のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

11/7 英+社:「未成年(みせいねん)者」は「マイノリティ」ですか? ~「minority」と「少数派」の話~

 英語+社会の話ー。意味ありげなタイトルですが深い意味はありません。
 「未成年(みせいねん)」や「マイノリティ」に関する話です。


 まずは前置きの説明を。
 「未成年(みせいねん)」はまだ年が「成年(せいねん)」に達していない方のことですね。
 時代・国によっても違いますが、日本では20歳未満の方が未成年とされています。


 そんな「未成年」ですが、和英辞典ではその訳の中に「minority(マイノリティ)」という言葉がありました。
 (主に法律用語のようですが)

 「マイノリティ」とは日本でも使われるカタカナ語であり、「少数派(しょうすうは)」などの意味合いで使われることが多いです。
 つまりあるグループを分けたとき、数が少ない方のことです。
 これは言葉の上では、圧倒的な少数派である必要はありません。
 例えば犬好きと猫好きの比率が「6:4」なら、けっこういい勝負であるように思えますが、
 そこでは猫好きが「マイノリティ」ということになります。
 また特に数が少なく、社会的に弱い立場の方を指すこともありますね(社会的マイノリティ)。
 ちなみに反対語は「マジョリティ(majority)」であり、「多数派」を指す言葉です。


 直訳すると「未成年者はマイノリティ」となり、「未成年者は少数派なの?」みたいな気分になりますが、
 マイノリティの元になる語「マイナー(minor)」は、「少ない」だけでなく「数が小さい」等も意味合いも含みます。
 詳細は分かりませんが、
 「大人に比べてより年少の」という意味で「マイノリティ」という言葉が使われているのかもしれません。

 まあもしくは単純に、この言葉ができた時代は、大人に比べて子供の数の方が少なかったのかもしれませんが。
 「成年」の方も「majority(マジョリティ)」、つまり「多数派」と同じ語で呼ぶようですしね。


 ともあれ。
 未成年者、ざっくり言うと子どもの数は時代によっていくらでも変わりますので、
 子どもの方が多い場合は、「マイノリティ(未成年者)がマジョリティ(多数派)」ということもあり得ますが…
 今の日本は少子高齢社会なので、子どもや未成年の割合は少ないですね。
 なので二重の意味で「未成年者」は「マイノリティ」であるかもしれません。


 「マイノリティ」という言葉は社会科などの「差別(さべつ)」の話で出てくることも多いので、
 「かわいそうだけど、自分からはちょっと遠いかも」と思っている方もいるかもですが。
 あなたも実は、色んな意味で「マイノリティ」であるかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。



追記
 「マイノリティ」という言葉は日本でもよく使われますが、
 全部の「少数派」がマイノリティと呼ばれるわけではないようです。
 例えばWikipediaによれば「数が少なくても強い、権力を持っている少数派」は
 あまり「マイノリティ」とは呼ばないようですね。 


追記2
 ちなみに数が多いからといって、「正しい」というわけではありません。
 本文で書いた「犬好き・猫好き」の例もそんな感じですね。
 そこを忘れると「多数決(たすうけつ)」がちょっと危険になります。
 例えば9割の人が誤った知識をもとに判断していて、
 1割の人が正しい知識を持っている、ということもありますしね。
 昔の「ガリレオ・ガリレイ*1の時代では、宇宙の方が回っているという「天動説(てんどうせつ)」が信じられ、
 そのことでガリレオの「地動説(ちどうせつ)」は否定されてしまいましたし。


◆用語集
・未成年(みせいねん):
 成年に達していない状態、またその状態の人を指す言葉。
 英語で言うと「minority(マイノリティ)」や「nonage(ノンエイジ)」など。
 現代日本では20歳から成人とされるが、昔の日本はもっと早かったようだ。
 Wikipediaでは「数え年」で12~16歳というので、約13歳から成人とされる可能性があったようだ。
 男子の成人の儀式は「元服(げんぷく)」という。(女性も江戸時代以降は元服といわれたそうだ)
 時代劇とか大河ドラマで「お前もとうとう元服か!」というセリフが出たら、「もうすぐ成人だね」ということ。
 ちなみに昔は大体今より早く結婚*2したり大人扱いされたりするが、主に平均寿命が短いためとされる。
 関連用語:「酒(さけ)」*3、「キュレーター」*4

・マイノリティ:
 「少数派」などを表す言葉。
 英語のスペルでは「minority(マイノリティ)」。
 ちなみにいわゆる「LGBT」*5の方が「性的マイノリティ」と呼ばれることは多い気もするが、
 古代ローマとか戦国時代では、男性同士のあれやこれやは割と社会文化的にあったらしいので*6
 正確に言うなら「現代社会、もしく現代日本においての性的マイノリティ」ということである。
 言葉としては、グループ作った時に異性愛者の方が少なければ、異性愛者の方が「性的マイノリティ」ということになる可能性もあるし(通常使われている語とはちょっと違うが)。


・マジョリティ:
 「多数派(たすうは)」などを意味する言葉。二つに分けたときに多い方。
 英語のスペルでは「majority(マジョリティ)」。
 関連楽曲:『サイレントマジョリティー』*7

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*1:ガリレオ・ガリレイ」や「天動説(てんどうせつ)」、「地動説(ちどうせつ)」については 11/26 歴史:幻想AR(げんそうエーアール) ~災害に神を見る、燃える火に精霊を見る~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「結婚(けっこん)」については 11/12 歴史:「結婚(けっこん)」「させる」側の気持ち!? ~ゲームを通して~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「酒(さけ)」については 7/23 歴+国:鬼は呑みます、蛇も呑みます ~酒と退治と未来の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:法律関係では「未成年の保護者」などを意味することもある言葉「キュレーター」については 5/30 英語:色んな「キュレーター」メモ(仮) - のっぽさんの勉強メモを参照。

*5:「LGBT」については 1/31 国語:言葉と色のイメージ ~赤っ恥、青二才~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:女性同性愛文化については筆者は不勉強であるが、興味がある方はレズビアン(女性同性愛者)の語源といわれる「レスボス島」などの単語を調べてみるといいかもしれない。

*7:楽曲『サイレントマジョリティー』については 7/17 音楽:音楽メモ(洋楽+邦楽など) - のっぽさんの勉強メモ を参照。