数学の話ー。
+と-の話です。
現場でも話したのですが、「-(マイナス)」*1というものは難しいですね。
特にかけ算*2は。
過去記事でも書いたように
個人的にはカードゲーム*3「UNO(ウノ)」*4のリバースがしっくりきます。
例えば1個「リバース」を使うと流れが逆になるように、
プラスに一個「-」をかけるとマイナス化します。
(例:3×(-1)=-3)
でももう一回リバースすると元の流れに戻るように、
もう一回マイナスをかけるとプラスになります
(例:-3×(-1)=3(元の数字))
まとめて言うと、
(最初がプラスだとして)
1個の「-」ならマイナス、
2個の「-」なら「-×-」でプラスになります。
後はこれの繰り返しです。
3個の「-」なら「-×-×-」=「+×-」でマイナス
4個の「-」なら「-×-×-×-」=「+×+」でプラスになります。
ぶっちゃけかけるマイナスの数が「奇数(きすう)」*5個なら「-」、偶数個なら「+」になります
ケース別に、響きを面白くして覚えることもできます。
「+×+」は「プラプラ」
「-×-」「マイマイ」
「+×-」は「プラマイ」
「-×+」は「マイプラ」
という感じで。
「プラプラ」(+×+)は「プラス」
「マイマイ」(-×-)も「プラス」です。マイナスが偶数の2個なので。
でも「プラマイ」と「マイプラ」では-が1個しかない、つまり奇数個なので、
「プラマイ」(+×-)は「マイナス」
「マイプラ」(-×+)も「マイナス」になります。
では例題を載せておきます。
以下の問題についての符号を答えてください。
①-×+
②+×-
③-×-
④-×-×-
⑤-×-×-×-
⑥-×-×-×-×-×-×-×-
⑦「プラマイ」
⑧「マイプラプラマイマイ」
いかがでしょうか?
答えは下に載せておきますね。
もちろん慣れるまで計算頑張って繰り返して覚えてもいいのですが、
「マイプラ~」とか言ってるとちょっとリズム感があって楽しいかも。
なんとなく口ずさんで覚えてみたり、
呪文のように唱えて、友達と問題の出し合いっこをしたりしてもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。
解答
①-×+
答え:-(マイナス)
-が1個で奇数なので。
②+×-
答え:-
同じく-が1個で奇数なので。
③-×-
答え:+
-が1個で奇数なので。
④-×-×-
答え:-
-が3個で奇数なので。
⑤-×-×-×-
答え:+
-の数が4個で偶数なので。
⑥-×-×-×-×-×-×-×-
答え:+
-の数が8個で偶数なので。なのでこういう問題の時はいちいち計算しなくても数を数えればいい。
⑦「プラマイ」
答え:-
「+×-」のことなので、-。
⑧「マイプラプラマイマイ」
答え:-
「マイ」(-)が3個で奇数なので。
*1:「マイナス」については 4/15 数学:プラスマイナス ~西向いて東向いてまた西を向く~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「かけ算」については 6/23 数学:「加減乗除(かげんじょうじょ)」 ~+-×÷って何なのさ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「カードゲーム」については 4/4 数学:メモ/数学とカードゲーム - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:カードゲーム『UNO(ウノ)』については 1/21 数+諸外:「1(いち)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「奇数(きすう)」や「偶数(ぐうすう)」については 3/31 数学:特定の数字を狙い撃ちにする!~例えば「1」の場合~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。