のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

7/23 英+国他:「アンビリーバブル」と「アンビリーバボー」の違い? ~「unbelievable(アンビリーバブル)」の話~

 英語+国語+学習の話ー。
 今日は「海の日」*1ですが関係ないマニアックな話です。ご容赦を。


 英語の「unbelievable(アンビリーバブル)/信じられない」と、
 それの日本での書き方、「アンビリーバブル」や「アンビリーバボー」についての話です。



 前置き。
 昨日「マンドリカルド」*2という人物の記事を書きましたが
 そこから何故か「アンビリーバブル」という言葉を連想したので、
 そこら辺の話を。


 まず英語の「unbelievable(アンビリーバブル)」とは、
 「信じられない」とか「驚くべき」と言った意味の言葉ですね。
 「~ない」というとネガティブ*3な意味っぽくもありますが、
 日本語の「信じられない」と同様に、いい意味でも使われたりもします。
 (例:「嬉しい!信じられない!夢みたい!」みたいな感じですね)


 そんな「unbelievable」は日本のカタカナ語にもなっています。
 表記は「アンビリーバブル」「アンビリーバボー」という感じですね。
 まあ大体どちらも一緒かと思うのですが、
 ただ単語の成り立ちを見るには「アンビリーバブル」の方がちょっと役に立つかもしれません。


 なぜなら「unbelievable」は複数の要素が合体した言葉だからですね。
 具体的には

 「un(アン)/打消し、否定」+「believe(ビリーブ)*4/信じる」+「able(エイブル)/~できる」
 →「unbelievable(信じられない)」

 という感じです。
 「アンビリーバボー」の「~バボー」には、「able(エイブル)」が入っていることを意識しにくいですが、
 「アンビリーバブル」の「~バブル」は、スペルとしての「~vable」に対応した感じなので、「able」をちょっと意識しやすいかもしれません。
 その効果に関しては、「アンビリーバブル」と「アンビリーバボー」の間にも、ちょこっと違いがあるのでは、ということですね。


 ただこれはあくまで「able」に着目する上での話なので、
 別に「全部アンビリーバブルを使うべき!」というわけではありません。
 実際の発音では「アンビリーバボー」の方が近いかもしれませんし、
 そもそも日本のカタカナ表記自体が完璧ではありませんし。

 つまり単に、「目的に合わせて色んな表現ができる」という感じですね。


 さて、上記のようにいくつか書き方・スペルがある言葉の場合、
 成り立ちや意味が分かりやすいものも、分かりにくいものもありそうです。
 そしてその中から、「自分にとって分かりやすい言葉」を探すこともできるかもですね。
 

 英語が苦手な方は「何を頑張ったって変わらないよ…」と
 色々「信じられない(unbelievable)」気持ちかもですが。


 でも一つ二つでも、覚えた言葉は学力につながったりします。
 そういった努力をちょこちょこ重ねておくと、
 いつかテストで「驚くべき(unbelievable)」結果を得られるかも?



 まあそんな感じで~。





 関連用語:「接頭辞(せっとうじ)」、「接尾辞(せつびじ)」*5、「接辞(せつじ)」*6、、「対義語(たいぎご)」*7、「portable(ポータブル)/持ち運べる」*8




◆用語集
・unbelievable(アンビリーバブル):
 「信じられない」、「驚くべき」などの言葉。
 本文でも書いたがいい意味の時もある。なのであなたが誰かにいいことをしてあげた時、「unbelievable(アンビリーバブル)…!」と言われても、「信用できないって言われた…!?」と、すぐ凹まなくても大丈夫。
 「驚くべき」という意味の時は「wonderful(ワンダフル)」にも似ている。
 ドラマやマンガなどではピンチの時にも使われそうである。例えば頭の良さそうな人が「○○は絶対に起こらない!」と言ってから後で「バカな…こんな…信じられない(unbelievable)…」という事態になる感じである。そして主人公と観客に「だから言っただろ!」とツッコまれる
 ちなみに『奇跡体験!アンビリバボー』というテレビ番組もある。
 またバスケット漫画『スラムダンク』にはこの言葉が口ぐせのキャラも出てきたりする。
 関連用語:「誤算(ごさん)」*9、「滅相(めっそう)もない」*10
 関連楽曲:『アンビリーバーズ*11
 似てる言葉:「undo(アンドゥ)」*12


・believable(ビリーバブル):
 「信じられる」などの意味の英単語。





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*1:日本の祝日「海の日」については 7/16 社会:「海の日」の話メモ ~海と天皇(てんのう)と汽船(きせん)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:『恋するオルランド』などの登場人物「マンドリカルド」については 7/22 ゲーム+歴他:「ゲーム」のおかげで「事典(の内容)」が増えた!? ~人物「マンドリカルド」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「ネガティブ(negative)」については 11/18 こころ+英:「ネガティブ(negative)」も時には必要ですか? ~「negative」と「否定(ひてい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「信じる」などの意味の英単語「believe(ビリーブ)」については 1/5 音+英:「信じること」と「雷の擬音(ぎおん)」! ~believeと「ビリビリ」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:言葉の後ろにくっついて意味を表現する部分「接尾辞(せつびじ)」については 2/16 英語:「full」と「-ful」 ~接尾辞(せつびじ)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「接辞(せつじ)」については 8/21 英+こころ:「ダーリン(darling)」は「大胆(だいたん)/darling」ですか? ~愛称(あいしょう)と「dare」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「対義語(たいぎご)」については 11/8 国語:対義語(たいぎご)/「非(ひ)・不(ふ)・未(み)」を国語の入り口にする!? ~打消しで作った対義語(たいぎご)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「portable(ポータブル)/持ち運べる」については 5/8 英語:「神輿(みこし)」はポータブルですか?――はい、神輿はポータブルです - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「誤算(ごさん)」については 5/3 国+英他:「誤算(ごさん)」は「無い」方がいいですか? ~「miscalculation」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:「滅相(めっそう)もない」については 1/31 国+社他:「滅相(めっそう)もない」は「滅(ほろ)びない」ですか? ~「滅相もない」、「滅相(めっそう)」、「滅び(ほろび)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:楽曲『アンビリーバーズ』については 11/6 音楽:音楽メモ。有名曲とアニメ曲多目 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:英語の「undo(アンドゥ)」については 5/16 英+国他:「undo(アンドゥ)」は「やらない」を「やる」ですか? ~「undo/元通りにする」と「un/~ない」と「do/やる」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。