のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/9 国+英他:「悪(あく)」も「ベッド」で休(やす)みますか? ~「温床(おんしょう)/hotbed(ホットベッド)」と「悪の温床」の話~

 国語+英語+社会(農業)+こころの話ー。
 「そりゃ悪人だってベッド使いたいよ…」的な話ではありません。


 温(あたた)めることで、植物の育ちを速くする「温床(おんしょう)」と。
 それに絡む「悪(あく)の温床」などの言い回し、
 そして「温床」に対応する英語、「hotbed(ホットベッド)」の話を。


 遅くなってしまったので簡単に。


 前置き。

 まず「温床(おんしょう)」とは、苗床(なえどこ)というものの一種ですね。
 ざっくり言うと「お米や植物(しょくぶつ)などを温(あたた)めて、成長(せいちょう)を速(はや)くする装置(そうち)・場所」みたいな感じです。
 (※装置と言っても機械とかではなく、土や木でできていたりするようですが。
  ちなみに国語辞典によれば「苗床(なえどこ)」とは、種(たね)をまいて苗を作るための場所、とのことです)


 で、ちなみに「温床」は、
 何故か「悪(わる)いものが育ってしまう場所」というイメージもあるようで。
 例えば「悪(あく)の温床」とか、「犯罪(はんざい)の温床」なんて言葉もあったりします。


 なので 筆者は「温床」を、どこか「怖そう」な言葉と思っていたのですが…。
 しかし英語にすると、ちょっと「和(なご)む」響きに聞こえるかもしれません。


 というのも和英辞典によれば、
 温床は英語で「hotbed(ホットベッド)」というらしいからですね。


 英語「hot(ホット)」は「熱(あつ)い」、
 「bed(ベッド)」には「床(とこ)」という意味があるので、
 「熱い(hot)床(bed)」→「温床(hotbed)」って感じですかね。


 英語圏の方にすれば、この「hotbed(ホットベッド)」は自然な単語かと想いますが。
 しかし日本では「bed(ベッド)」というと、
 いわゆる寝具(しんぐ)の「ベッド」のイメージが強いかと思います。


 なので「『悪』の『温床(おんしょう)/hotbed』」という言葉を、
 「『悪』の『ホットベッド/hotbed(温床)』」と言い換えると。


 意味は変わってないはずなのに、
 「『悪(あく)』も『(温かい)ベッド(hotbed)』で休むの…!?」
 みたいな感じがして、ちょっと「和む」感じも出そうですね。
 …まあ「hot/熱い」なので、温かいというには熱すぎるかもですが。ちょっと寝苦しそう


 ところで漢和辞典を調べてみますと、
 「温床(おんしょう)」には、「物事(ものごと)や思想(しそう)が育つのに適(てき)した環境(かんきょう)」という意味がありました。
 そのため、別に「悪いこと」限定の言葉でもないようですね。


 そう考えると、「善(ぜん)の温床」や、
 あるいは「優しさ(やさしさ)の温床」なんてものも、あるのかも?
 (そもそも学校や教育機関が、その役割なのかもですが)


 まあ、それらの「温床(おんしょう)」は、日常ではあまり使わない語かもですが。
 でも、もしあなたが「ベッド(bed)」等で休んで、
 スッキリしたから人に「優しく」できそう…なんて想ったら。


 「これが…優しさの『温床(hotbed)』ってやつか!?」
 なんて思ってみても、面白いかもですね。



 まあそんな感じで~。



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