のっぽさんの勉強メモ

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3/18 理+国他:「劇薬(げきやく)」は「ドラマ」的な薬(くすり)ですが? ~「劇薬」と「劇(げき)/はげしい」の話~

 理科+国語+英語+生活の話―。


 使い方を間違えると危険な薬*1「劇薬(げきやく)」と。
 有名な「劇(げき)*2/ドラマ(drama)」の意味の他にも、
 「はげしい」などの意味を持つ、「劇(げき)」の字の話を。


 前置き。

 まず「劇薬(げきやく)」とは、使い方を間違えると危険な薬(くすり)等のことですね。
 これらは副作用(ふくさよう)や中毒性(ちゅうどくせい)が強かったりする物で、
 中には、生命(せいめい)が危険が及(およ)ぶ場合もあります。
 なので、取り扱いが法律(ほうりつ)で厳(きび)しく決められていたりするようですね。


 で、そんな「劇薬」という語は、筆者も知ってはいたのですが。
 ふと「なんで『劇(げき)』という字が入っているんだろう…?」とか、
 「なんか『ドラマ(drama)/劇』的な感じなの…?」
 などと思ったので、調べてみました。


 まあ結論から言うと、「劇薬」の「劇」は「ドラマ(劇)」というより、
 「激(はげ)しい」という意味のようです。


 まず漢和辞典によれば、
 「劇(げき)」の字には「はげしい(激しい)」という意味があるようで。
 そもそも「劇しい(はげしい)」と書いたりもするようですね。


 また「劇○」といった関連語も、時に「激○」という語に言い換えられたりするようです。
 例えば、普段よく見る「激○」の方から紹介してみると、
 「激烈(げきれつ)」「劇烈(げきれつ)」
 「激動(げきどう)」「劇動(げきどう)」などとも書けるようですね。
 なので(全部ではないですが)「劇」≒「激」みたいな場合も多いようです。


 そう考えると「劇薬」は、
 「(副作用などが)はげしい(劇しい/激しい)薬」と思われますが。


 …でも筆者はまだ「劇=ドラマ」の印象も強いので、
 「劇薬」の字を見ると、
 やはり「『劇薬』は『ドラマ(劇)』的な薬なの…!?」とも、思ってしまいますね。
 …なんか記憶喪失(きおくそうしつ)が直ったり、危険な状態から復活(ふっかつ)できそうです。


 まあ「劇的(げきてき)」という語は、
 (それこそ劇のように)何かの変化(へんか)が激しいことも表すので、
 ある意味、劇薬も「劇的(げきてき)に強い薬」ではあるのですが。
 …でも大体、劇的に強いのは「副作用」なのがちょっとアレですね。


 もちろん副作用が強い分、上手く使えば効果*3もあるようですが。
 でも素人(しろうと)が使うと、劇は劇でも「悲劇(ひげき)」になりそうです。
 なので「『ドラマ(劇)』みたいに効く『薬』ないかな~」と思っても、
 勝手に「劇薬(げきやく)」に手を出すのは、止めたほうが良さそうですね。



 まあそんな感じで~。



◆用語集
・劇薬(げきやく):
 関連用語:「毒(どく)」*4、「錠剤(じょうざい)」*5、「粉薬(こなぐすり)」
 関連記事:『薬に関わる英語セブン』





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