のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

3/14 生+社他:「シラス」は「丼(どん)」で食べられますか? ~「シラス(白子)」と「白砂(しらす)」と「シラス台地」の話~

 生活+社会+理科+国語の話ー。


 透明*1で小さな魚「シラス/しらす/白子」と、
 家の前に敷いたりする白い*2砂の「白砂(しらす)」、
 また「シラス台地」や地質の「シラス(白砂)」などの話を。


 前置き。
 今日は「ホワイトデー」ということで、
 「白(しろ)/white(ホワイト)」に関する魚、「シラス」を調べていました。


 まず①「シラス/しらす/白子」とは、魚の一種ですね。
 透明(とうめい)で小さな感じの魚という印象です。
 しかし「シラス」いう種ではないようで、
 国語辞典やWikipediaによれば、色んな魚の「体に色素がなく白い稚魚(ちぎょ)」の頃を、まとめてこう呼んでいるようです。
 (種類はイカナゴ・ウナギ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシ・アユ・ニシン・シラウオ・ウナギなど、色々あり得るようですね)


 で、そんな「シラス」は観光やグルメで名前を聞くことが多く、
 丼(どんぶり)に載せた「シラス丼」というものを聞くことも多いのですが。


 ただ、辞典などによると「シラス」と呼ばれる物は他にもあるようです。


 例えば②「白砂(しらす)/白州」という語は、
 玄関(げんかん)の前などに白い砂を敷き詰めたところを指すようです。
 また昔の奉行所(ぶぎょうしょ)…裁判をする所のものを、特に「お白州(おしらす)」と呼ぶようですね。
 時代劇(じだいげき)などでよく出てくる気がします。


 そして中学の地理などでも、九州の③「シラス台地」という物を習ったりしますが、
 国語辞典やWikipediaによれば、そもそも④「シラス」という地質(ちしつ)があるようです。


 この④「シラス」は「シラス/白砂/白州」などと書き、
 細かい軽石(かるいし)や火山灰(かざんばい)でできているようです。
 (名前の通り白い物が多いらしいですが、Wikipediaによれば違う色もありえるようです)
 普段は「シラス」とカタカナで書かれることも多いようですね。


 しかし①魚の「シラス」も、カタカナで書かれることが多くややこしいですね。
 なので「シラス丼」を注文したとしても、
 実はその「シラス」が、(地質の)④『シラス』を指している可能性もあるのかもしれません。
 その場合「(地質の)『シラス』を丼で食べられない…!」なんてこともありえるかもですね。
 …ファンタジーの砂を食べる種族とかなら、喜びそうですが。


 まあ上のことはあくまでジョークであり、
 現代で「シラス丼」を注文したら、多分魚が出てくるので大丈夫ですが。


 ただ筆者も魚の「シラス」や、家の「白砂」、「シラス台地」などについて、
 名前が似ているとは思っても、それぞれ深く意味を考えてきませんでしたね。
 魚の「シラス」の書き方さえ、今回調べるまでは知りませんでした。反省です。


 もちろん、名前が似ている物を「ややこしいなー」と終わらせても良いのですが。
 たまには踏み込んで、「じゃあ、それぞれどう書くのか?」とか、
 例えば「魚の『シラス(白子)』と地質の『シラス(白砂)』は、本当に関係が無いのか?」なんて考えてみてもいいかもですね。


 結果的に、「白い」という字だけが共通していたと分かっても、
 そうやって考えること自体が、ちょっと「面白い」かも?



 まあそんな感じで~。




 関連記事:『石を表す外国語セブン』*3


◆用語集
・シラス【魚】:
 関連用語:「たたみいわし(畳鰯)」*4


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