のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/26 社+英:「栽培漁業(さいばいぎょぎょう)」は「水の文化」ですか? ~「aqua culture」の話~

社会+英語の話ー。
「栽培漁業(さいばいぎょぎょう)」という英語と「culture」についての話です。


前置き。
地理の参考書を読んでいるときに「栽培漁業(さいばいぎょぎょう)」という言葉を見つけまして。
それの英訳が「aqua culture(アクアカルチャー)」でございました。

そもそも「栽培漁業(さいばいぎょぎょう)」というのは
*1をある程度、人の手で育ててから放流する漁業の形です。
一度に捕りすぎると魚が滅びてしまいますし、増やしながら捕ろうってことですね。


で訳語の「aqua culture(アクアカルチャー)」について。
パッと見、「aqua(アクア)」は「水」だから分かるとしても
「culture(カルチャー)」は「文化(ぶんか)」*2じゃない?と思ったりしますが。

それだけではなく、「culture」には「養殖(ようしょく)」や「培養(ばいよう)」といった意味もあります。
関係のある動詞「cultivate(カルティヴェイト)」の意味が「畑を耕す」「耕作する」ですしね。
一つの種をまいて、同じ植物・作物をいっぱい増やしていくイメージでしょうか。
そう考えると最初から「culture=文化」ではなく、「育てられてきたもの→culture(文化)」
というルートの方が分かりやすいかもしれませんね。


なんにせよ。
魚も、文化も育つには時間がかかり、一度途切れると復活は難しいもの。
それをつなぐための努力である「栽培漁業」は、まさしく「水の(生物を保つ)文化」というにふさわしいかもしれませんね。



まあそんな感じで~。




追記
 「栽培漁業」と「養殖漁業(ようしょくぎょぎょう)」との違いは、
 「養殖漁業」はずっと手元で育てて、そのまま出荷します。
 ここら辺について説明したサイト様もあるので、調べてみるのも面白いかもです。


◆用語集
・栽培漁業(さいばいぎょぎょう):
 英語では「aqua culture(アクア・カルチャー)」、またネット上の訳では他にも「sea farming(シー・ファーミング)」、「farming fishery(ファーミング・フィッシェリー)」などの語が見られた。
 「farm(ファーム)」とは牛や馬などを育てる「牧場(ぼくじょう)」のことなので、こちらもやはり増やすイメージである(若干酪農寄り)。


・漁業(ぎょぎょう):
 関連用語:「漁業法(ぎょぎょうほう)」*3、「ヒトデ」*4。「延縄(はえなわ)」*5


・アクア(aqua):
 「水」を意味する言葉の一つ。
 本文とは関係ないが、、筆者がこの単語を見るとラノベこの素晴らしい世界に祝福を!*6の「アクア」やゲーム『ファイアーエムブレムif』の「アクア」が思い浮かぶ。


・アクア(『この素晴らしい世界に祝福を!』):
 割とフリーダムな女神さま。


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