生活+英語+国語+ゲーム(アニメ)の話―。
杖(つえ)*1などを表す語、「ステッキ」についてのクイズです。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
昨日「ストック」*2について書いてから、
似た顔の「ステッキ」が気になったので、調べてみました。
※
まず「ステッキ」というと、杖(つえ)を表すイメージの語ですね。
特に洋風(ようふう)なものや、オシャレなものを表すイメージです。
「ステッキ」は、昔の時代のドラマではオシャレな紳士(しんし)・淑女(しゅくじょ)の方々が持っていたり、
またはファンタジーや、アニメ…魔法少女(まほうしょうじょ)的なヒロイン番組でも出てくるイメージですね。
(この場合は「魔法のステッキ」という感じですね)
そんな訳で有名な感じもする「ステッキ」ですが…。
さて、ここで突然ながらクイズです。
あなたはこの「ステッキ」を英語(アルファベット)で書けますでしょうか?
まあ良ければ考えてみて下さい。
…どうでしょう?
もちろん分からなくても大丈夫です。
まず和英辞典によれば、
「ステッキ」は英語では「stick(スティック)」*3や「cane(ケイン)」*4などというようです。
また国語辞典では「ステッキ」の欄で、(カッコされて)「stick=棒」と解説されていました。
(ちなみに「cane(ケイン)」については、棒状の飴(あめ)のお菓子、「キャンディ-・ケイン(candy cane)」というものもあったりします)
で、「stick(スティック)」は日本でも「棒」として有名なので、
後で分かってみれば「なーんだ」という感じもするのですが。
しかし、まず最初に「ステッキ」を調べるときに、簡単に「stick」が思いつくかは別の話かと思います。
…というのも、今回、筆者はまず「ステッキ」という音の響きから、
「ステ」っぽいアルファベット…「ste」で始まる言葉を英和辞典で探して、「あれ、無いな…?」などと思っていたからですね。
でもこの探し方だと「stick」はちょっと見つかりにくかったりします。
(「ste」で始まる語と、「sti」で始まる語は少し離れていたりしますし)
まあその後すぐに国語辞典などで調べて、「stick」にはたどり着いたのですが。
しかし今回でいう「ステッキ」のような、
「何となく知っている日本カタカナ語の響き」から調べようとすると、
逆に難しくなることもあるんだな…というのが、ちょっと面白かったです。
もちろん、知っている言葉をヒントにすること自体は良いのですが、
それにこだわり過ぎると、難しくなるかもって感じですかね。
(この辺りは長くなるので、関連テーマは後の追記で)
※
ところで話は変わりますが、
ネットで色々調べている途中、
「チョコスティック」や「ステッキ型のチョコ」などの言葉が見つかりました。
明日はバレンタインデーですし、どこかでこれらを見ることもあるかも?
少し探してみるのも面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに英和辞典でも、
「stick(スティック)」の欄(らん)に「ステッキ」が載っておりました。
なので「ステッキ」≒「stick(スティック)」と言ってもいいのかもですが…。
…でも例えば、魔法少女の「魔法のステッキ」が「魔法のスティック」に、
また逆に「野菜スティック」が「野菜ステッキ」になると考えると、ちょっと違和感もある気がしますね。
(本文で書いたように、「ステッキ型のチョコ」や「チョコスティック」ならあったのですが)
そう考えると、「大体・元々意味は同じ」言葉でも、
日本…あるいはその国で使われてきた歴史があるなら、
「同じ言葉ではなくなる」ことも、あるのかもしれません。
その意味では、タイトルやクイズにしておいて難ですが、
日本で言う「ステッキ」を表すのに、
「stick(スティック)」という言葉がぴったりこないこともあるかも、ですね。
追記2
ちなみに今回は「辞典(じてん)」…つまり本(ほん)を使う時の話をしていましたが、
しかしそもそも今の時代、何かを調べる時、
ネットを使えば、ちょっとのズレは問題なかったりします。
(由来や別名、表記ブレは結構ページに載っていて、検索に引っかかりやすくなっていたりするので)
なので今回のように「ステッキ」の初めを「ste」と誤解し、
見つけづらくなる…ということも、あまり起きないかもです。
しかし、ネットでは「みんなが知っている言葉」はかなり解説されていたりしますが、
「新しい言葉」についてのページなどは、まだ情報が少ないこともあります。
またかなり新しい物については、人(やSNS)によって意見が分かれて、正しい物が分かりにくいこともありますね。
なので新しい言葉…ブームや旬(しゅん)をどんどん追いかけたいぜ、という方は。
辞典はあまり使わなくても、その使い方などをちょっと知っておくと、
「みんながネットで混乱しても、私はいざとなったら辞典も使える…」
なんて、ちょっと安心感や満足感を得られるかもですね。
*1:「杖(つえ)」や「棒(ぼう)」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ストック」については 2/12 英+ドイ他:「ストック」の「ストック」はありますか? ~スキーの「ストック(Skistock)」と、「在庫(ざいこ)/stock(ストック)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「stick(スティック)」については 12/6 生+英:「棒(ぼう)」は手(て)に「くっつく」ものですか? ~①「stick(スティック)/棒」と②「stick/くっつく」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「cane(ケイン)」については 3/10 生+英他:「サトウキビ」は「砂糖(さとう)」の「杖(つえ)」ですか? ~「サトウキビ/sugar cane」と「cane」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。