英語+音楽+国語+理科の話ー。
楽器の「銅鑼(どら)」や「ゴング」についての話です。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
ちょっと英和辞典を調べていて知ったのですが、
楽器の「銅鑼(どら)」は、英語で「gong(ゴング)」というそうです。
「ゴング」というのは日本でも使われるカタカナ語ですね。格闘技の試合とかで使うイメージです。
でも「銅鑼」と「ゴング」でちょっとイメージが違うなあ…と思ったので調べてみました。
まずWikipediaによれば「銅鑼(どら)」は「打楽器(だがっき)」の一つですね。
「体鳴楽器(たいめいがっき)」というものだそうです。文字通り楽器の体が鳴って音*1を出すということですね。
で、銅鑼は金属でできた円盤(えんばん)を、桴(ばち)*2で叩くことで鳴らす楽器です。
叩くと「ジャーン」とか「ゴワ~ン」(※イメージです)という感じの低い音が出ます。
で、「ゴング」というと、上記の通り格闘技の試合などで鳴らされているイメージが強いですね。
音も、「カーン!」って感じの割と高い音のイメージです。銅鑼とはまた違いますね。
こちらは「ゴング」はWikipediaによれば「音程のある銅鑼」という説明が載っていました。
なのでゴングは銅鑼でありながらも、ちょっと違うもののようです。
気になったのでさらに調べてみると、「銅鑼(どら)」の仲間は大体以下の二つに分かれるようです。
①「タムタム」…いわゆる「銅鑼」。平べったく大きくて低い音が出る。音程ははっきりしない。中国が発祥。
②「ゴング」…真ん中にくぼみがあって、音程がある。「鉢(はち)」の形をしていたりもする。インドか東南アジアが発祥。
…みたいな感じのようですね。ざっと調べたのでまた間違っているかもしれませんが。
確かに格闘技の試合とかで使う「ゴング」は、上の方が丸っこい、さかさまにした器みたいな形をしています。
なので平べったい「タムタム」でなく、「ゴング」と呼ぶのかもしれません。
多分ゴングは「音(おと)」が器の壁に跳ね返ったりして、反響したりするのだと思われます。
対して平べったい「銅鑼(タムタム)」だと、跳ね返りはないので、これ自体では音は変化しない→音程があまりない、ということなのかもしれません。
ここら辺は深めると理科の「周波数(しゅうはすう)」などにつながりそうで面白いですね。
今度どこかで「銅鑼」か「ゴング」の音を聞くことがあったら、
「どうしてこんな音が出るんだろう?」と考えてみるのも面白いかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「ゴング」のページの中には、「お鈴(おりん)」も紹介されてました。
「鈴(りん」または「お鈴」は、仏さまにお供えしたり手を合わせる時に鳴らすものですね。
「チーン」って鳴らすものです。
広い意味ではこの「お鈴」も「ゴング」に入るようですね。興味深いです。
追記2
ちなみに「麻雀(マージャン)」*3にも「ドラ」というものがありますが、
Wikipediaによればこれは「dragon(ドラゴン)/竜(りゅう)」の方に由来するそうです。
またちなみにバーチャルYoutuberに「ドーラ」さんという方がおられますが、
こちらもどちらかというとドラゴンに由来するようですね。
◆用語集(※人名等敬称略)
・銅鑼(どら):
関連用語:「どら焼き」*4、「鐘(かね)」*5
・ゴング:
・鈴(りん):
仏具(ぶつぐ)の一つ。「お鈴」とも。
金属でできた鉢(はち)であり、棒などで叩いて鳴らす。
Wikipediaによればこの棒は「鈴棒(りんぼう)」や「桴(ばち)」というらしい。
いわゆる「鈴(すず)」*6とはまた違う物なので注意。
関連用語:「jingle(ジングル)/チリンチリン」*7
・ドーラ【バーチャルYoutuber】:
グループ「にじさんじ」(にじさんじSEEDs)所属のバーチャルライバー(バーチャルYoutuber)。
人間ではなく、「ファイアードレイク」という存在であるとのこと。
優しげな声と語り口が独特で、和む感じである。
関連ゲーム:『ゴートシミュレーター(Goat Simulator)』*8、『Overwatch(オーバーウォッチ)』*9、『リングフィット アドベンチャー』*10
関連人名等:「緑仙(リューシェン)」*11、「笹木咲(ささき・さく)」、「シスター・クレア」*12、「卯月コウ」*13、「葛葉(くずは)」*14、「MonsterZ MATE(モンスターズメイト)」*15、「天開司(てんかい・つかさ)」*16
・「ファイアー・ドレイク」(英: Fire Drake):
Wikipediaによれば、ケルト人やデーン人(古代デンマーク人)などの伝承に登場するドラゴン。
名前の意味は「火の竜」。洞窟で財宝を守っていたりするらしい。
また、自然現象そのものや、「死者の魂」と同一視されることもあるようだ。
関連用語:「赤竜(せきりゅう)」*17
・ドレイク(Drake):
ドラゴンの呼び名の一つ。もともとはオランダ語*18の「竜(りゅう)」らしい。
カードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』*19では種族名(クリーチャー・タイプ)として登場する。
またTRPG『ソード・ワールド2.0』では種族の一つとして登場する。
関連人名:「フランシス・ドレーク」*20
*1:「音(おと)」については 4/20 英語:語群翻訳(ごぐんほんやく) ~あなたが一番伝えたいこと~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「桴(ばち)」については 3/9 音+国:楽器の「ばち」は「ばち」じゃない!? ~「撥(ばち)」と「桴・枹(ばち)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「麻雀(マージャン)」については 1/30 社+国他:あなたは「麻布」を読めますか? ~あざぶ、あさぬの、まふ、あさふ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:名前に銅鑼(どら)が関わっているとされる食べ物「どら焼き」については 7/17 国+英:どら焼き・ドラキュラ・ドラゴンの話! ~色んな「ドラ」のつく言葉~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「鐘(かね)」については 6/25 音+諸外:「鐘(かね)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「鈴(すず)」については 5/26 体+社:サッカー・イン・目隠し! ~「ブラインドサッカー」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:金属同士のチリンチリンという音を表したりする英語「jingle(ジングル)」については 11/17 音+英他:「小銭(こぜに)」の鳴る音は「ジングル」ですか? ~「ちゃらちゃら/jingle(ジングル)」と『ジングルベル』の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:山羊で暴れられるゲーム『ゴートシミュレーター(Goat Simulator)』については 8/8 ゲーム+社:色々気になった言葉メモ(ゲーム+歴史) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:ゲーム『Overwatch(オーバーウォッチ)』については 12/22 英+学:あなたは「trace(トレース)」できますか? ~「trace」と「受験(じゅけん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:体を動かして冒険できるゲーム『リングフィット アドベンチャー』については 11/4 体+ゲーム:「運動(うんどう)」で「冒険(ぼうけん)」するゲーム!? ~ゲーム『リングフィット アドベンチャー』の(勝手に)紹介記事~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:にじさんじ所属のバーチャルライバー「緑仙(リューシェン)」さんや「笹木咲(ささき・さく)」さんについては 9/25 理科:「笹(ささ)」と「パンダ」と「パンダケーキ」! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:にじさんじ所属のバーチャルライバー「シスター・クレア」さんについては 10/27 英語:色んな「スター」 ~ハムスターとシスターのポスター~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:にじさんじ所属のバーチャルライバー「卯月コウ」さんについては 3/26 国+英:「3月」に関する話 ~草木(くさき)と火星(かせい)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:にじさんじ所属のバーチャルライバー「葛葉(くずは)」さんについては 12/23 英語:ファンタジー/素材(material)の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:バーチャルYoutuberの音楽グループ「MonsterZ MATE(モンスターズメイト)」については 6/21 音楽:音楽メモ(「NCS」や「EDM」系、あと音ゲー系など) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:バーチャルYoutuber「天開司(てんかい・つかさ)」さんについては 1/30 社+国他:あなたは「麻布」を読めますか? ~あざぶ、あさぬの、まふ、あさふ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*17:「赤竜(せきりゅう)」については 4/6 理+歴:「ミミズ」は伝説の「赤竜(せきりゅう)」ですか!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*18:「オランダ語」については 3/2 社会:ウサギの話(を少し) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*19:カードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』については 9/29 学習+ゲーム:やっていて楽しい勉強!? ~カードを場に出すように~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*20:海賊「フランシス・ドレーク」については 8/24 歴史:ジョブ/「海賊(かいぞく)」は「騎士(きし)」の称号を手に入れた!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。