英語の話ー。
お店『ミスタードーナツ』様などのドーナツ「オールドファッション」などから
英語の「old(オールド)/古い」や「new(ニュー)/新しい」を学ぶ話です。
前置き。
この前テレビ番組の『ヒルナンデス!』*1で「ミスタードーナツ」のドーナツを紹介していたのですが、
その中に「オールドファッション」というものがありまして。
これは昔から変わらないシンプルなドーナツなのですが、
なんでも、その中身や味は少しずつ良いものに「改良」していっているそうです。
「変わらない味」なのに「変わっている」というのも面白いですね。
そもそもこの「オールドファッション」という言葉なのですが
英語のスペルでは「old-fashioned(オールド・ファッションド)」という、
「流行おくれ」「旧式の」「昔の」といった意味だったりします。
「old(オールド)」が「古い」、「fashion(ファッション)」が「服装」といった意味なので
「昔の格好をした→時代遅れの」ということなのでしょう。
ちなみに昔からあったものを新しくすることを「リニューアル(renewal)」といい、
「new(ニュー)/新しい」という部分が入っているのですが(接頭辞「re(リ)」は「再び」)。
これを上の「オールドファッション」の話と組み合わせると
「オールド(old)ファッションをリニュー(new)アル」となって、
さらに「古いものを古いままに新しく」という感じになりますね。
「old(オールド)」や「new(ニュー)」は英語の教科書でもよく出てきますが、
日常からそれらを学びたい時は、上のようなドーナツネタなどを思い出してみてもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。
追記
「定番(ていばん)」、「伝統(でんとう)」というように、
昔からみんなに愛されるもの、というのはあったりするようです。
なので、何でもとにかく新しくするのが良い、という訳ではないのかもしれません。
過去記事で書いたように、「オリジナリティ」とは「全く真似をしない」ことでもなさそうですし。
また知識について、
新しい世代の方は、「古いことなんて知りたくない」という方もおられるようですが、
同じ時代のライバルと勝負する時には、「新しいことを知っている」のはもはや当たり前、ともいえます。
つまり「同じ時代(生きている時代)の知識」だけでは、相手に勝てないわけですね。
すると、そこで「相手が知らないことを知っている」ことが入ってきますので、
古い時代や違った世界のことを知っていると、それが「武器」として使えたりするかもしれません。
同様に、外国語などを「自分がつきたい職業では使わないからサボる」という方もいらっしゃるのですが、
サボった時間で他のことを学ぶならまだしも、だらだらするだけだと少しもったいないかもしれません。
学校などで、どうせ同じ時間勉強しなきゃいけないのなら、ちょっと頑張っておくと、
将来のライバルに差をつける「余裕」が生まれるかもしれませんね。
◆用語集
・オールドファッション【ドーナツ】:
ドーナツの一種類。
・オールドファッション【英語】:
ちなみに音楽グループ「back number」の曲に『オールドファッション』(2018)というものがあり、昔の音楽グループ「Queen(クイーン)」の曲に『Good Old Fashioned Lover Boy(グッド・オールド・ファッション・ラヴァー・ボーイ)』(1977)というものがあった。
・オールドファッション【楽曲】
音楽グループ「back number」の曲。
テレビ、TBSのドラマ『大恋愛』の主題歌でもある。
・old(オールド):
「古い(ふるい)」などの意味を持つ英単語。
・new(ニュー):
「新しい」などの意味を持つ英単語。
新年の「Happy New Year!(ハッピーニューイヤー)」などでもおなじみ。
*1:テレビ番組『ヒルナンデス!』については 2/12 地理:地理マシーン/日本を食す! - のっぽさんの勉強メモ を参照。