のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

10/19 生+英:「スパークリングワイン」は「火花(ひばな)」を発しますか? ~「spark」と「sparkling」の話~

 生活(家庭科)+英語の話ー。
 スパーリングワイン自体はたぶん火花(ひばな)を出さないですが、注意は必要かもです。


 ワイン*1の一種、「スパークリングワイン」と、
 英語の「spark(スパーク)」、「sparkling(スパークリング)」などについての話です。



 前置き。
 (ネタ探しに)ノートを見ていると「スパークリングワイン」についてのメモがあったので、
 ちょっと調べなおしてその話を。


 「スパークリングワイン(sparkling wine)」と言うとお酒の「ワイン」の一種で、
 炭酸飲料(たんさんいんりょう)のように、泡(あわ)が立つワインのことですね。
 中でもシャンパン」が有名なので、聞いたことがあるかもしれません。


 普通のワインは、グラスに注(そそ)いでもそんなにシュワシュワ泡は立たないのですが、
 「スパークリングワイン」は注ぐと、炭酸飲料やビールのようにシュワーっと泡が立ちます。
 Wikipediaによればどうやらワインを作る時、発酵(はっこう)の時に炭酸ガスを抜かないと、泡が立ったりするようですね。


 さて、この「スパークリング」という単語が気になって調べてみたのですが、
 英和辞書によれば「sparkling(スパークリング)」「発泡性(はっぽうせい)の」という意味のほかに、
 「火花(ひばな)を発する」、「きらめく」、「輝(かがや)く」といった意味もあるようです。


 というか、これの元になったらしき「spark(スパーク)」という名詞の意味が、
 そもそも「火花(ひばな)」とか「火の粉」、「輝き」、あるいは「電気火花(でんきひばな)」と言ったもののようです。
 …かなり「火」や「雷」*2に関係している感じですね。
 液体であるワインに「水」っぽいイメージがある分、ちょっと意外です。
 (また「spark」という単語自体が「泡」という意味を持っているわけでは特にないようです。
  綺麗なワインがシュワシュワ泡を立てているところが、「きらめく」感じで見られたのかも知れません。ここは仮説ですが)


 ということは「スパークリングワイン」を日本語に訳し間違えると、
 場合によっては「火花を発(はっ)する(sparkling)ワイン(wine)」という風になってしまいそうですね。
 …なんか、一気に危険物感がします。



 まあ本物の「スパークリングワイン」は火花を出さないので大丈夫なのですが、
 アルコールを取りすぎると視界がゆがんだり、目の前がチカチカする可能性もあります。
 場合によってはそれこそ「火花(spark)」っぽいものが見えるかもしれません。


 飲んだ人の目の前が「sparkling(チカチカ)」なことにならないよう、
 お酒は成人になってから、ほどほどにどうぞ。



 まあそんな感じで~。



◆用語集
・スパークリングワイン:
 関連用語:「ぶどう(葡萄)」*3


・スパークリング
 似ている用語:「スパーリング」*4


・spark(スパーク):
 RPGなどで技・魔法名として出てくることも多い。その時は雷や電気属性だったりするが、意味からすると「火花」なので、むしろ火属性寄りかもしれない。
 ちなみにカードゲーム『遊戯王』(遊戯王OCG)には《E・HERO スパークマン》というモンスターもいる。
 関連記事:『雷に関する外国語セブン』*5、『炎を表す外国語セブン』*6





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