数学の話ー。サブタイは正確に言うと「ゾンビ*1と戦うための表面積知識」なので、
「表面積」*2自体が「うおおー!」とゾンビと戦うわけではありません悪しからず。
表面積とゲームの話です。「ゾンビ防ぐものを表面積からとらえてみよう」みたいな。
筆者は図形が苦手なので
数学・図形の「表面積(ひょうめんせき)」も苦手だったりします。
「体積(たいせき)」*3なら「底面(ていめん)*4×高さ」とかの単純なかけ算とかでいいのですが、
複雑な図形の「表面積」だと、底面積+側面積*5+上の面積……っていちいちやらなきゃいけないのが面倒ですね。
そこを簡単にする方法は思いつきませんが、ゲームと絡める方法はちょっと思いつきました。
ざっくり言うと「この罠を強化するのに鉄がどれくらいいる?」ゲームみたいな。
どういうことかというと。
以前ちらっと紹介した海外ゾンビゲ-ム『7Days to Die(セブン・デイズ・トゥ・ダイ)』*6では
罠を置いてゾンビを防ぐことができるのですが。
そこでは木の罠に鉄*7を貼って強化したりできます。
いわば「表面」を強化するので、これこそまさに「表面積」が関わる世界*8ですね。
(ゲーム中では表面積は問題にはなりませんが)
例えば「タテ1m×ヨコ1m×高さ1m」の四角いブロックがあったとしまして。
角柱の表面積=「側面積+底面積×2」になります。
「底面積×2」というのは本当は「上の面積+下の面積」なのですが、
特に曲がってる柱じゃなければ上と下の面積は同じなので「×2」で済ましてるわけですね。
で、側面積なのですが「四角い」ということは「横の面が4つある」ということなので
(サイコロの横の部分を思い浮かべるといいかもです)
その分の側面積を計算しなくてはなりません。なので
側面積の【(1×1)×4】+底面積の【(1×1)】×2
=4m²+2m²=6m²
って感じですかね。
「鉄が6m²」あれば、このブロックに鉄がまんべんなく貼れそうです。
まあ鉄をmやm²単位で数えることは少ないかもですが……。
でももしもあなたがゾンビ相手に立てこもることになった時、
「表面積」が理解できると、どれだけ材料がいるか目安が分かって、
意外と役に立つかもしれません。
まあそんな感じで~。
追記
鉄をmやm²で捉えるのがしっくりこない方は「ペンキ」で考えるといいかもです。
教科書の問題でも時々ありますしね。
実際に日曜大工とかプラモデルで役に立つかもしれません。
あとは局所的な『スプラトゥ-ン』*9みたいな感じで見てみてもいいかも?
「ここの範囲をまんべんなくペンキで塗ってやるぜー!」みたいな。
追記2
本文で書いた「表面積」に慣れた方は「厚み」を考えてもいいかもしれません。
1×1×1ブロックは「6m²」としましたが、
これを二倍の厚みにするなら単純に2倍量、
つまり6×2=12m²が必要になるわけです。
(ちゃんと計算しようとすると表面積と言うより体積になっちゃいますが)
まあ厚い方が強いわけで。「厚さ1cmの金庫扉」と「厚さ50cmの金庫扉」だと
たぶん全然耐久力が違うかと。
ただその分材料が必要になっちゃうのが難点ですが。
*1:「ゾンビ」については4/20 数学:速度(そくど)/ゲーム:スティーブ・イン・ゾンビシティ - のっぽさんの勉強メモ参照。
*2:「表面積(ひょうめんせき)」については12/3 地理+理科:日本とか、浮力とか、ソシャゲとかの話 - のっぽさんの勉強メモも参照。
*3:「体積(たいせき)」については 6/13 社+英:街づくりに関わる英単語 ~withシムシティ ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:立体などの底の面を表す語「底面(ていめん)」や、その面積「底面積(ていめんせき)」については 2/13 数学:図形/「○+△=○」だって? ~連立ヒント式~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「側面積(そくめんせき)」や、「側面積(そくめん)」については 10/20 生+英他:「サイドカー」を「押す」ことは「無理(むり)」ですか? ~「サイドカー(sidecar)」と「横車を押す(よこぐるまをおす)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:『7Days to Die(セブン・デイズ・トゥ・ダイ)』については7/21 地理:「バイオ―ム」2/追記:少し詳しく - のっぽさんの勉強メモ参照。
*7:「鉄(てつ)」については 5/17 学習:イメージ・ネットワーク ~色んな所にネタを探す~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「世界(せかい)」については 2/11 学習:世界(せかい) is テキストブック!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:『スプラトゥ-ン』については8/6 理科:酸性!アルカリ!『スプラトゥーン』!? - のっぽさんの勉強メモ参照。