のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/27 国+英他:「トンボ(蜻蛉)」は「お正月」の「ドラゴン」ですか? ~「羽根つき」と「ドラゴンフライ」~

 国語+英語+社会の話-。

 お正月の「羽根つき」と、虫の「トンボ」の関係などの話です。


 前置き。
 この前見たクイズ番組で
 「羽根つきで打つ羽根はトンボ(蜻蛉)を表している」という話を聞きました。
 なんでもトンボは害虫である「蚊(か)」を食べてくれるということで、「蚊よけ」の意味を込めたらしいですね。


 「蚊」というと、現代ではそんなに大したことはない気もしますが、
 蚊が疫病を運ぶことは多いので、昔だと「蚊に刺される」ことが結構ヤバいということはあります。
 現代でも特にアフリカなどでは「エボラ出血熱」や「マラリア」などの凶悪な病気を人に移すという事例が多かったりします。
 なので「蚊よけ」は重要と言えるでしょう。


 そんなありがたいトンボですが、西洋では「dragonfly(ドラゴンフライ)」という名前だったりします。
 名前にドラゴンが入っているのはカッコいいですね。

 ただ昔の西洋では「ドラゴン」は悪い生き物(悪魔の化身)とされていましたし、
 Wikipediaによれば、トンボもどちらかというと不吉なものとして扱われていたらしいです。
 なんか「魔女の針」と呼ばれたり、その翅がカミソリでできていると言われたり。
 東西で結構違うものですね…。


 まあ日本では「トンボ」や「ドラゴン」へのイメージは割と良好です。
 冒頭の「羽根つきの羽根はトンボ」説があってるなら、
 トンボは「正月に出会うことの多いドラゴン(フライ)」と言えるかもしれません。
 西洋だと微妙かもですが、日本では得した気分になれる…かも?


 またWikipediaによれば「羽根つき」自体にも「無病息災」の思いが込められているようですし、
 お正月にちょっとやってみるのもいいかもですね。


 まあそんな感じで~。




追記
 ちなみに他にも「ドラゴン」とか「竜」の名前を持つ生物はいます。
 例えば「もぐら」。漢字で書くと「土竜(もぐら)」となり、「竜」の字が入っているんですね。
 ただWikipediaによれば「ミミズ」*1のことを「土龍」と呼んでいるのを、間違えてモグラにも使ってしまった、という話が載っていますが。
 どちらも穴を掘るので、一緒にされてしまったのかもしれません。
 あと有名な所では「コモドオオトカゲ」という生き物の別称が「コモドドラゴン」だったりします。
 



◆用語集
・トンボ(蜻蛉):
 長い羽根と胴体を持った昆虫。
 英語では「dragonfly(ドラゴンフライ)」、「damselfly(ダムゼルフライ)」など。
 ただWikipediaでも書かれているように「damselfly (ダムゼルフライ)」の方の「damsel(ダムゼル)」 は「乙女(おとめ)」を意味するらしい。優雅である。ただし「イトトンボ」類がこう呼ばれるようなので、他のトンボがちょっと可哀そうな気がしなくもない。しかしそれはそれとして、「空飛ぶ乙女」というのはなかなかシュールなようなファンタジーなような気もする。
 ちなみに「蜻蛉」という字は「かげろう」とも読み、『源氏物語*2の巻名の一つはこの「蜻蛉(かげろう)」となっている。「陽炎(かげろう)」という言葉もあるが、これはまた別のもの。
 ちなみにWikipediaによれば昔の日本でトンボは「秋津(あきつ)」と呼ばれ、日本の異称である「秋津洲(あきつしま)」の下にもなっているという(名づけ主は『日本書紀』によれば「神武天皇(じんむてんのう)」*3、『古事記』によれば「雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)」らしい)。
 ちなみにトンボは前にしか飛ばない、ということなどから「退却しない」とされ、「勝ち虫」として武士に好まれたとのこと。
 トンボに関する武器では徳川四天王本多忠勝(ほんだ・ただかつ)」の「蜻蛉切(とんぼぎり)」という槍が有名。これはトンボが槍の先の止まったところ、あまりの切れ味のよさにそのままスパっと半分になってしまったということから。…確かにすごいのだが、縁起のいい虫が切れた辺りは若干残念な気もする。
 ちなみにWikipediaによれば、ヨーロッパで日本流がウケた、いわゆる「ジャポニズム」が流行したときに、虫やトンボをモチーフにした作品も作られたらしい。特にフランスの工芸家エミール・ガレ」は、トンボをモチーフにした作品をいくつも作ったようだ。


エボラ出血熱
 エボラウイルスに寄る病気。蚊が媒介(ばいかい)することでも知られている。

モグラ土竜):
 Wikipediaによれば、トガリネズミ形目に含まれる「モグラ科」の構成種の総称。
 つまりざっくり言うとネズミの仲間。


徳川四天王(とくがわしてんのう):
 徳川家康の側近として仕え、江戸幕府の成立に貢献した4人の人物。
 関連用語:「徳川十六神将(とくがわじゅうろくしんしょう)」*4


・「エミール・ガレ」:1846 – 1904。
 フランスのガラス工芸家、家具などのデザイナー、企業家。
 正確には「シャルル・マルタンエミール・ガレ(Charles Martin Émile Gallé)」。
 Wikipediaによれば当時ヨーロッパで広まった美術運動「アール・ヌーヴォー」を代表する存在であるらしい。


・「アール・ヌーヴォー
 Wikipediaによれば、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。
 名前は「新しい芸術」を意味するらしい。
 説明は難しいのだが、その入り口となる運動(アーツ・アンド・クラフツ運動)にはざっくり言うと、「工業化が進んでみんなの想像力が落ちているのでは?」というのを何とかしたかった、ということがあるようだ。
 ちなみに「アール・ヌーヴォー」に関わるものとしては、有名な建築物の「サグラダ・ファミリア*5などもある。






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