のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/25 生+フラ他:「ポタージュ(potage)」は「スープ(soup)」とは違いますか? ~「ブイヨン」と「洗練(せんれん)」と「郷土料理(きょうどりょうり)」の話~

 生活+フランス語*1+英語+国語の話ー。


 とろみのあるスープ「ポタージュ(potage)」と、
 汁物全体を指すことが多い言葉「スープ(soup)」*2についての話です。
 出汁(だし)の一種「ブイヨン(bouillon)」などを添えて。


 前置き。
 最近「ルポルタージュ*3など「-ジュ」という言葉を扱っているので、
 今日は寒い時に飲みたくなる、「ポタージュ」について調べてみました。


 ※

 まず日本で「ポタージュ」というと、「スープ」…汁物(しるもの)の一種って感じですね。
 何となくとろみがついてて、濃い色のイメージがあります。
 例えば「じゃがいものポタージュ」などがありますね。
 ちなみに名前はフランス語の「potage(ポタージュ)」に由来するようです。


 で、上記の通り筆者は「ポタージュはスープの一種」という意識だったのですが、
 本場フランスでは「ポタージュ」と「スープ」が区別されたりもするようです。 
 というのも、フランスにおいて「ポタージュ」には特別な意味があるようですね。


 Wikipediaの「ポタージュ」や「スープ」の記述をざっくりまとめると、

 ①まずヨーロッパで、素材の味が溶け込んだ出汁(だし)「ブイヨン(bouillon)」は、昔からスープなどに使われていた
 ②17世紀以降に、中・上流階級の人に出される食事が洗練されてきて、特に「ブイヨン」が重視されるようになった
 ③18世紀になると、フランスで、「ブイヨン」の部分が多い洗練(せんれん)されたスープを、それまでの郷土料理(きょうどりょうり)の「スープ(soup)」と区別して、「ポタージュ(potage)」と呼ぶようになった

 ということがあったようです。


 「郷土料理(きょうどりょうり)」とは「田舎(いなか)・故郷(こきょう)の料理」みたいな感じなので、
 「これは『田舎の料理』(スープ)とは違うんだぜ!」という意味で、洗練されたスープ(汁物)を特に「ポタージュ」と呼んだのかもしれません。
 ②を参考にするに、お金持ちの人…どっちかと言うと「都会(とかい)」用の料理の流れを受けてるっぽいですしね。
 (※もちろん田舎にも上流階級やお金持ちの人はいると思いますが、傾向としては都会に出てきがちかも)


 なのでこの流れだと、洗練されたスープ「ポタージュ」は郷土料理としての「スープ」とは違う物なので、
 「(フランスでは)『ポタージュ』は(郷土料理的な)『スープ』とは違う!」と言えるかもしれません。
 字面だけ見るとちょっと意外な感じになりますね。


 ただ、日本ではやはり「ポタージュはスープの一種」という感じですし、
 Wikipediaによればイギリスでは(郷土料理とかは関係なく)「フランス料理っぽいスープはポタージュと呼ぶ」って感じみたいです。
 なので、フランスでの区別が他でも通用する、という訳でもないみたいですね。


 まあ、難しいことは知らなくても料理はおいしいですが。
 昔の時代の食べ物ネタは、想像してみると色々楽しかったりします。
 同じ名前の料理でも、時代や地域で中身は大きく違ったりしますしね。


 なので、今度あなたが「ポタージュ」か「スープ」を飲む時、
 「昔の人はどんな『ポタージュ』や『スープ』を飲んでいたのかな?」とか、
 「フランスではまた違う『ポタージュ』が(注文で)出てくるのかな?」とか、
 そんなことを考えてみても、面白いかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。



◆用語集
・ポタージュ(potage):
 関連用語:「ポプリ(pot pourri)」*4、「まろやか」*5
 似てる言葉:「ルポルタージュ」、「サボタージュ*6



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