理科+英語の話ー。
割と有名な印象の花「スイートピー(sweet pea)」と、
英語の「sweet(スイート)/甘い」や、
「pea(ピー)/えんどう豆」などの話を。
体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
まず「スイートピー」とは、花の一種ですね。
青や紫など色は豊富で、図鑑などによると花は「蝶(ちょう)に似ている」とのことです。
また昔の曲で『赤いスイートピー』というものがあったり、
有名な印象もあるので、花に詳しくない方も知っておられるかもしれません。
そんな「スイートピー」、筆者も今まで名前を1つの塊としてみていましたが。
ふと「何で『スイート』なんだろう?」と思ったので調べてみました。
まず、手元の図鑑によれば、「スイートピーは甘い香り*1がする」ようです。
英語の「sweet(スイート)」は「甘い」ということなので、これが名前の由来のようですね。
Wikipediaによれば「ジャコウエンドウ(麝香豌豆)」や「カオリエンドウ(香豌豆)」という名前もあるようですが、
「ジャコウ○○」という名前は、良い香りや甘い香りのする物によくつけられている気がします。
また「スイートピー」は英語で「sweet pea(スイート・ピー)」となのですが、
英和辞典によれば「pea(ピー)」は「エンドウマメ(えんどう豆)」、またはそれに似た植物を指すようです。
なので「甘い(sweet)香りのするマメ科(pea)の植物」→「スイートピー(sweet pea)」って感じですかね。
上記のように「スイートピー」は「マメ科」なので不思議はないのですが、
今までスイートピーを「豆(まめ)」と結びつけてこなかったので、少し新鮮です。
筆者は今まで「スイートピー」の名前に疑問は持ちませんでしたが、
「pea(えんどう豆)」という語を意識した後では、
「『スイートピー(sweet pea)』は『甘い(sweet)』『豆(pea)』ですか?」って感じもしますね。
…何だか「甘納豆(あまなっとう)」っぽい気もしますが。
※
ところで「甘い豆」と書くとおいしそうですが。
でもWikipediaによれば、スイートピーは毒(どく)を持っているようです。
食べるのはやめておいた方が良いですね。
「甘い話には裏がある」…なんて言いますが、
「甘い(sweet)」香りに誘われスイートピーを食べたら、酷い目に遭いそうです。
「スイートピー(sweet pea)」なんて名前は持っていますが、
その実、ずいぶんと「甘くない」花なのかもしれません。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・スイートピー:
関連記事:『豆を表す外国語セブン』*2
*1:「香り(かおり)」については 2/21 英語+フラ:文の「:」はいい匂いがしますか? ~「colon(コロン)」と「eau de Cologne(オーデコロン)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:記事『豆を表す外国語セブン』については 2/3 生+諸外他:「豆(まめ)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。