のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

3/30 国+理他:「喉仏(のどぼとけ)」は「2つ」ありますか? ~「喉頭隆起(こうとうりゅうき)」と、「軸槌(じくつい)」の話~

 国語+理科+社会+体育(保健体育)+英語の話―。
 「えっ、むしろ皆、喉仏が1つしかないの!?」的な話ではありません。


 喉(のど)*1・首(くび)の突き出した部分「喉仏(のどぼとけ)」と、
 普段そう呼ばれる軟骨(なんこつ)①「喉頭隆起(こうとうりゅうき)」
 そして、火葬(かそう)後にそう呼ばれるらしい骨②「軸槌(じくつい)」の話を。


 前置き。

 まず「喉仏(のどぼとけ)」は、体の一部の名前ですね。
 喉(のど)、または首(くび)にある、突き出した部分という感じです。
 大人の方が、また男性の方が目立つほど育つようなので、
 「思春期(ししゅんき)の息子に、喉仏が出てきて…」という話も聞く気がします。


 で、筆者は「喉仏」は「1つ」だと思っていたのですが、
 調べてみると、どうも「喉仏」と呼ばれる場所は「2つ」あるようです。
 というのも、①生きている時の「喉仏」と、
 ②火葬(かそう)後の「喉仏」が、どうも違うらしいからですね。


 まずWikipedia等によれば、①「生きている時の喉仏」は、
 喉頭隆起(こうとうりゅうき)」と呼ばれる、軟骨(なんこつ)らしいです。
 他の国語辞典などでも、まず「喉仏」として載っているのはこちらですね。


 しかし、Wikipediaには②「軸椎(じくつい)」という、また別の首の骨の話が載っておりまして。
 火葬(かそう)…亡くなった人の遺体(いたい)を燃やした後、
 この「軸槌」を、「喉仏」として納めるらしい、と書いてありました。
 (ちなみに、軟骨である①「喉頭隆起」は、火葬で燃えて無くなってしまうらしいですね)


 で、しかもその②「軸椎」の方が、
 「結跏趺坐(けっかふざ)」…ざっくり言うと、仏教とかでよく見る、仏様などの座禅(ざぜん)のポーズっぽい、という話も載っております。
 ①生きている時の「喉仏」(「喉頭隆起」)は、特に「仏」様には見えないので、
 由来としては、こちらの②「軸槌」の方が、「喉仏」の名前に絡んでいそうですね。
 (※ただ詳細は不明なのでご注意を)


 まあ名前の由来はともかくとしても。
 これらの話を参考にするならば、
 「『喉仏』(と呼ばれる場所)は『2つ』ある!」と言えそうですね。
 …これだけを言っても、喉に突起(喉仏)が2つある人っぽいですが。


 まあ「喉仏」の意味をそこまで知らずとも、問題はないかもですが。


 でも「喉仏」の成長に限らず、思春期・成長期には体の変化が大きかったりします。
 そういう時「訳が分からなくて怖い…次に何が起きるか分からん…」と思うより、
 変化の意味を知って、「なるほど、こういう事が起きているのか…」と思った方が、
 ちょっと怖い気分はマシになるかもですね。


 なので、思春期などに、自分の体の変化が気になるようであれば。
 調べてみたり、保健体育その他で学んでみたりしながら、
 ついでに「『喉仏』って(呼ばれる箇所は)『2つ』あるらしいぜ~」とか、
 面白げな話を調べてみると、ちょっと楽しいかも?



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみに和英辞典等によれば、「喉仏」は英語では「Adam's Apple(アダムズ・アップル)/アダムのリンゴ(林檎)」と呼ばれるようです。
 並べると「喉にあるのは『仏』関係なのか、『リンゴ』関係なのか…」という感じで、なかなかインパクトがありますね。




◆用語集
・喉仏(のどぼとけ):
 関連記事:『喉を表す外国語セブン』*2、『骨を表す外国語セブン』*3



benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com

benkyoumemo.hatenablog.com