数学の話ー。
0*1~10の数字*2の性質についてのメモ。
数学は奥が深く
すっぽ抜けていることがあるかも知れないので(仮)です。
「数字」や「0~9」などと言うと同じようにも見えてしまいますが
数字によってグループに所属する数が多かったり少なかったりします。
例えば1*3は「正の整数」「自然数(しぜんすう)」「奇数(きすう)」ですが
6は「偶数(ぐうすう)」であり、「正の整数」にして「自然数」、「2の倍数*4」「3の倍数」「6の倍数」です。
といった具合ですね。
ゲームでキャラクターによってスキル*5が違うみたいな感じですね。
(別に1より6の方が偉いわけではありませんが)
なので備忘録的にちょっと数字の属してるグループについてメモっておきます。
とりあえず1~10、あと0について。
0:「整数」(正の整数ではない)
1:「正の整数」「自然数」「奇数」
「1の倍数」(1以上は1の倍数となるが、当然と言えば当然なので省略)
2:「正の整数」「自然数」「偶数」
「2の倍数」
3:「正の整数」「自然数」「奇数」
「3の倍数」
4:「正の整数」「自然数」「偶数」
「2の倍数」「4の倍数」
5:「正の整数」「自然数」「奇数」
「5の倍数」
6は「正の整数」「自然数」「偶数」
「2の倍数」「3の倍数」「6の倍数」
7:「正の整数」「自然数」「奇数」
「7の倍数」
8:「正の整数」「自然数」「奇数」
「2の倍数」「4の倍数」「8の倍数」
9:「正の整数」「自然数」「奇数」
「3の倍数」「9の倍数」
10:「正の整数」「自然数」「偶数」
「2の倍数」「5の倍数」「10の倍数」
まあ後はこれらの倍数が多いので「九九(くく)」の領域に入ってきますね。
「素数(そすう)」もあるので完璧ではありませんが、まあその話はまた今度。
ちなみに数をかければかけるほど、基本的に性質は増えていきます。
例えば7×2=14なら、上の「7」のもつ性質の他に「2の倍数」という性質を手に入れるわけです。
あと「-○○」(「-6」とか)は
上のそれぞれの数字から「自然数」の性質を取り除き、「正の整数」を「負の整数」とすればOKです。
数字がそれぞれどのグループに属しているか、というのは
「約数(やくすう)」や「因数分解(いんすうぶんかい)」*6に関わってくるので、
一度整理しておくと役立つかもしれません。
まあそんな感じで~。
追記
RPG*7『ファイナルファンタジー』では「倍数(ばいすう)」を使った魔法も出てきます。
例えば「レベル5デス」は5の倍数である5,10、15……のレベルを持ったキャラに効果を発揮するわけです。
上の本文だと、なんだか「所属グループが多いほど便利」みたいな雰囲気でしたが、
「レベル○○」のような魔法を受けた場合は逆に「弱点が多い」ということにもなります。
例えば6は2の倍数でもあり、3の倍数でもあるので「レベル2○○」「レベル3○○」を両方受けてしまうわけですね。
◆用語集
・整数(せいすう):小数*8とか分数*9じゃない、きりのいい数。
英語で言うと「integer(インテジャー)」または「whole number(ホール・ナンバー)」。
例えば「1」とか「2」とかは整数。「1/2」「3.4」とかは整数ではない。
特に正の整数のことを「自然数(しぜんすう)」という。
*1:「0(ゼロ)」については 10/18 数学+こころ:加点法2/「1=0」、「120=100」!? ~考え方と数字の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「数字(すうじ)」については 1/5 数学:なぜ「1+1=2」ができるのか(雑考) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「1」や「奇数(きすう)」「偶数(ぐうすう)」については 3/31 数学:特定の数字を狙い撃ちにする!~例えば「1」の場合~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「倍数(ばいすう)」や「約数(やくすう)」については 12/22 数+英:約分/奴の名はディバイザー! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「スキル」「レベル」については12/1 数学:文章題は難しい - のっぽさんの勉強メモを参照。
*6:「因数分解(いんすうぶんかい)」については 5/31 数学:因数分解の話メモ ~推理ゲームにして格闘ゲーム!?~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「RPG」については 3/14 こころの話:人生(じんせい)/君と道を行くRPG - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「小数(しょうすう)」については 1/7 数学:少数(しょうすう)/細かい所にこだわるココロ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「分数(ぶんすう)」については 2/4 算数:わり算/強欲なやつらの宝石採り! - のっぽさんの勉強メモ を参照。