のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/14 国語:「帝(みかど)」に「言(い)」われて、「諦(あきら)め」ますか? ~「諦める」と「明らめる」の話~

 国語の話ー。


 「諦める(あきらめる)」という字の「帝(みかど)」*1の部分に着目しつつ、
 「明らめる」という言葉も紹介する話です。



 前置き。
 ブログのネタを考えている時に、
 ふと「『諦める(あきらめる)』という字の右はなんで『帝(みかど)』なんだろう?」
 と思ったのでその話を。



 まず、普段「諦める(あきらめる)」のイメージというと、何かを途中でやめることですね。
 もうそれ以上努力しても、目的(もくてき)が達成できないっぽい時や、
 あるいは続ける余裕(よゆう)などがなくなった時などに使う感じです。

 世間ではどちらかというと「ネガティブ」っぽいイメージの言葉かもしれません。
 (もちろん、ほどほどに諦める・見切りをつけるのは大事かと思いますが、それはそれとして)

 
 で、「帝(みかど)」というと、ざっくり言うと王様(おうさま)や、あるいはその上にいる偉(えら)い人のことです。
 「皇帝(こうてい)」といった言葉にも使われる字ですね。


 では「諦める」の「諦」という字の右側に、何故この「帝」という字が使われているのか?
 もしかして帝の権力(けんりょく)に逆らえず、何かをやめる意味が…?
 とか思いつつ調べてみましたが。


 そもそも漢和辞典によれば、「諦(たい)」という字は、
 「明らかにする」とか「思い切る」という意味を持っている…と載っておりました。
 そして逆に、手元の辞典には、冒頭で書いたような「途中でやめる」といった意味の「諦める」という意味は載っておりませんでした。


 そういえば、筆者がいつか聞いた仏教(ぶっきょう)関係の話では、
 「諦める」=「明(あき)らめる」ということで、元々は「明らかにする」という意味だ、というようなことを聞いた気もします。


 また念のために国語辞典の方も見てみたら、
 そこには①「諦める」②「明らめる」という、二つに分けて書かれておりました。
 なので国語辞典の方での「諦める」は、普段の「途中でやめる」みたいな意味で捉えられているようでした。


 ①「諦める」も②「明らめる」も本来は同じかもしれませんが、こうやって書き分けると分かりやすくはありますね。



 ファンタジーや昔の時代のドラマとかでは、
 時に悪い「帝」がワガママを言って、物を取り上げたりして、
 悪い意味でみんなに何かを「諦め」させたりすることもあります。


 でも、一方で「帝」が賢くて、みんなを助けてくれるような作品もあります。
 そちらでは、迷った人を後押ししてたりもするので、
 いい意味で、「帝のおかげで明らめる/思い切ることができた」ってこともあるかもしれません。



 さて、現代では「帝」になることはあまりなくとも、どこかの「リーダー」になることはあるかもしれません。
 あなたは二つの「あきらめる(諦める/明らめる)」の、どちらを人にあげられるでしょうか?



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみに漢和辞典で「帝(みかど)」という字も調べてみると、
 この字も成り立ちとしては「あきらかにする」「つまびらかにする」と言った意味を持っているようです。
 「天下で明らかに権力を持っている人」→「帝」みたいな感じでしょうか。



追記2
 ちなみに仏教には「四諦(したい)」という、仏教がいうとところの4つの真理(しんり)があるようです。
 ここでの「諦」という字は「明らかにする」という意味あいが強そうですね。
 Wikipediaによれば四諦の具体的な中身は①「苦諦(くたい)」、②「集諦(じったい)」、③「滅諦(めったい)」、4「道諦(どうたい)」というのだとか。…なんか「滅諦(めったい)」がえらく名前として強そうですね。
 ちなみに①「苦諦(くたい)」において、苦しみを説明するために、以前にも紹介した「四苦八苦(しくはっく)」*2という言葉が使われるようです。


追記3
 ちなみに「そういえばどこかに『アキラ・メル』って名前のキャラがいたような…」と思って調べてみましたが、
 検索ではそのものの名前のキャラがいないようでしたので、
 多分「VOCALOID」二次創作のキャラクターの「亞北ネル(あきた・ネル)」さんと、
 バーチャルYoutuberの「夜空メル(よぞら・メル)」さんの名前が混ざってしまったっぽいです。


◆用語集
・諦める(あきらめる):
 「やめる」という意味なら、英語では「give up(ギブ・アップ)」、「abandon(アバンドン)」、「resign(リザイン)」など。
 ちなみに「resign(リザイン)」はチェスで負けを認める時にも使うらしい。
 このようにゲームで負けを認めることを、「投了(とうりょう)」 という。
 関連用語:「撤退(てったい)」*3


・明らめる:
 「あからめる」と読んでしまいそうだが、ここでは「あきらめる」の方である。
 ちなみに「あからめる」という音では「赤らめる」という言葉がある。


・resign(リザイン):
 筆者としては、昔のゲーム『うみねこのなく頃に』でよく使われていたのが印象深い。


・投了(とうりょう):
 ゲームにおいて負けを認めること。
 英語では「resignation(レジグネーション)、」「surrender(サレンダー)」、「concede(コンシ-ド)」など。
 ボードゲームとかカードゲームをテーマにした作品では、よく悪役っぽい相手が要求してくるものである。
 例えば「お前に勝ち目はないぜ!早くサレンダーしろ!」みたいな感じに。


・赤らめる(あからめる):
 何かを赤くすること。
 主に「顔を赤らめる」とか「頬(ほお)*4を赤らめる」といったふうに使う。
 恋愛やラブコメなどの作品において、キャラの魅力の表現になりうる(≒「かわいい」)ので、
 大事なシーンで顔などを赤らめられるかが、その後のカギを握っているのかもしれない。
 ちなみにお酒を飲んでも顔が赤くなったりするが、その場合は酔っ払っていてダメな人として扱われる確率も半々である。注意が必要かも。



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