のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

7/22 ゲーム+歴他:「ゲーム」のおかげで「事典(の内容)」が増えた!? ~人物「マンドリカルド」の話~

 ゲーム+歴史+学習の話ー。
 色んな意味で趣味的な内容となっております。ご容赦を。


 昔の物語の人物「マンドリカルド(Mandricardo)」と、
 彼の名前が日本で有名になったと思われる過程、
 またゲームと事典との関係の話です。


(※本記事中、人名等敬称略)


 前置き。
 先日筆者はちょっとゲーム『Fate/Grand Order』について調べておりまして。
 このゲームには色んな偉人(いじん)が出てくるのですが、
 その中で「マンドリカルド」という人物周りが面白かったので、その話を。


 まず「マンドリカルド(Mandricardo)」とは、
 Wikipediaによれば、ルネサンス期の作品『恋するオルランド』や『狂えるオルランド』などに出てくる人物のようです。
 (↑ちなみにこれらの作品はヨーロッパや中東の「騎士(きし)」がいっぱい出てくる感じです)
 ざっくり言うと中世のヨーロッパや中東近辺の人物って感じですね。


 そして上記の作品には「シャルルマーニュ十二勇士」*1という強い・主人公っぽい人々が出てくるのですが、
 マンドリカルドはその「敵(てき)」のポジションに当たります。
 物語の中で彼は冒険をして、伝説級の剣「デュランダル」や、ほぼ無敵の「ヘクトール*2の鎧」を手に入れたりするようです。
 …なんか装備がめちゃめちゃ強いですね。現代だと「チート」(反則級に強い)なんて言われるかもしれません。
 それでも、彼は日本ではあまり有名ではなかったようです。


 で、今回注目したいのは、日本で「マンドリカルド」の名前が広まる過程ですね。


 ファンサイト『TYPE-MOON Wiki』様によれば、
 ゲーム『Fate/Grand Order』で「マンドリカルド」が出てくる前は、Wikipediaの「マンドリカルド」についての日本語版ページはなかったようです。
 で、今年(2020年)4月に対応するページができたという感じらしいですね。


 もしこれがゲームの影響だとすると、
 ゲームの影響でネットの百科事典Wikipediaのページが増えた、ということになりますので、

 「ゲームのおかげで事典(の内容)が増えた!」

 と言えるかもしれません。
 まあWikipediaではよくゲーム作品も紹介されてますが、それだけでなく昔の物語『恋するオルランド』などの内容も確認しやすくなっているのは面白いですね。
 遊びであるゲームが、真面目な感じの「物語」や「事典」を助けているギャップが面白いです。

 

 もちろんこれはゲームや「マンドリカルド」に限った話ではなく、
 「○○のおかげで有名になった/盛り上がった!」系の話は色々あると思います。
 例えばドラマの影響でも、ある偉人や国が人気が出て…という話はよくありますね。
 またそれこそ違う時代や文化、外国を扱ったゲームも多いですし。


 さて話は変わりますが、あなたに趣味や好きな事はありますか?
 まああってもなくてもいいのですが、
 あったなら、それもどこかで意外なものを助けているかもしれません。
 あるいは自分の趣味がマイナーなものでも、「マンドリカルド」のように急に(日本で)有名になることもあるかもしれません。
 もしくはあなた自身が有名になって、(いい意味で)Wikipediaに載ることもあるかも?


 マンドリカルドも最初から強い装備を持っていたわけではなく、冒険の末にそれらを手に入れたようですし。
 「これも一種の冒険…」と思って何かを長く続けていると、
 いつかどこかで、いいことがあるかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。




 
◆用語集
・マンドリカルド(Mandricardo):
 Wikipediaによればタタール*3の王族であったが、 「ローラン」により父が討たれたことをきっかけに、英雄「ヘクトール」の剣「デュランダル」を求め冒険者*4となった、とのこと。
 関連人名等:「ローラン」、「ルッジェーロ」*5、「ブラダマンテ」、「アストルフォ」、「シャルルマーニュカール大帝*6





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