しゅかん)」*10、「客観(きゃっかん)」、「バーサーカー」、「壁ドン」*11
 関連人名等:「清姫(きよひめ)」*12


・ハイライト(highlight):
 物体の表面の輝き。またはスポーツ試合の「抜粋(ばっすい)」などを指す言葉。
 抜粋のほうは「特に輝いていた場面」ということかもしれない。
 漫画などでは、主にキャラクターの目の中の「輝き」を指したりする。
 この場合、キャラクターの生き生きとした気持ちや、輝きを表している意味合いがある。
 逆にこれが消えているときは、キャラクターが絶望していたり、精神的にやばい状態だったり、すごい怒っていることを表していたりする。
 「目がどんよりしている」、「目が笑っていない」、「目から光が消えた」といった感じだと思われる。



benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:テセウスの船」については 2/10 理科+こころ:細胞の入れ替わりと「私」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「哲学(てつがく)」については 1/5 数学:なぜ「1+1=2」ができるのか(雑考) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:過去記事「「I am」でたらめ翻訳(ほんやく)のお遊び」については 12/7 英語:「I am」でたらめ翻訳(ほんやく)のお遊び - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:過去記事「世界を繋ぐものはワタシ?」については 11/18 社+こころ:世界を繋ぐものはワタシ? ~いろんな分け方~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:ツンデレ」については 12/11 国語:話法(わほう)/べ、別にあんたのことが嫌いなんじゃないんだからね! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:デートDV」については 4/5 社+保+こころ:「AV出演強要・「JKビジネス」等被害防止月間」の話メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「恋人(こいびと)」については 5/6 歴+英:「ラバー(rubber)」は「こするゴム」ですか? ~「ゴム」と「消しゴム」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「狂気(きょうき)」や「バーサーカー」については 5/25 ゲーム+歴:勇気(ゆうき)、元気(げんき)、狂気(きょうき)!? ~狂戦士(きょうせんし)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「狂信者(きょうしんしゃ)」については 7/17 英語:アイドルの「ファン(fan)」についての話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「主観(しゅかん)」や「客観(きゃっかん)」については 9/14 国語:リンゴは「大きい」のか「5cm」なのか? ~「主観(しゅかん)」と「客観(きゃっかん)」の話 ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「壁ドン」については 4/25 社+国:「壁ドン」、「壁パン」、「マジ卍」! ~いろんな言葉の意味メモ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:恋の末に蛇になった人物「清姫(きよひめ)」については 9/19 歴+音:恋は人を「蛇(へび)」に変える!? ~「安珍(あんちん)・清姫(きよひめ)」伝説の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。