生活+英語+体育+音楽の話ー。
スポーツで口にはめる道具…等の印象も強い語、「マウスピース(mouthpiece)」と。
スマホや電話の一部分、「送話口(そうわぐち)/mouthpiece(マウスピース)」の話を。
まだ風邪ぽっいので簡単に。
前置き。
まず「マウスピース(mouthpiece)」というと、
個人的には口(くち)にはめる・つける道具のイメージが強いですね。
例えばスポーツ…ボクシングなどの選手がはめていたり(例:口へのダメージ軽減)、
また医療(いりょう)のため(例:歯ぎしり防止など)に使われたりするイメージです。
で、一方「スマホ/スマートフォン」は機械(きかい)なので、
人間のような「口(くち)」はありません。
なので、上記のような「マウスピース」をつけることはなさそうに思えますが…。
…にも関わらず、スマホには「マウスピース」がついているようです。
というのも、「送話口(そうわぐち)」というものがあるからですね。
まず、ネットによれば「送話口(そうわぐち)」とは、
電話やスマホで「自分の声を相手に届ける部分」らしいのですが。
(逆に相手の声を聞く部分は「受話口(じゅわぐち)」や「スピーカー」というらしいです)
和英辞典では、この「送話口」について、
対応する英語に「the mouthpiece(ザ・マウスピース)」と書いてありました。
また英和辞典でも、「mouthpiece(マウスピース)」には「(電話の)送話口」という意味がありました。
何故「送話口」が「mouthpiece」になるのか、詳細は不明ですが、
ただ英和辞典によれば「mouth(マウス)」は「口(くち)」、
「piece(ピース)」*1には「(機械・セットなどの)部分品、要素」という意味があるようなので、
「(声を聞き取って相手に伝えるために)『口(mouth)』の近くに配置(はいち)される『部品(piece)』」
→「送話口(mouthpiece)」
…的な感じかもしれません。
(※あくまで仮説なのでご注意を)
で、上記のようにネットで調べた結果、
各社のスマホには「送話口」があるようです。
なので「『スマホ』に『マウスピース(送話口)』がついている!」と言えそうですが。
でもやはり筆者は、人が口にはめる「マウスピース」の印象が強いので、
ちょっと「スマホに(人みたいな)『口』があったのか…!?」って気分になって面白いですね。
※
ちなみに他にも「マウスピース」と呼ばれる物はあるようで、
例えば「楽器(がっき)などの口に当てる部分」も、「マウスピース」と呼ばれたりするようです。
スポーツ、医療、送話口、そして楽器の一部分。
それぞれの「マウスピース(mouthpiece)」は全然違いますが、
もしどれかを見ることがあれば、他のものを思い出してみても面白いかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・マウスピース:
関連記事:『歯を表す外国語セブン』*2
*1:英語「piece(ピース)」については 9/26 生+英:「ナゲット」は「ワンピース」になりますか? ~単位の「piece(ピース)」と「ワンピース(one-piece)」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:記事『歯を表す外国語セブン』については 11/8 理+諸外他:「歯(は)」を表す外国語7つ+α! ~今週の外国語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。