のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

9/14 国語:リンゴは「大きい」のか「5cm」なのか? ~「主観(しゅかん)」と「客観(きゃっかん)」の話 ~

 国語の話ー。
 タイトルの問いの答えは「場面や場合による」だったりします。理由は後述。


 ものの見方(みかた)や「表し方」(あらわしかた)に関わる、
 「主観(しゅかん)」と「客観(きゃっかん)」についての話です。


 難しい話なので、ちょっと文が長くなります。すみません。


 前置き。
 昨日は「大きい」とか「小さい」などの形容詞(けいようし)について書きました*1が、
 一方で物の表し方には「30m」など、具体的(ぐたいてき)な「単位(たんい)」*2を使う方法もあります。
 それらに関係する「主観(しゅかん)」や「客観(きゃっかん)」の話を少し。



 まず物(もの)の表し方、というのはざっくり言って、2つのやり方があるかと思います。
 具体的には

①「大きい」とか「小さい」といった形容詞を使う方法
②「30m」、「30kg」など具体的な単位、数値(すうち)などを使う方法

 って感じですかね。


 で、まず注意が必要なのは、
 ①「大きい」とか「小さい」という言葉は実は見る人によっても変わるかもしれないということです。

 例えば「リンゴ」*3は我々にとっては「小さい」かもしれません。
 ですが、小さい昆虫(こんちゅう)の「アリ」とかに比べれば十分に「大きい」かもしれません。
 また、ある「絵(え)」のことを、筆者は「美しい」と思うかもしれませんが、
 センスの違う方はその絵を「醜い」と思うかもしれません。

 これはどちらが真実という訳ではなく、人…観察者(かんさつしゃ)の見方によっても変わるかと思います。


 こういう、「ある人の立場が関係するものの見方(みかた)」を、「主観(しゅかん)」と言います。
 そして主観から見てるっぽいことなどを「主観的(しゅかんてき)」と言います。


 逆に、「主観から離れた、まあ割と誰からも真実っぽく見える見方」などを
 「客観(きゃっかん)」と言ったりします。
 そして客観っぽいことは「客観的(きゃっかんてき)」と言いますね。



 上に書いたものでは「大きい」「小さい」は、割と「主観的」で、
 「30m」とか「30kg」の数値・データなどは、割と「客観的」と言えるのではないかと思います。

 なので上記の「リンゴ」も、「大きい」とか「小さい」というのではなく、
 「5cm」という具体的な数値で表すこともできます。
 この数値は見る人によって、変わることは(多分)ありませんね。


 こう書くと「じゃあ全部『客観的』な書き方」をすればいいのでは?」と思われるかもしれませんが、
 こちらはこちらで弱点があったりします。


 例えばある感動的な映画を見て「すごい泣けた~!」と言っているところを
 「観客は平均1ml(ミリリットル)の涙を流していた…」というと、
 正しいのかもしれませんが、なんかシュールというか、興醒めな感じもします。
 あんまり感動が伝わらない気もしますね。


 また「ハナコはその犬の頭を優しく撫(な)でた」というところを、
 「ハナコはその犬の頭の中心部に手を置き、3秒の時間をかけて5cmの範囲で手を前後させた…」というと、
 正しいのかもしれませんが、ちょっと長くてややこしいですね。
 あとやっぱり何を言おうとしているのか伝わりにくかったりします。



 とまあ、「主観」「客観」と色々ありますが、どちらも一長一短あるかと思います。

 使う場面によって、求められるものは変わると思われます。
 リンゴに対して「大きい」とか「ずっしりとした」と言った方が良いこともあれば、
 「5cm」とか「300g」といった、具体的なことが求められることもあるかと。


 まあ両方使えると便利かと思うので、ちょっと意識してみるのもいいかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。



 関連用語:「読書感想文(どくしょかんそうぶん)」*4、「マクロ」*5、「ミクロ」




追記 
 なんとなく小説や文学を書く時は、感覚を大事にした「主観」、
 研究(けんきゅう)など数字やデータが大事になる時には「客観」などを多く使うかもしれません。
 でもだからといって、もう一方の見方が完全に不要になる、というわけではないかもです。
 また一方の領域の言葉を、もう一方の領域の言葉で表すこともできるかもしれません。…それがうまくいくとは限りませんが。
 それに関連しそうな漫画作品に『理系が恋に落ちたので証明してみた。』というものもあったりします。



追記2
 ちなみに「客観的」なものやデータがそのまま「真実」であったり、「高い質」を表しているわけではありません。
 例えば「みんながネットで高評価を付けた映画」というのが、自分にとっては面白くなかったということもありえます。
 (先日書いた「ニッチ」*6や「好み」に関わる話でもありますね)
 また選挙で「10万票獲得した政治家」がいたら、なんかえらい人や正しい人に見えてきますが、
 実はそれをお金で買っていたり、ズルをしている可能性もあったりします。その場合は、ちゃんとした目安(めやす)にはならないですね。
 「客観的」に見えるアンケート調査などでも、質問の聞き方のちょっとした違いで結果が変わっていくる、ということもあるようです。
 なので「データや数=正しい」というわけではなさそうなので、ご注意を。
 一つの「手がかり」ではあっても、「真実」そのものではないかも、ということですね。



◆用語集
・主観(しゅかん):
 主に自分が、またはある人が自分の目などで見た見方。
 目の前に3D空間を形成(けいせい)する「VR」*7や「AR」、また「VRゴーグル」や「VRヘッドセット」などでは、この「主観」(というか自分の視界)が重要になるとも言える
 ちなみにネット上には「ガチ恋距離」という言葉もあるが、これの状況は基本的に「主観」視点で起こると思われる。
 ちなみに恋愛漫画などに出てくる性格の一つ「ヤンデレ*8は、冷静な判断ができない状態、とされることも多い。その場合「主観」と「客観」をごっちゃにしている場合が時に見られる。
 例えば「私が○○くんのことを一番よくわかってる」、「周りもみんな私たちを祝福してくれてる(※実際は意見を聞いていない)」など。まあ主観と客観というよりもはや、願望(がんぼう)と現実認識(げんじつにんしき)が入り混じっているとか、「狂気(きょうき)」*9の域、と言った方がいいかもしれないが。
 関連用語:「哲学(てつがく)」*10、「主格(しゅかく)」*11、「人称(にんしょう)」、「モノローグ」*12、「ロマン主義*13、「FPS(エフピ-エス)」*14、「物語(ものがたり)」*15


・客観(きゃっかん):
 関連用語:「TPS(ティーピーエス)」


ガチ恋距離(ガチこいきょり)【ネット・バーチャル】:
 「ガチで恋してしまうような、顔が近い距離(きょり)*16」のこと。
 ネット上…というか特にアイドル*17関係や、「バーチャルYouTuber」関連に関して使われる言葉のようだ
 主に配信者であるバーチャルYoutuberの顔が大きくアップで映し出されたときなどに使われる様子。
 上にも書いたが「主観」の視点から見て「(自分の顔に)相手の顔が近い」という感じと思われる。客観や第三者視点から見たら、人物AとBの顔が近い、という感じなので。
 関連用語:「接近(せっきん)」*18、「壁ドン」*19


ガチ恋(ガチこい)【アイドルなど】:
 アイドルを応援するファン*20の立場を超え、「ガチ(本気)」で恋(こい)をしてしまうこと。
 ちなみにアイドルに対するファン)のコールの一つに「ガチ恋口上(ガチこいこうじょう)」というものもあるようだ。
 関連用語:「すこ」*21、「推し」*22、「尊み」*23、「てぇてぇ」*24、「ガチ勢」*25




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*1:関連記事は 9/13 英+国:「比較(ひかく)」(大⇔小、重⇔軽とか)に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「単位(たんい)」については 10/27 数+理生:「1000=1024」ですか? ~「メガ」など言葉と、単位(たんい)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:果物の「リンゴ(林檎)」については 12/28 英語:謎の英語マシーンゲーム(食べ物) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「読書感想文(どくしょかんそうぶん)」については 4/23 国語:読書感想文Lv.1トレーニング! ~vs世界最短の感想文(多分)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「マクロ」や「ミクロ」については 1/5 数学:なぜ「1+1=2」ができるのか(雑考) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「ニッチ」については 9/11 社+英他:「ニッチ」と「ニッチ市場」の話! ~あとちょっと受験の話を添えて~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「VR」や「AR」については 10/21 社+英:「VR(ブイアール)」と「AR(エーアール)」の話 ~色んな現実~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:ヤンデレ」については 10/23 社+こころ:これは「日本(にほん)」ですか?それとも? ~「こんなん○○じゃない」って言いたくなる時のアレ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「狂気(きょうき)」については 5/25 ゲーム+歴:勇気(ゆうき)、元気(げんき)、狂気(きょうき)!? ~狂戦士(きょうせんし)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「哲学(てつがく)」については 1/5 数学:なぜ「1+1=2」ができるのか(雑考) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:「主格(しゅかく)」や「人称(にんしょう)」については 12/18 英語:人称代名詞(にんしょうだいめいし) ~いらん誤解(ごかい)を招かぬために~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:登場人物が心の中で語ったりする「モノローグ」については 7/21 英語:色んな「ローグ」の話! ~「映画(えいが)」と「神(かみ)」と、あと「悪党(あくとう)」!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:ロマン主義」については 7/10 理+英:その花の名前は「ケンタウロス」ですか? ~花の「ヤグルマギク(矢車菊)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:シューティングゲームなどの視点形式「FPS(エフピーエス)」や「TPS(ティーピーエス)」についてはを 2/10 歴史:潜水艦「カヴァラ(Cavalla)」とユダヤ教の「カバラ(Kabbala)」の話メモ - のっぽさんの勉強メモ 参照。

*15:「物語(ものがたり)」については 12/18 英語:名詞(めいし)/物語(ものがたり)を始めるもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:「距離(きょり)」については 12/18 数学:速度と思ったらソシャゲだった!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:「アイドル」については 8/20 英語:二つのアイドル ~idolとidle~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*18:「接近(せっきん)」については 9/15 英+国:「近接未来(きんせつみらい)」の調べメモ ~あと「近接(きんせつ)」とかの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*19:「壁ドン」については 4/25 社+国:「壁ドン」、「壁パン」、「マジ卍」! ~いろんな言葉の意味メモ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*20:「ファン」については 7/17 英語:アイドルの「ファン(fan)」についての話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*21:ネット上などの好意を表す表現「すこ」については 4/17 国+理:「猫(ねこ)」と「すこ」と「スコティッシュフォールド」の話! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*22:アイドルを応援することの表現の一つ「推し」については 6/9 社+国:「推し(おし)」は「推し」ても、「押し」出すな!? ~好きな物、そしてそれを伝えること~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*23:ネット上などの表現「尊み」については 4/8 国+歴他:「尊み(とうとみ)」と「尊王攘夷(そんのうじょうい)」の関係!? ~『仰げば尊し』を添えて~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*24:尊い」の変化形表現としての「てぇてぇ」については 5/9 歴+国:「孫悟空(そんごくう)」はどんどん変身する!? ~『西遊記(さいゆうき)』と『ドラゴンボール』~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*25:「ガチ勢」については 9/29 学習+ゲーム:やっていて楽しい勉強!? ~カードを場に出すように~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。