生活+英語の話ー。
別に「俺の指がバターに…!」みたいなホラー話ではありません。
落ち着きがないことを表す語「そそっかしい」と、
それに関する意味を持つらしい英語、
「butter-fingers(バターフィンガーズ)」や、「butter-fingered(バターフィンガード)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
この頃よく「パン」に関する記事を書いているので、
パンに塗る「バター」について調べていたら、
面白い語があったのでその話を。
※
まず「そそっかしい」とは、落ち着き(おちつき)がない、的な意味の語ですね。
そわそわしていて集中力が散り、色々ミスもするイメージがあります。
で、「そそっかしい」は日本語の表現な訳ですが、
英語ではこれに対応して、食品の「バター(butter)」を使った表現もあるようです。
というのも英和辞典によれば
「butter-fingers(バターフィンガーズ)」…「(そそっかしくて)物をよく落とす人、不注意(ふちゅうい)な人」
「butter-fingered(バターフィンガード)」…「そそっかしい」
…という表現があるらしいからですね。
なぜこういう言葉があるのか詳細は不明ですが。
英和辞典によれば「butter(バター)」は食品の「バター」、
「finger(フィンガー)」は「指(ゆび)」の意味があるようです。
そして最後に複数形の「-s」や過去形・形容詞に使う「-ed」をそれぞれ付けた形ですね。
なので「バターは滑(すべ)りやすい」→「(バターが指についているかのように)物をよく落とす人」→「そそっかしい人(butter-fingers)」みたいなイメージなのかもしれません(※この辺りは筆者の仮説ですが)。
つまり直訳すると、
「『そそっかしい人(butter-fingers)』は『バター(butter)』の『指(finger)』!」みたいに言えるかもですね。
…リアルに想像するとヌルヌルしてそうでイヤですが。
※
ちなみに今回のテーマについてネットで調べていると、
「butter finger(バターフィンガー)」という名前のお菓子も見つかりました。
外はチョコで、中にはピーナッツバターなどが入っているようですね。
このお菓子と、上記の表現の関係は不明ですが…。
でもこれを食べた後「指(finger)」を「バター(butter)」で汚れたままにしていると、
まさに「そそっかしい(butter-fingered)」と見られてしまうかも?
新型コロナウイルスが少し落ち着いてても、やはり清潔さは大事なので、
そこに関しては「不注意な人(butter-fingers)」でない方が、良いかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・バター:
関連用語:「マーガリン」*1
似てる用語:「バッター液」*2
*1:元々はバターの代用品として作られたらしい「マーガリン」については 10/15 「マーガリン」は「真珠(しんじゅ)」の輝きですか? ~「マーガリン」と「マルガリン酸」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「バッター液」については 7/2 生+英:「バッター」といえば「揚げ物(あげもの)」ですか? ~揚げ物の「バッター液/batter(バッター)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。